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アカイイト


ヨミ: アカイイト
掲示板をミル!
76カキコ!

このわたしはたったひとりの家族だったお母さんを亡くして――

――遺産として残されたお父さん実家を見るために、長いを行く電車に乗り――

とても不思議なを見た

思い出せないい記憶

群れ飛ぶりの

そして、悲しいをした懐かしいあのひと――

わたしの生まれ故郷でもある経観塚

そこでわたしかと出会い、そこでわたしかと別れる

過去現在(いま)、と現(うつつ)、わたしの記憶とわたしの血――

縁(えにし)の糸が絡まりあい、寄り合わさってひとつの絵を成し――

運命の輪がりだす

公式サイト[外部]より抜

概要

アカイイト
通常版 廉価版
発売日 2004年10月21日 2005年10月27日
価格 7,140 2,100円
プラットホーム PlayStation 2
ジャンル 和風伝奇アドベンチャー
年齢 15歳以上(CERO)
プロデューサー

本間

戸田

原画 Hal
シナリオ 智之
主題歌

世界で』

霜月はるか / riya

アカイイトとは、2004年にSUCCESSより発売されたPS2ADVである。

を基調とした公式サイトを見るとホラーな雰囲気を感じるかもしれないが、プレイヤー恐怖を与える演出や描写は少なく、ホラーやスプラッターが苦手な人でも較的とっつきやすいゲームといえる。

また、日本神話や民俗学、伝奇的な設定を多く含み、難解な用や設定とは裏読みやすく癖のない文体でストーリーもよく練りこまれているため、ADV好きにとって非常に良質な作品である。単を解説するための用集も充実しており、ヒロインの一人であるに「ムダ知識の宝庫」と称されている。

本作は主人公が特殊な血を引いているという設定があり、作中で出血したり吸血されるシーンが多く登場する。特にヒロインをあげる意味で行われる吸血シーンは「よくソニーチェックを通ったな」とユーザーから言われる程描写がされている。声優の演技も必聴。

特定ルートを経由していないとルート解放されない「ルート封印システム」を採用しており、初期の全く解放されていない状態だとほとんどのトゥルーエンドにたどり着けないどころか個別ルートにすら入れないヒロインも複数いる。

エンディングの数も当時としては多めで32種類。そのうち約半数は死亡するバッドエンドとなっている。しかし単なるハズレルートではなくある意味トゥルーエンド以上のドラマが描かれるバッドエンドノーマルエンドも多く、トゥルーエンド以外の評価も高い。とあるノーマルエンドは続編の「アオイシロ」でミニゲームとして登場した。いずれかのエンディングを迎えた時点でルート解放の条件を満たしていた場合は告知される。また全てのトゥルーエンドに到達するとご褒美CGが貰え、タイトル画面とBGMも専用のものに変化する。エンディングリストからエンディングシーン回想を閲覧することができるが、そのうちの1つは再生するとフリーズするバグがある。

巷では百合ゲーとして名高いが、特に百合好きでない人でも十二分に楽しめるため、機会があれば是非やってみることをお勧めする。当時PS2市場には百合とされる作品が少なかったため、ジャンル誌でも紹介されている。実は企画当初は男性主人公だったのだが、「から逃げ回りヒロインに守られる男性主人公ってどうなんだろう」という考えから女性主人公に変更された経緯がある。

2013年10月16日より、PS2アーカイブスとしてダウンロード版が配信。対応機種はPS3で価格は1,200円。生産終了後、入手困難な状況が解消された。

初回盤にはアンソロジーコミックが同梱されており、全ルートクリアを前提とした作品が多数収録されている。そのため最初に「ゲームクリア後に読むことを推奨」という注意書きがされていたが、それに気づかずネタバレを見てしまった人もそれなりにいた模様。また店舗購入特典のテレホンカードもあったが、コンシューマー作品とは思えないデザインが多数存在していた。デザインファンブックで確認できる。

本編の後日談(ユメイルートと言われているが実質はゲーム本編には存在しない全ヒロインエンディングを迎えた特殊ルート)を描いたドラマCD降魔」が発売された(初回盤には没シーンも含めた台本が同梱されていた)。発売数が少なかったため、ユーザーから何度も再販希望が寄せられ数回メーカーであるサクセスからの直販で再販されている。現在サクセス自体がコンシューマー事業から撤退しているため、入手困難な関連商品の筆頭に挙がっている。

BGMLittle WingMANYOが担当。作マッチしたBGM主題歌と並んで評価が高い。シナリオ担当の麓仕事とは関係なく書いたプロデューサーが発見したことを機に「歌詞を付けてほしいBGMユーザー投票で選出し2曲のボーカルCDを発売する」企画を開催。本編BGMである「いつかのひかり」と「泡」のボーカルバージョン主題歌合わせた4曲のインストバージョンを収録したCDが発売された(新曲の歌唱は霜月はるか)。CD自体は販売終了となっているが、霜月はるかワークスアルバムなどに楽曲が収録されている。

本作の舞台である経観塚の山にはモデルがあり、西東京の山で撮影した写真を基に描かれたことがプロデューサーブログられている(経観塚自体は東京からローカル線をほぼ1日乗り継いだところにある設定)。

シリーズ作品として「アオイシロ」が2008年に発売され、本作にはなかったスキップ機サウンドモードネタバレ解禁機を搭載、全ヒロインとの同時エンディングを迎えられるグランドエンドルートを用意するなど工夫されていたが、本作の評価をえることはできなかった。こちらの売り上げ次第では更なるシリーズ展開もされる可性があったようで、実現されなかったことをファンからは惜しまれている。その中には本作のPC版発売も含まれていた。

登場人物

主要人物

羽藤桂 (はとう けい) - 声:松来未祐

本作の主人公。「用意周到」を宗としているが、基本的にのんびりかつうっかりが多いため、周りからは心配されることが多い。しかし自分が「これ」と決めたものは命がかかっている危機の中でもやり通す芯の強さを持っている。人ならざるものが飲むと強大なを得られる贄の血を引く一族の人間で、その濃さは羽の中でも群を抜いており、それ故にに狙われることになる。大の日本びいきで和食落語を好み、即落語を披露することもできる。

一の親であるを失った後、遺産整理の下見として経観塚(へみづか)にある屋敷を訪れるのだが……。

百合作品への出演が多い松来未祐キャラクターの中でもトップクラスのはまり役として知られている。フルボイスゲームの台本は電話レベルに分厚いことが多いが、主人公である彼女の台本はそれが4冊もあったらしい。

千羽烏月 (せんば うづき) - 声:渡辺明乃

古の太刀・維斗を持つ、とした佇まいの少女。人になすを切る「切り」の役に就いており、とある任務のため、と同じ列車で経観塚を訪れる。普段は名門と名高い北斗学院附属の学生として過ごしているが、役のため出席率は芳しくない模様。

若杉葛(わかすぎ つづら) - 声:釘宮理恵

の屋敷に住み着いていた活発な少女。見かけにそぐわず神話・民俗学に詳しい、作中最年少ながら本作の蘊蓄担当でもある。の尾(おばな)を連れている。サバイバル術にも長けており、長年放置されて止まっていた屋敷の電気を復活させたのも彼女

浅間サクヤ(あさま -) - 声:真田アサミ

母親である真弓の親友で、にとっては頼れるのような存在である。真弓が亡くなった際はの後見人を買って出た。フォトグラファーの仕事のため経観塚で居合わせる。本業はルポライターだが現在はフォトグラファーとしての稼ぎの方が多いらしい。年齢不詳な外見だが、出入りしている出版社には20歳で通している。

その活発な外見からは想像しにくいが作中きっての料理上手で真弓料理叩き込んだのも彼女。以前手作りバレンタインお菓子を編集に持参したことがあるが、逆に気味悪がられたらしい。

ユメイ(-) - 声:皆口裕子

経観塚を訪れた際に、が見た不思議なに出てきた少女ピンチになったときは自身のが弱まったり自身が消滅する危険を冒してでも助けに来てくれる。懐かしさを感じるものの、彼女なのか思い出すことはできない。経観塚のご木に宿る「オハシラサマ」で、ノゾミミカゲと相対する存在。

パッケージと一緒に描かれているキャラクターだが、個別ルートの入り口からしルート封印があり、トゥルーエンドまでの封印の数も最も多い。

ノゾミ・ミカゲ(-) - 声:小林恵美

鈴の音と共に現れる双子高飛車ノゾミに対し、ミカゲは一歩引いた態度を取る。オハシラサマにより封じされているを「さま」と呼び慕っており、復活のために動いている。の血を飲むことでが増強され、復活の手段の一つとなるため、執拗に狙ってくる。人を操るを持っている。

大部分のシナリオで敵として登場するが、実は個別ルートが用意されている(ルート解放されるのは全体の最終盤)。個別ルートでは彼女らの過去られる。

サブキャラクター

ケイ(-) - 声:石井一貴

と同時期に経観塚を訪れた少年。かつて経観塚の祭を取り仕切っていたとの縁続きで、祭に協するためにこの地を訪れた。切りについての造詣も深く、要人物の何人かとは面識がある。

奈良陽子(なら ようこ) - 声:能登麻美子

クラスメイトで、出席番号はの一つ前。を「おもちゃ一号」に認定彼女をいじるのが日常。普段は早起きニワトリ生活がモットー。作中ではほとんど電話を通しての登場で、経観塚から帰ってきたときも後ろ姿だけで顔は描かれていない。廉価版パッケージ裏やドラマCDで初めて顔が描かれた。

余談だが、能登麻美子ハイテンションキャラを演じている数少ない例であり、スタッフロールで名前を見るまで気付かなかったユーザーも多かった。

東郷凛(とうごう りん) - 声:沢城みゆき

クラスメイトで、出席番号はの二つ前。本編でも「おさん」として存在はられるが本格的に登場するのはドラマCDの近所では有名なやんごとなき屋敷のお嬢様で、にとっては数少ない時代劇鑑賞仲間暴走しがちな陽子のストッパー的な役回りで、その際は実行使も辞さない。ドラマCDが合流するまでは蘊蓄担当でもあり、から対抗心を燃やされていた。

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最終更新日: 20/06/19 16:03
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