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この記事は曖昧さ回避です |
アラジンとは、『千夜一夜物語(アラビアンナイト)』の一つ『アラジンと魔法のランプ』の主人公である。
「علاء الدين」(Alā’ al-Dīn、アラーウッディーン)という功績を上げた人物に授与される尊称であった複合語が後代になって人名に転じたもので、口語発音に基づくアラーッディンの英字表記Aladdinがアラディン→アラジンと読まれカタカナ表記されるに至っている。
アラブ諸国、イスラーム諸国においてしばしば男性名として用いられてきたため、千夜一夜物語とは特に関係の無い文脈で見かけることも多い。
なお、『アラジンと魔法のランプ』自体は、実際は原典のアラビアンナイトには存在せず、18世紀のフランス語訳版にて当作の伝文をもとに訳して記載。さらに、これをもとにしたアラビア語の写本2つに欠けた部分が補てんされた。
大元のアラビアンナイトが復元に成功したおり、上記2つのアラビア語写本が比較された結果、二つともアラビア語原典からの直接的な写本ではない偽物と判断された。
これは「アリババと40人の盗賊」も同じであり、アラビア語の辞典にはないものを「孤児の話」と位置付けている。
要するに、アラビアンナイトそのものとは関連がない物語である。