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アル・ディ・メオラ(Al Di Meola)とは、1954年7月22日アメリカ合衆国ニュージャージー州ジャージーシティ生まれのギタリストである。
ラテン的でスパニッシュにアプローチした超高速の演奏や、それを正確にこなす高度なテクニックはジャズ・シーンに衝撃をもたらすだけに留まらず、他ジャンルのギタリストの関心をもジャズに向けさせた。
また、超高速の演奏や超絶的な技術ばかりが取り沙汰されるが、超高速でありながら、スウィープ・ピッキング等のトリック・プレイを嫌い、オルタネイト・ピッキングにこだわるなど、彼の高い技術力が、逆に彼が決して速さや技術だけのギタリストでないことを証明している。
1954年7月22日イタリア系一家の下に生まれる。
8歳でギターを手にし、9歳の頃にはもうプロを目指し始める。
また、この頃、師事したギターの先生がジャズ・ギタリストだったため、ジャズへの関心を持つようになる。
1971年名門バークリー音楽院へ入学。
しかし、バリー・マイルスのカルテットに参加するため、半年で退学する。
1974年このカルテットが解散。
そこに、チック・コリアから第2期となる”リターン・トゥ・フォーエヴァー”への参加を誘われ、これを受ける。
■azB000AU1M9I [1974年作品] |
■azB0000562P1 [1975年作品] |
■azB000056WGO [1976年作品] |
■sm684664[ニコ動]
『Romantic Warrior』収録曲
1976年第2期リターン・トゥ・フォーエヴァー解散、コロムビア・レーベルと契約。
同年初のリーダー作『Land Of The Midnight Sun』をリリース。
1977年最高傑作『Elegant Gypsy』リリース。
人気曲「Race With Devil On Spanish Highway」、パコ・デ・ルシアとのアコースティック・ギターによる競演が聴き所の「Mediterranean Sundance」 を収録。最高傑作の呼び声高し。
1978年3作目『Casino』リリース。チック・コリアのSenor mouseをカヴァー。
80年代に入ると、ジョン・マクラフリン、パコ・デ・ルシアとのスーパー・ギター・トリオで活動。
■azB000002AHM [1981年作品] |
■azB0012GMWAC [1983年作品] |
■azB0000567NO [1996年再結成時の作品] |
1983年コロムビア・レーベルから最後のリリースとなる『Scenario』を発表。
80年代後半以降になると、それまでのエレクトリックなイメージを一新、アコースティック・ギターを多用し始める。
また、アコースティック・ギターにシンセサイザーを同期させ、アコースティックだけではなく元のエレクトリックなプレイをも再現する。
■azB0009E32NY [1993年作品] |
■azB00005HO3S [2000年作品] |
■azB0000034CH [1990年作品] |
[画像][動] リベルタンゴ |
[画像][動] ミステリオ |
[画像][動] ギターとバンドネオンの二重協奏曲 |
[画像][動] オリエント・ブルー |
[画像][動] 天使のミロンガ~カフェ1930 |
1996年スーパー・ギター・トリオ再結成。
1998年エレクトリックへの回帰が見受けられる『The Infinite Desire』をリリース。
2006年エレクトリックに完全回帰した『Consequence of Chaos』をリリース。
2007年全編アコースティック・ギターによる『Diabolic Inventions And Seduction For Solo Guitar』をリリース。