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アレイスター=クロウリー(とある魔術の禁書目録)


ヨミ: アレイスタークロウリー
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魔術[外部]とは、意志に従って変化を起こす科学であり業である
(Magick is the science and art of causing change to occur in conformity with will.)

アレイスター・クロウリーMagick in Theory and Practice
※新約22巻にて引用あり

(・ ̄・)アレイスター=クロウリーとは、ライトノベルとある魔術の禁書目録』の登場人物である。

モデルは19世紀~20世紀にかけて活躍した同名の魔術師アレイスター・クロウリー(本名:エドワードアレクサンダークロウリー)。
本作のアレイスター=クロウリーもこの魔術師クロウリー本人という設定で、大部分は実在クロウリーと共通する。

CV:関俊彦


概要


学園都市の創設者にして最高権者である統括理事長。
世界最大の魔術結社黄金夜明〉に在籍し、後に〈〉を名乗る魔術師クロウリーその人。

聖守護天使エイワスから〈法の書〉の知識を授かった者、いは〈テレマ[外部]〉思想の提唱者、近代西洋魔術の全てを作った魔術師、トートタロットの編纂者としても知られている。
史実において〈マスター・テリオン(666)〉を自称本作ではマスターセリオンと表記。するように、本作でも大いなると等価の魔法名〈Beast666〉を名乗っている。

同業者は彼を「世界最高の魔術師」と呼ぶ。それと同時に「世界最大の邪悪」「食人」「変態」とも称され現実では「ジョン・ブル」にをつけられていた。その新聞は本作の「表の歴史」でも悪評の拡散に一役買っているらしい。、良くも悪くも彼以上に有名な魔術師など存在しない。

男にも女にも子供にも老人にも人にも囚人にも見えるという、どこか人外離れした印を与える人物だが、食わせ物でありながらVIP相手でも奇妙な言葉で話してくるローラ=スチュアートや、恩人であるカエル医者には人間臭い言動をとる事もある。

淡々とした口調で話すが、史実のクロウリーが「変人」と称される通り禁書でも変態ユニーク人間であったようで、蓋を開けてみればクールで思慮深いだけのイメージとは程遠かったりする。


魔術師クロウリー


アレイスター=クロウリー(本名:エドワードアレクサンダー)は19世紀に生まれた。クロウリーは根本的に科学寄りの人間だが、徐々に秘の世界に没入していくようになり、〈黄金夜明元ネタはもちろんイギリス魔術結社「明け団」。の創設者の一人であるサミュエル=リデル=マグレガー=メイザース[外部]に見出され、同結社に入団する。

黄金夜明』内ではいわゆるメイザースに属し、メイザースの護のもと魔術研究に没頭。『クリフォト』の図面を基に世界を再計算し、高次元存在の召喚を成功させてウィリアム=ウィン=ウェストコットの度肝を抜くなど、くから存在感を示していた。

細は後述するが、後にクロウリーは『魔術』の世界に反旗を翻す。
手始めに自身が所属する〈黄金夜明〉の内乱、史実では『ブライスロードの戦い』と呼ばれる静かなる闘争を仕組み、〈黄金夜明〉にわる全てを破滅に導いたのだった。

そして「ある男の手で編纂を終えた近代西洋魔術(黄金夜明の秘儀)の流出」を装い、世界クロウリー自身が竄した近代西洋魔術の全てを拡散。これによりクロウリーは近代西洋魔術スタンダードを作っている。作中に登場する近代魔術師クロウリーの亜流である。

エイワスの喚起 ~ 形を変えたテレマ僧院《学園都市》

クロウリーを徴するこのエピソードも忘れてはならない。
1904年、世界旅行中に最初の妻ローズ=ケリーの体を使い、聖守護天使エイワスを召喚。エイワスの知識を書き記した魔道書法の書〉を土台に、〈テレマ[外部]〉という秘思想を提唱した。

クロウリーは人類の意識をイシス、オシリス、ホルスの3つの時代(アイオーン)に切り分けている。
彼の持論によると『法の書』が完成した1904年に十字教は終焉を迎えており、今は人類がなる覚めを果たす〈ホルスの時代〉に移行済みらしい。

1909年、アフリカ砂漠で〈30のアエティール〉の召喚実験を開始。子のヴィクター=ニューバーを連れて行われた召喚実験の最中、〈セフィロト〉に潜む悪魔コロンゾン」を召喚し、セフィラとセフィラにわだかまる〈深淵〉を乗り越えようとした。

1920年から1923年までの間、イタリアのシチリにて活動この辺りの情報は第7巻(法の書編)が初出。ただしこの時点ではテレマの名はまだ出ていない。。シチリアに「テレマ僧院[外部]」を創設したが、史実通りたった一つのアクシデントにより閉鎖に追い込まれている。

1947年、表の歴史ではイギリスの片田舎死亡と記録されているが、実は魔術師討伐組織にフルボッコにされの息だった所をカエル医者に救われていた。
その後クロウリーは一度訪れた事もある日本へ渡り、形を変えた「テレマ僧院」である「学園都市を設立する。イタリアはシチリにて散ったテレマの夢を底的に科学に擬態させ現在に至る科学サイドまで幅を広げていった。

実に50年以上も魔術から身を隠しながら暗躍しており、「ある人物」を誘致して活躍させるためだけに学園都市を創るなど、裏で自身の構築した「計画(プラン)」を進行中。
現在は「窓のないビル」内部にある、弱アルカリ性培養液で満たされた巨大ビーカー(生命維持装置)の中で生き長らえている。


元ネタのクロウリーとの共通点


本作のアレイスター=クロウリーはまさしくエドワードアレクサンダー
近代西洋を代表する魔術師でありながら、その異常な言動から「史上最悪の魔術師」「変態」「食人」と呼ばれた人物である。
元ネタクロウリーは反キリスト思想(セレマ思想)を掲げているが、本作でもとある事情から十字教(キリスト教)を、もっと広い視点で捉えると「魔術というシステム全般」を憎んでいる。

クロウリー本人なのでエピソードや功績を挙げれば事欠かない。少なくとも禁書では本筋に関わる設定として以下の跡が触れられている(新約20巻時点)。

  1. 黄金夜明
    初出:1巻。ウェストコット、メイザース等の天才魔術師が創設した世界最大の魔術結社
    ヘルメス学、薔薇十字団(ローゼンクロイツ)の遺伝子を下地魔術の発展に大きく貢献し、近代西洋魔術の礎を作った。ウェイト、リガルディ、ベネットなど業界きっての凄腕の魔術師が集まったが、内紛と分裂を繰り返し衰退の一途を辿る。モデルイギリス魔術結社明け団〉。
  2. Magick系魔術[外部]
    初出:7巻。詳細は下記。史実にも存在するクロウリーの魔術体系。
    クロウリーが提唱したMagickは、意志に従って変化を起こす「科学」「技芸」と表現された。
    つまり科学サイド元ネタクロウリーの時点で薄々気付いていた人もいるのでは。

  3. 新約9巻でオティヌスが「を名乗るあの男」と言っているが、これは恐らく実在するクロウリーが創設したテレマ教を教義とする魔術結社〈〉の事だろう。所属メンバー、ヴィクターニューバーグの名も新約19巻で判明している。
  4. 法の書
    初出:7巻。聖守護天使エイワスクロウリーの妻ローズ=ケリーを使って口伝した魔道書
    難解な言で記され解読が全く進んでいないが、〈法の書〉の術式はあまりにも強大で、使用すれば十字教が支配する今の世界が終わりを告げると伝えられている。
    クロウリーは現実でも禁書でも「〈法の書〉が完成した1904年以降は、キリスト教(十字教)の支配体制が消滅したホルスの時代である」と述べている。
  5. テレマ(セレマ)
    初出:名前は新約17巻だが、概念自体は禁書初期から。
    クロウリーが提唱した思想であり宗教典は〈法の書〉。ギリシャ語で「意志」を意味する。
    テレマ思想では人の意識を3つの〈時代(アイオーン)〉で表す。この3つはエジプトの名を引用しており、十字教(キリスト教)の前の時代を〈イシスの時代〉、キリスト教が支配する時代を〈オシリスの時代〉、に隷属する時代を終え、人間と化す時代を〈ホルスの時代〉という。
    エイツやメイザース等と共に〈黄金夜明〉の中心人物だったとはいえ、〈〉系魔術師でもその思想を支持する者は少なかったらしい。
  6. テレマ僧院
    初出:名前は新約17巻だが、7巻でも示唆されている。
    学園都市」はクロウリーがシチリアに創設した「テレマ僧院」の形を変えた姿であった。
    本作でも少々触れられているが、実在するテレマ僧院は不慮のアクシデントで死者を出してしまい、マスコミ死亡した信者の妻から得た情報で記事を書き立て、クロウリーがムッソリーニから外退去処分を受ける程の問題に発展し、閉鎖に追い込まれている。
    本作でもクロウリーが何度か外退去処分を受けていたらしく、恐らくだ全に史実通りのことが起こったものと思われる。
  7. トート・タロット
    初出:新約14巻。GDタロットを基にクロウリーがデザインしたトート式と呼ばれるタロット問答型思考補助式人工知能(リーディングトート78)にも組み込まれている。
  8. 家族構成
    最初の妻「ローズ」、第一子「リリス」、第二子「ローラ」の他、愛人がいた事が判明している。
    史実では数多くの愛人何人かはクロウリーにとっての「緋色の女」。つまりベイバロンの体現者。が存在しており、リア・ハーシグレイラ・ワドル、ニネットシャムウェイドロシー・オルセン、ディアードレ・パトリシアマカパインなど何十人もの女性と関係を持ったが、結婚した女性ローズエディス・ケリーとマリアテレサフェラーリ・ド・ミラマーの2人だったようだ。
    史実での彼の実子は少なくとも5人。ローズとの子「ニュイ・マ・アサヌール・ヘカテ・サッポー・イザベル・リリス」と「ローラ・ザザ」、リアとの子「アンリア」、ニネットとの子「アスタルテルルパンテア」、マカパインとの子「アレイスター・アタテュルク」が確認されている。
  9. 魔法名「Beast666
    魔法名の元ネタはそのまま「黙示録の666」。
    先述した通り、史実では「666」「マスター・テリオン」を自称した。

『人間』アレイスター=クロウリー

クロウリーには迷エピソードも多い。
来日した際に大を見て感化され旨変えしようとしたり、酸素吸入なしで8000mをえる『K2登山』に挑んで失敗したり、社会的には無職だったり、それだけ聞けばカリスマ性の欠片も感じさせない。

また、彼は史実だとがつく変態であり、禁書どは元ネタ通りだったりする。
魔術に精通してたり、男性器の表現だけで3桁に達した超大作の官小説を執筆したり、儀式場に自分の精子を持ち込んで実験を始めたり、裸の像の局部を隠すための飾りをズボンに身に着けてパーティーに出席したり、同僚と韻を踏んだ下ネタトークを飛ばす等、上条に言わせれば人格が破綻したド変態クソ野郎である。

なのに中性的な美貌を持ち、特に何もしてないのに女からモテたらしい。努の必要がなかったからクロウリー自身は普通恋愛興味を持てなかったんだとか。上条「最悪だなリア充

カルティストとしては天才の部類だが、同時に失敗も多かった。
かしこの変人は「成功と失敗は等価値」と捉えており、成功すれば良し、失敗しても次に繋がる何かしらの成果が得られ、反動でさらなる飛躍に繋がるという、ある種ポジティブな考え方の持ちである。
よって仮に失敗しようが彼の作り出す流れそのものに大した変化はなく、成功と同じペースで構わず標へ邁進することができる。この考え方は後の「計画(プラン)」にも反映されている。

ある超越者が言うには、クロウリーの日記には涙の跡が染み付いているらしい。そこに世界最高の魔術師と呼ばれながらも魔術を憎み、『魔神』とならずに『人間』であり続けた理由が隠されているようだ。

[画像を見る] 以下、とある魔術の禁書目録の重大なネタバレが含まれています。
ピクシブ百科事典と記述が一部似てますが、同一編集者によるもので無断転載ではないです。書き直し大歓迎。

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最終更新日: 19/04/28 15:33
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