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エーテル(ether, aether)とは、
現代のファンタジー作品では天上界や霊魂から転じて、主に魔法的な源として扱われる。
以上から、空間は光波(横波)を伝える物質で満たされているのではないかと推論され、「場を満たす希薄な物質」という意味のエーテルと名称された。後にマクスウェルの方程式を元とするアインシュタインの相対性理論によって、光の物理学的現象の説明がより論理的に可能となり、また複数の実験的事実から、場を満たすエーテル論は否定されることとなった。
▲有機化合物のうち、構造式がR−O−R'(R, R' は有機基、O は酸素原子)の形で表されるものを指す。発見された当時ジエチルエーテルは極めて揮発性が高いために、「空に昇ろうとするもの」という意味でエーテルと名付けられた。実験室で溶媒として頻用されるジエチルエーテルを、単にエーテルと呼ぶこともある。
エーテルは揮発・引火しやすく、特にジメチルエーテル・ジエチルエーテルなど低分子エーテルはそれが顕著で、取扱いには注意する必要がある。また、環状エーテルの一種のクラウンエーテルは、その環の大きさに応じた金属イオンを選択的に取り込む性質を持ち、様々な分野で応用されている。
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