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オーラバトラー


ヨミ: オーラバトラー
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オーラバトラー』とは、アニメ監督として知られる富野由悠季氏が創造したファンタジー世界、「バイストンウェル」シリーズに登場する搭乗ロボットの総称である。オーラバトラーが活躍する作品には、テレビアニメ聖戦士ダンバイン」、小説「オーラバトラー戦記」、オリジナルビデオアニメ聖戦士ダンバイン外伝New Story of Aura Battler DUNBINE)」「リーンの翼」があるが、いずれも一種のパラレル作品になっており、その設定細部は異なる。

本項ではに、最も知名度が高い「聖戦士ダンバイン」のオーラバトラーについて、作中の大まかなストーリーを追いながら解説している。正確には「オーラバトラー」とオーラのあとに「・」がつくが、検索のしやすさ、記事の見やすさを考えて、「・」は未表記にした。ご了承願いたい。


概要


オーラバトラーは、バイストンウェルのアの地方ドレイク・ルフトが召喚した地上人ショット・ウェポンによって開発されたオーラマシンの一系統であり、オーラマシンが登場するすべての作品において、戦闘メカとして活躍している。

高度なと格闘を併せ持つ強戦闘兵器であり、その性は、はるか科学技術の進んだ地上文明のそれを駕するほどだが、驚くべきことにショットバイストンウェルに召喚されて、わずか数年のうちにこれを完成形に導いている。

短期間において研究成果を結実できたのは、ロボット工学の俊英と言われたショットの才飽くなき研究意欲、それを支えたドレイクの野心、さらに地上にはありえないバイストンウェルの生物特性によるところが大きい。


全てはミ・フェラリオから


サービスカット地上から召喚されたショット興味をいちじるしく引いたのは、ミ・フェラリオら一部の有生物だった。彼女らはその体重を浮かせられるとは思えないほど、小さく薄い羽で自由飛翔していた。ショットはその際に生じるのようなきを見て、地上では「オーラ」と呼ばれていた生体エネルギーの存在を確信。これを利用して動く機械の開発に着手した。

しかしバイストンウェルは文明が中世レベルで停滞しており、電子機器はおろか試験管ひとつ手に入れることができない。ショットは必要なものは自分で作り、ドレイクから与えられた助手たちに科学技術を教え込むなどして、この最初の難関をどうにか乗り越え、4年(地上換算で2年)の歳を費やして最初のオーラマシン「ピグシー」の開発に成功する。

ピグシーは三本足で走行する小機で、地上界のバイクに相当する乗り物である。材料としたのはバイストンウェルの大甲殻(通称:強)で、外殻はもちろん、オーラマシンの中核をなすオーラリキッドセイバーオーラ力の吸収転換溶液)、オーラマルス(駆動用筋肉)も、この強から作り出された。制御コンピューター代わりの生体ジャイロ代わりの三半規管は別の生物から取り出して移植している。これら材料面に関しては、のちに作られるすべてのオーラマシンに共通したものとなる。

このピグシーの稼働を見て、ドレイクは「奇跡の技だ」と大きな関心を寄せ、「最終的には飛翔する騎士を作りたい」というショットの意欲を強く後押しするようになった。


オーラボムの登場


大がかりな狩りが行われ、甲殻が加工しやすい強キマイラグが大量にショットのもとへ運び込まれた。その体組織の研究によって、ショットはついにオーラ力による飛翔メカニズムの解析に成功する。ミ・フェラリオキマイラグは、大気中のオーラを吸収、圧縮、転換して揚と推を生み出す飛翔コンバーターのような器官を体内に備えており、昆虫のような羽はその方向を制御する切り羽だった。

この発見に加え、ショットは地上のジェットエンジンを参考に、面すべてにオーラリキッドセイバーを塗り、器官内の圧縮を高めて噴射する、独自の飛翔コンバーターを開発した。この形式ならば、搭乗者のオーラ力は点火装置に等しいため、体の消耗はかなり低く、かつ航続距離を延ばすことが可だった。

こうして生まれたのが、初の軍事オーラマシンオーラボム「ドロ」である。円盤状の胴体に、火炎放射器を装備した4本の触手を持つこの兵器によって、ドレイクは当時コモン[※1]を荒らしていたガロウ・ラン[※2]の駆逐に成功する。

※1 バイストンウェルの中層。バイストンウェルに関わるどの作品で、要な舞台となる。
※2 バイストンウェルの下層「地の」の住人。素行のよろしくない人々。


オーラバトラーの完成と進化


これらの技術の蓄積をもって、ショットはいよいよ標であった「飛翔する騎士」すなわち「オーラバトラー」の開発にとりかかる。それは、ここまでの研究開発に要した苦難にべれば、ごく短期間で完成に至った。

数体の実験機を経て、最初に完成した量産機が「ゲド」である。 しかし人の機体はドロなどにべると、必要とされるオーラ力が高く、搭乗者が非常に厳選されてしまう結果となった。これではいずれ搭乗者不足となることを予想したショットは、オーラ力増幅器の開発を進めるいっぽうで、ドレイクに新たな地上人召喚を依頼する。

地上から呼びこまれた技術者ゼットライトショットにあっさり共鳴し、学生マーベルフローズンも渋々ながらテストパイロットを引き受けた。そうして開発が進められたのが、実験機のダンバインと新量産機ドラムロであるが、このころには周辺領たちがドレイクの動向を不審がり、開発現場にスパイを送り込むようになった。

ドレイクの下上を察知したギブンは、スパイを使ってマーベルの説得にあたる一方で、盗み出した技術により独自のオーラバトラーの開発にとりかかる。この技術流出はマーベル離反後も続き、さらにのちのショウ・ザマによるダンバインごとの離反が、反ドレイク連合の技術向上に大きく寄与したと思われる。

ゲドの次に完成したのが「ドラムロ」である。これには初期のオーラ力増幅器が搭載され、搭乗者の疲労を軽減したほか、追従性も向上。さらに生産性が高いこともあり、ドレイクの造反から戦争の最終局面まで、もっとも用いられた傑作機となった。ショットはこのドラムロを効率よく運用するために、ウィングキャリバーオーラシップも開発。こういった枝分かれが、オーラマシン進化をさらに加速させた。


地上界における性能


ダンバインバストールによる戦闘中アクシデント、そしてオーラマシン戦争によるバイストンウェル崩壊を懸念したジャコバ・アオンフェラリオ女王)などによって、オーラマシンは地上界に解き放たれたが、これはオーラマシンに新たな性を獲得させる結果となった。

地上界においては、オーラマシンのすべての武装がバイストンウェルでの使用にべて、数倍から数十倍もの威を発揮した。具体的な例では、単なる小火器に過ぎなかったオーラショットが、ナパーム弾並みの破壊となって東京都心を焼き尽くしている。さらに発散されるオーラ力が一種のバリアを形成し、誘導兵器レーダーを攪乱するばかりか、視による直接攻撃すら防いでしまった。

これらの現は、地上においてはオーラマシンそのものがオーラ力増幅器と化すこと、魂の安息所であるバイストンウェルに対し、の生命活動が行われている地上界の方がオーラ力に満ちていること、などの理由が推察できるが、正確なところははっきりしていない。このパワーアップショット・ウェポンにすら予想外だった。

そうしたパワーアップの究極が「ハイパー化」と呼ばれる巨大化であったが、これは戦闘力と引き換えにした暴走自滅にほかならず、オーラバトラーのパイロットたちを震え上がらせた。ハイパー化を起こしたのはジェリル・クチビ、トッド・ギネス黒騎士ショウ・ザマといった面々であり、一定以上のオーラ力の持ちが、感情を昂ぶらせることによって引き起こすようである。ハイパー化には個別記事もあるので、そちらも参照していただきたい。

これらのパワーアップは、地上界に追放されたドレイクらの野心をむしろ燃え上がらせ、各勢が地上界の々と協調したことで戦争はさらに化。ついには核攻撃にまで至ったが、オーラマシンのバリアはそれすら耐えきってしまう。強オーラリアを持つオーラマシンには、同等のバリアを持つマシンをぶつけるしかない。こうした反ドレイク連合の決断によって、戦争終盤では壮絶な体当たり攻撃が行われ、バイストンウェルと地上を巻き込んだ騒乱は決着した。


主なオーラバトラー


以下、劇中で活躍した各オーラバトラーの性や成果などについて解説する。

ゲド

全高 6.7メット
重量 5.1ルフトン
必要オーラ力 13オーラ
巡航速度 150リル
最高速 180リル

アの地方ドレイク・ルフトのもとで最初に完成されたオーラバトラー。

おそらくショットにとっては最初の標を達成した、という程度の機体に過ぎず、武装はオーラソードだけで、ワイヤークロー火炎放射器すら持たない。また、外殻材料となっているキマイラグは強の中でも軟らかく、装甲面ですら貧弱だった。必要オーラ力の高さもネックで全オーラバトラーを見渡してみても、数値が11以上に達する機体は、本機とビルバインしかない。

ただしキマイラグの甲殻を磨いて作ったコックピット前面のマジックミラー、頭部センサーによる周辺情報の補助、といった基本的な仕様は、以後の全オーラバトラーで採用されている。

ドレイクによって、アのの王フラオン・エルフのもとへ大量に献上されたが、これは恭順を装うドレイクの策のひとつだった。造反したドレイク軍は、性で上回るばかりか、飛び道具まで備えるドラムロ、ビランビーを中心に投入し、練度も士気も劣るアの正規軍を圧倒してしまった。

ドラムロ

全高 7.4メット
重量 6.9ルフトン
必要オーラ力 10オーラ
巡航速度 180リル
最高速 220リル

[画像を見る]

ショットゲドの次に完成させたオーラバトラー。ドレイク軍の初期から最終決戦まで運用された機体で、バーン・バニングスのようなエリートから、最下層の兵士まで幅広く搭乗した。

機体が丸く嬌のある形をしているが、これはゲドダンバイン材料となった強キマイラグが乱獲によって減したことと、その外殻が軟めのため、戦闘兵器としては強度に問題があった、という二重の理由による。ドラムロの材料は強ガッダーであり、独特のフォルムもその影である。

オーラコンバーター、イメージプロセッサ、飛行などの良、および火炎放射器フレイボム)の搭載によって、ゲドとはべ物にならないほど性が向上、安定している。オーラバトラーとしてはひとつの完成形と言えるが、マニュピレーターが3本だったことは騎士層に不評だった。しかし戦争が進むにつれ広く支給されるようになったビランビーは、ランチャー弾数が少なく、フレイボムに慣れた下級兵士にはドラムロのほうが好まれたという。

ダーナ・オシー

全高 7.6メット
重量 5.2ルフトン
必要オーラ力 10オーラ
巡航速度 160リル
最高速 190リル

野心を見せ始めたドレイクに対抗すべく、ギブンショットの助手をしていた鍛冶師ドルプル・ギロンを雇って開発したオーラバトラー。登場時期から考えて、すでに量産体制にあったゲド開発中だったドラムロ、ダンバインの設計図を参考にしたと考えられる。

基本武器であるオーラソードに加え、同時期の機体であるダンバインで採用された火発射式の火器(四連装ロケットランチャー)をくも導入している。手にはフレイボムも内蔵されていたが、何らかの理由により使えなかったらしい。

ドレイク側にはショットゼットのような地上人のエンジニアがいなかったため、試行錯誤の末にできた実験的な機体であり、数値的な性ではゲドより上だが、ドラムロを下回っている。にも関わらず、それなりの戦果をおさめられたのはメインパイロットを務めたマーベルフローズンが、よりもオーラバトラーの扱いに習熟していたおかげだろう。

しかし急速な進化を遂げるオーラバトラーの性にやがてついていけなくなり、マーベルはボゾンに乗り換え、ダーナ・オシーキーン・キッスに譲られた。その後、戦闘中の破損を機として棄されたもよう。

本機のデータはのちの反ドレイク側が製作するボゾン、ボチューン下地となった。

ダンバイン


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最終更新日: 16/05/13 17:30
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