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カブラヤオー


ヨミ: カブラヤオー
掲示板をミル!
7カキコ!

カブラヤオーとは、失速しないツインターボ日本競走馬である。


概要


競走成績は13戦11勝2着1回。皐月賞日本ダービーの二冠を制しており、三歳(当時の表記)から五歳にかけて記録した9連勝は日本中央競馬会における地連勝記録。
屈腱炎を発症して菊花賞を回避せざるを得なくなったり、五歳時の復帰二戦ゲートに頭をぶつけて震盪になって生涯一の二桁順位(11着)に敗れたりしつつも、結果的に引退レースとなった五歳オープン戦では62キロを背負いながらも優勝
入りしてからも内産種不遇の中でミヤマポピーエリザベス女王杯優勝)やグランパズドリームダービー二着)を輩出しており、そこそこ頑っていた。

と、ここだけ書くとただの一流なのだが、カブラヤオーが有名なのは成績以上にそのエピソードである。


狂気の逃げ馬・カブラヤオー


上記のように一流の成績を残したカブラヤオーなのだが、そのレーススタイルは「逃げ」である。
と言ってもマルゼンスキーサイレンススズカみたいに生まれ持った絶対的なスピードで他を圧倒するわけでもセイウンスカイサニーブライアンみたいに絶妙なペースで後続を封じるわけでもなく、ツインターボかよ!って言いたくなるぐらいにただひたすら逃げるのである。

 例を挙げると、例えば皐月賞2000mのレースだというのに前半1000mを589という1000mレース並のタイムで通過。後に「殺人ラップ」「狂気のハイペース」と呼ばれるハイペースである。そしてその言葉通り、同レースでカブラヤオーに競りかけていったレイスプリンターは、レース中に折しまい、最下位入線後に予後不良の憂きを見ている。

そして続く日本ダービー。カブラヤオーは皐月賞から直行せず、ダービートライアルNHK杯を使ってからダービーに出走。そのNHK杯では大外を回って差し切り勝ちを収めており、さすがにダービーじゃ皐月賞ほど理しないんじゃないか?という予想もあったとかなかったとか。

もちろん甘い考えでした。

今度はトップジローというに競りかけられつつも最初の1000mを586、1200mを1分118で通過。日本ダービーは当時も2400mであり、皐月賞よりも長い。なのに皐月賞を上回るハイペースで逃げたのである。
どれぐらいヤバいペースかというと、1200mの走破記録が破られたのは2000年日本ダービーになってからで、しかも逃げたマイネブラウは失速して14着に惨敗、勝ったのは追い込んだアグネスフライトという結果になるぐらいのハイペースだった。

もっとも、それ以上にヤバいのは、そんなペース皐月賞日本ダービーも勝っちゃうカブラヤオーである。ダービーに至っては苦しさのあまり口を割ってフラフラしながら後続を突き放すという、圧勝とか完封と言うにはあまりに狂気すぎる勝ちっぷりを見せつけた。
ちなみに皐月賞ダービーには後の天皇賞エリモジョージ天皇賞二着ロングホークが出ていたのだが、カブラヤオーの影も踏めずにレースを終えていたりする。
もっともこんな芸当が出来たのはカブラヤオー自身の驚異的な心肺機のおかげであり、他の真似したら普通は潰れる

そんなカブラヤオーだが、幼少時に他のに蹴られて非常に臆病なになったという。つまり逃げという戦法も、自ら選択したと言うより選ばざるを得なかったのだ(NHK杯で差し切り勝ちした際に大外を回ったのも同じ理由)
こんな事情もあり、カブラヤオーが逃げる本当の理由は極秘とされていて、真実明らかになったのはカブラヤオー引退から十年が経過した1980年代後半のことであった。
ちなみに全ミスカブラヤはエリザベス女王杯追い込み勝ちを収めており、カブラヤオーも気性の問題がなければ理な逃げを打たずとも普通に勝てたのでは?と言われている。


テスコガビーとの因縁


上記のようなエピソードで有名なカブラヤオーであるが、同期であり最強議論にもよく名前の出るテスコガビーとの因縁もられている。
との対戦は東京4歳ステークス(現在共同通信杯) だけなのだが、このレースでクビ差の接戦(勝利したのは)を演じたこと、同じ逃げ同士だったこと、両騎手が同じ菅原泰夫騎手であることから、ロングエース全盛期にカブラヤオーと対戦していないエリモジョージよりもテスコガビーこそがカブラヤオーのライバルという論調もある。

なお、テスコガビーは繁殖入り前に心臓麻痺逝しており、カブラヤオーとの子どころか産駒自体がいない。


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最終更新日: 12/03/06 03:38
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