7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します
![]() |
この記事は第156回のオススメ記事に選ばれました! カワサキか… |
カワサキモータースジャパンとは、兵庫県に本拠を置く川崎重工業のレジャー・汎用機部門である「川崎重工業モーターサイクル&エンジンカンパニー」の販売を行う子会社である。
明治時代に造船業として起業した川崎重工業は1958年に二輪車製造業を明発(メイハツ)のブランド名で開始。
この背景には当時重工業メーカーとしては国内有数であった川崎重工業が、さらに世に名を知らせるための広告塔とする意図があったとされている。既に大成しているメーカーから子会社的に誕生したという点が、国内バイクメーカーとして名高い他のホンダ、ヤマハ、スズキとは異なる。
「カワサキ」の名は1961年の社名変更(カワサキ自動車販売)の際に用いられたのが最初。
1964年にメグロを吸収し、大型二輪メーカーとしての地位を確立する。
1993年に「カワサキモータースジャパン」に社名変更、現在に至る。
流行に流されることなく、むしろ自らが流行を開く。細かいことは気にしない。馬力こそパワー。曲がらなきゃ根性で曲げろ。
そんな男気溢れるイメージから「漢カワサキ」とも呼ばれる。
その一方、オイル漏れ・ギヤ抜け・異音・故障すらデフォとする姿勢は他社バイク乗りから様々な思いを込めてこうも評される。
「カワサキか…」
と。
オイル漏れや異音・故障に関しては、極一部の戦闘機乗りから愛された三式戦闘機「飛燕」からの伝統であるため、気にしてはいけない。
現在ではそういった面も過去の思い出話となりつつあり、ZZR1100(D型)の頃に言われた「なんかホンダっぽい」という誹謗意見に代表されるように、むしろしっかりとした作りをしているという評価も多い。
しかし長年培われたイメージと、近年のカタログに並ぶやたらと個性的な面構えのマシンからも「カワサキか…」と言わしめる強烈なキャラクター性は失われていない。
■sm9575409[ニコ動]
■sm9575481[ニコ動]
■sm12627991[ニコ動]