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昭和作品と平成作品では一部設定や世界観の違いから、「昭和ガメラシリーズ」と「平成ガメラシリーズ」に分けられる。
更に平成シリーズは徳間・大映版権の「平成ガメラ三部作」と角川版権の「新生版ガメラ」に区別される場合が多い。
現在の作品の権利は全て角川にあり、Blu-ray版などは同社からの発売となっている。
▲湯浅憲明監督作。第2作目のみ田中重雄が監督、湯浅が特技(特撮)監督に就いている。
ゴジラシリーズの大ヒットを受けて大映が生み出したいわゆる「便乗映画」だったが、非常に切ない結果に終わった松竹の『大巨獣ガッパ』および日活の『宇宙大怪獣ギララ』などと違い、計8作に及ぶ人気シリーズとなった。日本の怪獣映画でゴジラ以外に5作以上の続編が作られたのは本シリーズだけである。
一方で当時の監督いわく「回を重ねるごとに予算と時間を減らされた」という相当な強行軍での制作であったとの事。
71年、大映倒産により終焉。ついでにいうと8作目の『宇宙怪獣ガメラ』はそれまでの映像を繋ぎ合わせた部分が大半を占める総集編のような詐欺OVAのような作品である。
金子修介監督作。特技監督に樋口真嗣。脚本は伊藤和典。
全3作のみの製作であるものの、地上から怪獣を見上げるようなカメラワーク、効果的なCGの使用、リアリティが高く考察も丁寧な脚本などから特撮ファンの間ではどれも非常に評価が高い。同じ時代の平成VSゴジラシリーズと比べて人が血を流す、生きたまま喰われるなどの残虐描写が見られるが、監督の金子によると「このシリーズの対象年齢が小学高学年程度のため」との事である。
第1作・第2作はそれぞれ星雲賞を連続受賞しており、ヨコハマ映画祭・日本アカデミー賞・ブルーリボン賞などでも数多くの賞を受賞し、絶賛された。特に第2作は日本SF大賞を映画として始めて受賞するなど、「近代特撮の最高峰」とも言われる。
しかし、昭和シリーズを担当した湯浅からは「あれではガメラ映画ではない」と酷評を受けている。
ちなみに制作費は1本当たり5億円と非常に低予算である。特撮ファンからの評価に反して一般ウケは悪かったのか3作目で終了。
田崎竜太監督作。脚本は龍居由佳里。
71年の倒産後、徳間書店が子会社化していた大映からガメラの製作権を含む全事業を角川が買い取った事から今作は角川映画の製作になっている。
本作においては昭和時代への原点回帰を図ったのかガメラと子供達の交流を主軸にした物語になっているのが特徴である。
シリーズ化の意図があったのかは不明だが、平成作品3作分の制作費=15億円と言う大金をつぎ込んだにも関わらず、興行収入はわずか4億円という悲惨なこけ方をしてしまったためか、現在の所続編製作の気配はない。
だが、2011年、角川書店社長の井上伸一郎が、自身のtwitterにて「ガメラの生誕50周年にあたる2015年までには何らかの形で新しいガメラをお見せしたい」と発言していた。
それ以外にも「期待してくれてよい」「平成3部作とは別の形での魅力的なアプローチを考えたい」と、シリーズ継続の可能性を感じさせる発言を複数行っており、 その後の『平成ゴジラパーフェクション』が好評だった事をうけて展開されたパーフェクションシリーズの専門ムック本『平成ガメラパーフェクション』でも2015年には新しい情報の公開をファンに約束していた。
そして2015年10月9日にニューヨークで開催されたComic-Con2015にて石井克人監督制作によるガメラシリーズ生誕50周年記念作品が公開され、ガメラファンの間で大きな話題を呼んだ。
ただし、それ以外に具体的な続報はなく、本作が新作映画の公開特報に当たるものだったのか、あくまでファンサービスとしてのPVでしかなかったのか、詳しい事は現時点では不明のままになっている。
『ガメラ3 邪神覚醒』関連の番外作品。
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