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キタサンブラック


ヨミ: キタサンブラック
掲示板をミル!
212カキコ!

キタサンブラックとは、2012年まれの競走馬である。サブちゃんの称で親しまれている演歌歌手北島三郎(正式な名義は個人事務所大野商事)。

な勝ち
2015年菊花賞(GI)プリングステークス(GII)セントライト記念(GII)
2016年天皇賞(春)(GI)ジャパンカップ(GI)京都大賞典(GII)
2017年大阪杯(GI)天皇賞(春)(GI)天皇賞(秋)(GI)有馬記念(GⅠ)


デビュー~3歳春


ブラックタイドは、日本が誇る名であり名種でもあるディープインパクトの全佐藤心シュガーハートサクラバクシンオーという血統。これだけ見れば短距離~よくて中距離という血統である。サブちゃんが「顔が男前で惚れた」という理由で購入。

東・清水久詞厩舎に入厩。デビューは3歳の1月較的遅めだった。新戦は後藤浩輝勝利。2戦の条件戦から北村に乗り替わって勝利し、続けて皐月賞トライアルのスプリングSに出走。このレースには共同通信杯を制したリアルティール、2歳王者ダノンプラチナといった人気も出走していたため、5番人気地味な評価に甘んじる。しかしレースでは2番手先行から最後抜け出し、後続の追撃を制して傷の3連勝を決めた。

元々本格化に時間がかかると見られていたのでクラシック登録をしていなかったが、この活躍に営はクラシック出走を決意し、追加登録料を払って皐月賞に出走する。ここでは北村が騎乗停止のため浜中俊に乗り替わり、ドゥラメンテリアルティールに続く3着と健闘した。しかし北村上が戻った日本ダービーではハイペースを果敢に追走したためか、直線で潰れて14着と大敗(勝ちドゥラメンテダービーレコード叩き出している)。ほろ苦い3歳を経験し、へと向かうことになる。


サブちゃん悲願の3歳秋


セントライト記念勝利して菊花賞コマを進めた。しかしセントライト記念菊花賞と相性の良くないレースとされており(セントライト記念組の菊花賞2001年マンハッタンカフェが最後)、他にも2400mのダービー敗しているし、何よりサクラバクシンオーだしやはり短距離ではないかという様々な不安要素から、最終的に5番人気に留まる。

迎えた本番。向こう正面で各位置取りがまぐるしく入れ替わる乱ペースとなる中、惑わされずに中団待機してスタミナを温存する。最終コーナーから直線ではイン麗に突くと、リアファルも差し迫るリアルティールをも競り落とし、G1勝利ドゥラメンテの戦線離脱や上がりの台頭もある中で三冠全てに出走し、見事に最後の一冠を射止めたのであった。
サブちゃんにとっても初のG1制覇であり、清水調教師にとっても初のG1。更にブラックタイドからも初のGⅠ。そして菊花賞史上最重量(530キロ)での優勝シンボリルドルフ以来のセントライト記念からの菊花賞勝ちと、何気にめでたい記録の並んだG1勝利であった。表式では、以前からG1勝ったら歌うと言していたサブちゃんによる『まつり』のワンコーラスが披露されるステージとなり、まさに『キタサン祭り』といえる菊花賞となった。

年末の有馬記念に出走決定するも、北村が負傷のため横山典弘に乗り替わり。今回はスローで逃げる形となり、直線でゴールドアクター万年2着サウンズオブアースに差されたものの3着にり込んだ。サブちゃんは勝ったら表式で今度は『まつりフルコーラスを披露すると言していたが、負けたものの競馬場に集まったファンのためにと音付きのフルコーラスを大熱唱。こうしてキタサンブラック営の熱い2015年は終わった。


4歳~飛躍・そして主役へ~


年が明けて2016年。4歳初戦として大阪杯が選ばれたが、北村の負傷復帰が伸びたせいもあってか武豊に乗り替わり。大阪杯は例年メンバーになることは有名だが、この年も出走11頭というフルゲート割れながら、G1はキタサンブラック・ラブリーデイ(宝塚記念天皇賞)・イスラボニータ(皐月賞)・ショウナンパドラ(秋華賞ジャパンカップ)・ヌーヴォレコルト(オークス)の5頭というメンツだった。そのせいなのかまた5番人気でしたよ。レースはまたもスローで逃げる展開となったが、最後は同じ4歳アンビシャスにゴール前でクビ差かわされ、惜しくも2着となった。

次戦は天皇賞(春)上は継続して「平成男」武豊。そして内有利である、そして先行のキタサンブラックにおいて最高の最内11番を引く! のに1番人気は結果がボロボロの外である817番を引いたゴールドアクターに奪われて2番人気となる。なぜなんだ…。この時点で過去最高の人気ですけどね。
レースは最内と好スタートを生かしてハナを切り、1000m1.01.7と武の見事なペース配分でマイペースの逃げに持ち込んだ。直線では虎視々と後ろをついてきていた8歳カレンミロティックに一度はかわされるが、ここからがキタサンブラックの頂。ゴール手前で猛然と差し返し、ハナ差で天皇賞を制覇、GⅠ2勝をもぎ取った。上の武豊にとってはディープインパクトで勝って以来の7勝、そして中央GⅠ通算70という記録づくめ。さらに意外なことに中央GⅠ初の逃げ切り勝ちでもあった。ちなみに1番人気だったゴールドアクターは外も災いしてか12着に終わった。天皇賞の1番人気問わず呪われてる気がするがホントになんなんだろうか・・・。

グランプリ宝塚記念では、闘が評価されてファン投票1位に選出される。しかし、馬券の方は同期の二冠ドゥラメンテに譲っての2番人気。まあこれは仕方がない。レースでは前3走と同じく逃げを打つが、今度はさすがに警されており、他マークを受けながら稍重の馬場前半1000mを59ペースで走る厳しい展開。これは持たないと思われたが、最後の直線に入ってもマークしてきた達が後方へと沈んでいく中、り続ける。最後はマリアライトドゥラメンテに交わされての3着であったがその差はわずかアタマ差。破れはしたものの、レースが上手いだけでないの実であることを示した。

活躍が他にいない冠名、パッと見短距離向けな血統、騎手の腕や好展開に助けられての勝利等々…色んな要素が絡み、デビュー以後一度として1番人気というものを経験したことがなかったが、初戦の京都大賞典はさすがにメンバーもあって、初めて1番人気を背負って立つことになった。久しぶりに2番手からの競馬だったが、直線で敢然と先頭に立つと、アドマイヤデウスの追撃を交わして勝利ジャパンカップに向けて順調にを切る。

ジャパンカップには同じく前戦を制したゴールドアクターやシュヴァルグラン2016年皐月賞レコードタイムで制したディーマジェスティといった新も集まる中、1番人気の支持を受けた。1年前を思えば感慨深い状況だよね。
と同じ11番からいつも通り勢いよくゲートを出ると、あとは武豊とキタサンブラックの独壇場。上の意のままにスローラップを刻み続け、直線に向いてからも余十分。追い縋る後続に決定的な差をつけて勝した。これまでで一惨敗したダービーと同じ因縁の舞台東京2400m戦を見事に逃げ切ってみせたのである。
体調の思わしくなかったサブちゃんにとっては涙涙の、「まつり」を歌わずにはいられないG13勝武豊にとってもジャパンカップは単独最多の4勝久々気持ちいい勝利であった(2010年ローズキングダムで繰り上がり勝利しているが、先頭でゴールしたのは10年前の2006年ディープインパクト以来)。

同世代の二冠ドゥラメンテ折で戦線離脱、そして4歳の宝塚記念を最後に引退とその実を存分に発揮できなかった中、後を受けるかのように世代の代表格として着実に戦い続けるキタサンブラック。差し追込全盛の現在競馬ではしい先行~逃げの走りで、高レベルと評される現3歳世代とどう渡り合っていくのか。

その結論を出す舞台となった有馬記念。相手は前年の覇者ゴールドアクター、そして3歳代表の菊花賞サトノダイヤモンドゴールドアクターJCの敗戦もあって評価を落とし、キタサンブラックはサトノダイヤモンド人気を分け合う。好スタートを決めたキタサンブラックは飛ばしていったマルターズアポジーの2番手に控えいつも通りのレース・・・と思われたが、3手前でくも上がってきたサトノダイヤモンドプレッシャーをかけられると、その後ろを上がってきたサトノノブレスにもつつかれて僅かに余裕を失ってしまう。それでも直線でゴールドアクター全に抑え込み押し切り濃厚と思われた刹那、狙い澄ましたように飛んできたのがサトノダイヤモンド。キタサンブラックも食い下がったがクビ差で捉えきられてしまい2着敗戦。武豊は「組織の差かな…」と悔しがった。しかし実質逃げるような位置から自分をマークしていた相手にクビ差までれるのだから負けて強しである。ゴールドアクターもキタサンブラックに半身差まで迫っており、人気3頭がを出し尽くした、熱したグランプリとなった。

2016年は6戦3勝2着2回3着1回で複勝率100%。年間を通じた活躍を評価され、サトノダイヤモンドやモーリスを抑えて年度代表いた。ちなみに天皇賞(春)を勝ったが年度代表になるのはディープインパクト以来10年ぶりである。この頃長距離は評価が芳しくないが、キタサンブラックは久々に古王道戦線で強さを見せてくれた。歩んできた路線も含め、なんだか昔ながらの強って感じがする。


5歳~これが王者~


2017年はドバイ遠征と大阪杯の両にらみであったが、内に専念ということでGⅠ昇格初回の大阪杯に出走をすることになった。前年のダービーマカヒキや、香港ヴァーズを勝ってようやく本格化してきた同期のサトノクラウン、前年の大阪杯でキタサンブラックを破っているこれまた同期アンビシャス、2000mGⅠでは2着2回3着2回のステファノスなど粒ぞろいのメンツが集うも堂々の1番人気レース有馬記念に続いてマルターズアポジーがかっ飛ばして逃げ、キタサンブラックはロードヴァンドールの後ろで3番手追走。サクラアンプルールがつついてくるも一切動じず、4ロードヴァンドールを抜いて直線に入りあっさりマルターズアポジーも抜くと、ステファノスをはじめとする後ろに続くを寄せ付けずに楽々勝利。昇格初回のGⅠタイトルを手にした。上もまた地GⅠ全制覇のが近付いた。


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最終更新日: 18/01/07 18:57
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