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ギリシア神話


ヨミ: ギリシアシンワ
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ギリシア神話とは、紀元前の古代ギリシアから伝わる々・英雄物語、すなわち「神話」の一つである。

々の名前や立場を変更しながらも内容を踏襲したローマ神話と共に「ギリシアローマ神話」とも称される。これは独自の神話を持たない古代ローマ人が、ギリシア神話を基盤に自分たちの神話を構築したためである。
そういうわけで二つの神話にはいろいろ共通点があるので、気になった方はグーグル先生にお伺いを立ててみてください。
中世ヨーロッパにおいても学問として身につけることが多く、貴族階級や文化人にとってはキリスト教とは別に教養・芸術の題材として伝わっていた。

当時における占いの重要性から、占術に使われる「十二星座」を始めとした星座文にも大きく関わっており、動植物鉱物など様々な存在や事名前の元になっている。
日本では小学校図書室に入っていることも多く、神話の中では較的手に取りやすい。

ニコニコにおいてはそれ以外にもこのタグが使われることがあるが、ここでは説話としてのギリシア神話について記述する。また当記事で挙げる神話が全てではなく、沢山のエピソードがあるので気になった方はグーグル先生にお伺いをt(ry

ギリシア神話は大きく天地創造々の時代」英雄譚」の3つの体系に分かれる。
全部詳細に書くと、読む気も書く気も失せるほどの膨大な量になるので、当記事では軽く解説するに留めておく。気になった方はグーグル先生(ry


天地創造


むかしむかしあるところに、混沌(カオス)という、色々なものが混ざり合ってドロドロしたものがありました。
そのドロドロの中から大地(ガイア)・奈落(タルタロス)・(エロス)・(エレボス)・(ニュクス)が出てきました。
そして大地の女神ガイアから・ウラノス、ポントス、さらに山々が産まれました。ウラノスは体であったガイアの夫となりました。ここから既に近親相姦予感
夫婦は地上に降り立ち、木やに加え三人の巨人(ヘカトンケイル)、三人の一眼巨人(キュクロプス)、数多くの巨(ティタン)を産みました。

ウラノス「そんなに産んで大丈夫か?(の身の安全的に)
ガイア大丈夫だ、問題ない(体の健康状態的に)

しかし心配性のウラノスは産んだ子供(怪物)たちを、全員奈落(タルタロス)に監禁。自分の子供を監禁されたガイアは当然ご立。ここでは紀元前8世紀の書物「統記」を基にしているのでこれが史上初の夫婦喧嘩じゃないかとも思うが、真実は闇の中。

そこでガイアは監禁されていなかった末息子にして農耕のクロノスに「アダマス」と言われる(金剛や「てつのかま」だったとも)を渡し、ウラノスを滅ぼすよう依頼しました。
ちなみに「アダマス」はガイアの体内で生成された金属「アダマス」を原料としていて、アダマスダイアモンドにもなっています。

そして息子父親tntnを切り取るという形で、立に依頼を達成したのでした。
なお切り落とされたtntnポイっちょされましたが、そこから泡が生じてと美の女神アフロディーテが生まれました。何でや。

しかし大事なものを切り取られてマジギレしたウラノスは、クロノスお前も自分の息子に殺される」呪いの予言を遺してしまいました(々が「アムブロシアー」や「ネクタール」を飲み食いして「不死」を得るのは、また全然別の話……)。

その後、クロノスレア結婚ヘスティアデメテルヘラハデスポセイドンの五兄弟姉妹をもうけますが、件の予言にビビっていたため子供たちを次々と自分のの中へ飲み込んでしまいます。
悲しんだレアは最後の息子ゼウスをクレタにかくまい、夫には産着を着せた岩をゼウスだと言って飲み込ませました。気づけよ。

その後、立に成長したゼウスは、まず手始めに兄弟姉妹を救出しようとします。そこで知恵の女神・メティスからはちみつ辛子を混ぜた何か」(嘔吐剤)をもらい、それを使ってクロノスに四柱を吐き出させました。
ここでクロノスレアから産まれた時と逆の順番で子供を戻したのですが、その理由で五柱の出生順まで逆になってしまう不思議が発生。つまり長男だったハデスは三男坊に、長子のヘスティアは一番最後に吐き出されたため一気に末っ子になってしまったのです。ええ……。

そして序盤に登場したガイアおばあちゃんの助けにより、奈落から怪物たちを出してやった兄弟クロノス父さんと「ティノマキア」と呼ばれる全面戦争に突入。かの有名な「ポセイドンの三叉」はこの戦争に勝つためにキュクロプスたちに作ってもらった物です。ゼウスは稲妻とハデスは隠れ帽子を貰いました。

十年もの時をかけて戦い、軍配はゼウスたちに上がりました。やったね。
ゼウス親父とその一タルタロス(奈落)に閉。ヘカトンケイルをその番人にしましたが、クロノスの味方であった巨人アトラスにはをその腕で一生支えてろと別の永久就職口を紹介しましたとさ(正義女神テミス太陽・へリオスのように名前や栄を残したティタン族もいるにはいるけどオリュンポスでの処遇は曖昧、レア母さん含めてぶっちゃけフェードアウト……)。

ちなみにティノマキアでは、クロノス率いるティタン族から半分裏切り半分スパイのような形で賢プロメテウスゼウス側に寝返っています。しかしティタン族の敵討ちをしようとしたり、人間に火を与えたことが露見。「岩山に括りつけられ、生きたまま肝臓をオオワシに喰われる刑(翌日になると元通り)」に刑期三万年で処されてしまいましたとさ。


神々の時代


オリンピック」のになった「オリンピア山」(実在)にはギリシア々が住んでいた。

ここでは界に住むでもなく地下かオリンピアで人のように暮らしている々「オリュンポス十二」を紹介するに留めておくので、詳しくはグーグル先生へ。
()内はローマ神話における別名。


ゼウス(ユーピテル)


ゼウス霆(らいてい)」というを持つ淫m最高々の王。文では木星に対応している。
名前は「天空」を意味し、り気を操る。妻は(→)のヘラは農耕のクロノス(土星に対応)で祖・ウラノス(天王星に対応)だが、どちらも過去の存在扱いで忘れ去られている。

ゼウス体の新しい秩序を構築したその後、ティノマキアでは味方だったガイアおばあちゃんがこれを快く思わずに(先のあれやこれやが思いやられた?)放った刺客を、オリュンポス総出で捻り潰すという快挙を達成。
正妻との関係は良いとは言えず、種族は関係なく出会った女性をいろんなものに変身までして追いかけまわした後にませるという行為を何十回も繰り返している。そんな夫を持った妻自身は「婚姻女神」だったりするのだが……。


ヘラ(ユーノー)


クロノスレア三女(→長女)で、末(→長男)のゼウス(→)にして正妻々の女王
名前は「貴婦人」を意味し、結婚・貞節・婚姻った。かつては出産っていたが、それはエイレイテュイアに譲っている。

夫・ゼウスとの出会いは実にロマンチック。あるの日、カッコウ変身したゼウスヘラの裾に潜り込み雨宿りをした。……あれ、見ず知らずの女性に潜り込むって非常に紳士な行動ですね。
結婚してからは貞節を守り、夫以外の男と関係を持つことはなかった。しかし夫が夫だったのが運のつき。ゼウス浮気性にキレたヘラはその被害者に怒りの矛先を向け、不倫相手とその子供や孫(更には巻き込まれた関係者)を底的に迫という逆ギレ……おや、誰か来たようだ。また大蛇ピュートーン・百眼巨人アルゴス・女面獅子スフィンクスを配下に置き、迫を手伝わせたり自由に人食いさせたりもしている。あんたは一体どこの魔王様な……うわ何をするやめ(ry

そんな彼女だが、になるとなるで沐浴して苛立ちや悩みを洗い流し、更に美しさを増す。この時ばかりはゼウス浮気するどころではなく、魅的な彼女と熱愛し合うそうな。あらあらうふふ


ポセイドン(ネプチューン)


とたっぷりのをたくわえた神様ナンバー2。海王星に対応している。
ゼウス王座を争った際、もう少しで勝てたという。なお現在の支配領域であるくじ引きで決まった。
三つ又のトライデントと大地を操り、キレると大嵐を炸裂させる。

妻は海神・ネレウスアンピトリテ。彼女との間に生まれた子供人魚トリトン巨人アルオントリトンホラ貝を吹き鳴らしての荒れを沈め、アルオンは現英国所在地であるブリテンを発見した。
姉妹である穀物のデメテルとの間にアリオンを産んでいる。
何故なのかって?そりゃぁ……変身した者同士が交配したらそうなるでしょ?(変身してポセイドンから逃げていた彼女を自身もになって追いかけたという逸話付き)
もともとデメテルの気を引くため、ポセイドンキリンやらラクダやらを作り出した試行錯誤の結果なので、彼は「」とも呼ばれている。

怪物がらみでは後述するゴルゴ三姉妹(およびその血統)やミノタウロスの誕生のきっかけを作り、自身も怪物・ケートスを暴れさせて人身御供を要したりしている。全くどこの魔(ry


ハデス(プルートー)


府の王。「富める者」という意味の「プルートーン」とも呼ばれることが多い(畏怖ゆえに直接名前を呼ぶことを避けられている)。冥王星に対応。

実はけっこう「いいひと」ならぬ「いいかみ」な性格。ティノマキアでもゼウス側の一番として姿を消せる帽子(兜)で敵大将クロノスに近付き武器を奪い取るという武勲を達成した……にも関わらず、その後の役職くじ引きで「府」を引いてしまい、オリンピアから死者の(場所自体もハデスと呼ばれる。ちなみにタルタロスとはまた別の領域)に追いやられ十二にもカウントされないという逆VIP待遇を受けてしまった(長男のままだったら、まだねえ……)。しかし本人(本?)は特に不をもらすことなく、に死者統括に勤しむ暮らし。

ゼウスデメテル(後述)の(ハデスには姪に当たる)・ペルセポネーに一ぼれして妻にしようと考えるが、死者に囲まれ女を口説く事も知らない純故にどうしていいか解らないという、ちょっと可愛い所もある。しかし「YOUやっちゃいなよ、OKOK」と兄弟兼お義父さんゼウスにけしかけられ、彼女理矢理拉致して府に連れ去るというダイナミック事案が発生。理矢理妻に迎えたものの、当のペルセポネーは地上をしがって泣くばかり。当のハデスおろおろしていた。

かしお母さんデメテルには寝耳に水の話。怒った彼女は「豊女神」の役職をストライキし、みるみるうちに大地は枯れ果てた(この時点で地上に動植物がいたとしたら、ギリシア神話定番のとばっちり惨事である)。困ったゼウスハデスに「彼女を地上に返してあげてよ」と手のひら返しで要請。ハデスもそれを承認......しなかった。

ペルセポネーに「地上に帰れるって」と告げて安心させ、冥界の食べ物・ザクロを食べさせたのだ。

日本神話におけるイザナミのように「冥界の食べ物を食べたら地上には帰れない」というのが世界の秩序のようで、ペルセポネーもかくして正式にファミリーの一員となってしまった。しかし「一生帰れない」イザナミと違い、彼女の場合「一年の3分の1」だけの府住まいで済んだ様子。これで地上に四季(ペルセポネーが不在の間はデメテルもお休み)が生まれることになった。

ゼウスたちもこうなってはペルセポネーをハデスの妻と認めざるを得なくなったが、当のペルセポネーには不本意極まりない出来事である。彼女は夫を恨んでいたが、その夫がメンテというニンフ不倫した際は怒ってメンテを踏みつけにし、ご存じハーブの「ミント」に姿を変えてしまうなど、複雑な心にあるようだ。ツンデレかな?

琴弾きのオルフェウスが死んだ妻を取り戻そうと府にやって来た時には、彼が披露した美しい歌と音楽感動ペルセポネーの取り成しもあって一度だけ夫婦で帰還のチャンスをやるという、ここでも「いいかみ」ぶりを発揮している。


アテナ(ミネルヴァ)



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最終更新日: 20/09/11 15:35
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