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ギリースーツとは身を隠す必要がある職種の狙撃手やハンターが山間部や草原で着用する迷彩服の一種である。
スナイパーやハンターなどが隠密活動を行うために着るモノである。体や銃などに植物もしくはそれに似ているものを巻き付けることで、輪郭をわからなくする効果がある。
近年では偽装効果の高さからバードウォッチングなどでも使用されている。
一般的にはBDU、フライトスーツなどを用いて各個人がハンドメイドで作成をするが、高価ではあるものの専門店が作成している場合もある。(taylor&stonerなど)
アメリカ海兵隊の隊員の場合、現地での植生に合わせるために草や落ち葉などをギリーネットに差し込み、苔や土などを身に貼りつけ、臭いも現地に合わせるなどより確実な偽装効果を求めているようである。
ギリースーツの名称とはスコットランドに伝わる妖精「ギリードゥ」から付けられたとされている。
陸上自衛隊にも狙撃隊員や偵察隊員などに「隠密行動用戦闘装着セット」としてギリースーツ(春・夏用 秋・冬用)やその他作戦行動に必要な物と共に支給される。
▲本職の軍人とまではいかないにしろ、一般個人が園芸店やミリタリーショップや100均一ショップなどから入手できる素材でギリースーツを作成することができる。
ここでは簡単に手順を書き記すので是非チャレンジしてもらいたい。
作成時には本職の写真を参考にしたりすると良い。
このバーラップロールとは麻でできた擬装用のテープである。色に関しては作成者がギリースーツを使用すると考えている場所の草木の色合いに合わせて選んでもらいたい。
基本的なカラーとしてはオリーブドラブ(OD)、ブラウン、ブラックなどを組み合わせると迷彩効果が高い。秋や冬など枯れ木が多くなるとコヨーテカラーなどが効果的である。
人間の体を覆うには大体2kgぐらいのバーラップロールが必要とされている。これはかなりの量が必要になる。
以上で作成可能である。
バーラップロールが入手できない場合はホームセンターや100均一ショップで販売されている麻布などを切って使う事も可能(その場合は麻布を染めなければならないのでコールダイオールなどの染料などが必要なので注意)
以上で完成である。
最初は色合いや縫い付けなどで失敗などをするが何度か作成するうちに迷彩効果の高いギリースーツが完成するので挫けずチャレンジしてもらいたい。
個人製作で作ったギリースーツをサバイバルゲームに投入したところ、あまりの迷彩効果の高さから味方に踏まれたなどの伝説もある。
▲通気性の悪さ(特に夏場はサウナ状態となる)量がかさ張るため持ち運びが不便である。また着用時は重量が負担となる場合もある。素材が非常に燃えやすい性質上炎上しやすいなど。
サバイバルゲームで使用していたゲーマーが、休憩時に着用したまま焚火台の傍へ行き、極僅かな火の粉で危うく火だるまになりそうになった。との報告もあるため火気には十分注意する必要がある。
これらの事から対策として防炎(遅炎)剤が専門店から発売されているが、これは延焼を遅らせるものであって完全な防炎ではない事を留意してもらいたい。
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