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クロノ・クロス


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クロノ・クロスとは、1999年スクウェアから発売されたプレイステーションRPGである。


概要


本作品は1995年に発売された『クロノ・トリガー』の続編として発売された。

美麗グラフィックBGMは高い評価を得たものの、前作とのバトルシステム世界観の違いなどから評価はトリガーファンの間でも賛否両論分かれている。


特徴


 1996年サテラビューで配信されたサウンドノベル形式のゲームラジカルドリーマーズが原となっており、本作はラジカルドリーマーズ(の中の章の1つ)をPSRPGアレンジリメイクした作品と捉えたほうが正解かもしれない。なお、ラジカルドリーマーズクロノ・トリガーの続編という位置づけである(現在サテラビュー配信は終了しており、入手自体は非常に困難。)。

 前作のテーマ時間軸移動によって進行する「タイムトラベル」であるのに対して、この作品のテーマに並行分岐する「パラレルワールド」であり、主人公が元いた世界ホーム)と、"主人公が死んだはずの"世界(アナザー)との間で冒険が繰り広げられる。

 尚、中心スタッフであった加藤正人氏はクロノ・クロスについて、

「新しいクロノがクロノ・クロスなんであって、単にトリガーシステムをそのまま単純にPSに移行したものなんか、達ははじめから作る気はなかった。だからこそ、クロスクロスであって、トリガー2じゃない。」

と発言しているため、前作のシステムなどとべるような考察は的を射ていない。
トリガーを期待してガッカリしたプレイヤーは数知れないが、先入観しでプレイすれば決してガッカリさせられる内容ではなく、かなりの名作であることが分かるであろう。

 批判される要因の一つである「仲間駄に多い」というのは、作成中の別システムゲームラジカル・ドリーマーズシナリオを使ってクロノにする事になったためとか。
(町の人など登場するほぼ全ての人物に対して、仲間にしたり戦ったりできるゲームの予定だった)

 ストーリーグラフィック音楽などは非常に完成度が高く、最高傑作と称されることも多い。
その中でも特に音楽完成度が高いため、ニコニコでは「作業用BGM」や「演奏してみた」で使用されることが多く、曲を手がけた光田康典氏も自ら満足のいく出来だったと述べているほどである。

2chで定期的に行われている「みんなで決めるゲーム音楽ベスト100」ではOP曲の「CHRONO CROSS時の傷痕~」が第一回で一位いた。


ストーリー解釈


 前作のトリガーべてシナリオ世界設定はかなり複雑で、プレイヤーが作中のセリフや文章を注意深く理解しながら読んで拾っていかないと、ゲームクリアしてもプレイヤー自身は置いてけぼりにされる事もしばしば。
 前作との接点については、本作の舞台と事態そのものがトリガー歴史変革によって生じた時間軸分岐上の物語である。SFを読まない人に簡単に説明すると「歴史を変えたから生まれた別な未来の存在」こそが物語軸となっているわけだ。なお、時系列そのものはトリガーの「現代」から20年後(A.D.1020年)となる。ただしこれはあくまでトリガーの分岐で生じた、数ある未来の内の二本の時間軸の物語であって、これとは全く異なる…つまりトリガープレイヤーが各自期待したようなトリガー未来世界に繋がっている可性も論ある事が、アルティマニア等では示唆されているので安心されたし。
 前述のラジカルドリーマーズと前作クロノ・トリガーのストーリーを踏まえた上でプレイしないと中々理解は厳しいものとなるであろう。

題に関しても「こうだ」と断定しておらず、人により様々な解釈が可な「クロス(交叉)」した作品である。随所にちりばめられた前作との接点など抽的な部分が数多く、解釈はプレイヤーに委ねられている部分が多い(製作期間の都合でやむなく削られたストーリーや設定なども存在する)。


システム


特徴的なシステムのうち、代表的なものを以下に紹介する。


レベルスター


このゲームは一般的なRPGのような「レベルアップ」の概念がい。
ストーリー上で戦うことになるボスを倒すことで「レベルスター」を獲得すると一気にステータスが上昇する、というシステムが採用されている。
かといって雑魚戦に意味がいわけではく、サガシリーズのように少しづステータスが上昇する要素もある。
しかし、その上限もレベルスターによって決められているため、全く戦わなくても問題なく最後まで進めることが出来る。


エレメント


いわゆる魔法アイテムに相当するもの。各キャラクターは「グリッド」と呼ばれるを持っており、そこにエレメントを配置することで攻撃や回復などが行えるようになる。
使用のためには通常攻撃を当ててパワーを溜める必要がある。

エレメントには赤・緑の六色があり、それぞれ特徴がある。

や氷のエレメント
…土やエレメント
…炎のエレメント物理攻撃を強化するエレメントもある。
植物エレメント
…闇や重力エレメント。相手を即死させることが出来るエレメントがある。
エレメント

また、各キャラごとに「先属性」と呼ばれるものが設定されており、エレメントの得手不得手がある。
例:主人公セルジュは先属性が「」のため、エレメントが得意。その代わり、エレメントで大きなダメージを受ける。

さらに、エレメントを使用するごとにフィールドに色が付いていく。フィールドが同じ色で染まるほどその色のエレメントの威が増すなど、戦闘において重要な要素となっている。
召喚獣を呼ぶエレメントは、フィールドを同じ色一色に染める必要がある。

そして、通常エレメントとは別に各キャラごと基本3つずつ「固有エレメント」と呼ばれる固有の必殺技のようなものがある。
これらはレベルスター獲得によって取得するものと、キャラごとのイベントをこなすことで獲得できるものがある。
特定の技を組み合わせることでトリガー同様、合体技を放つことも出来る。


キャラクター


このゲームの特徴として操作キャラクター45人と非常に多い。

ただしゲーム二つの世界があり、両方の世界に存在している場合があるため、ここに記載するのは仲間になるほうのキャラクターとし、名前の後にどちらの世界に属しているかをHOME)(ANOTHER)で併記しておく。

セルジュ(HOME) 本編主人公アルニ村に住むごく普通少年。オパーサのから次元え、そこから自分の秘密と世界に秘められたに向き合っていくこととなる。
通常攻撃、魔法攻撃ともにバランスの取れた性の、まさに主人公タイプ。武器は船のオール改造したスワロー。

キッドANOTHER) セルジュを冒険へと誘う少女。その正体は各地で恐れられている「ラジカル・ドリーマーズ」という有名な盗賊。オレっ娘でなかなかにワイルドな言動の持ち
身軽さが高く回避率が高い。また、敵からアイテムを盗める数少ないキャラでもある。武器はダガー

ヤマネANOTHER) 衣をった亜人。本名・正体など全てがに包まれており、伝説の秘法である「凍てついた炎」の情報を元に大佐(後述)に近づく。キッドに命を狙われている。
ある理由から操作することになる。性セルジュに近いが、先属性逆。

ツクヨミANOTHER) ヤマネコの片腕と名乗り、彼の傍に仕える少女。立場としてはセルジュの敵だが、セルジュに助言を与えたりと不可解な行動を取る。
が高く、固有技も強

レナANOTHER) セルジュの幼なじみ。この物語ある意味彼女から始まる。
が高く、魔法攻撃に向いた性になっている。武器は調理器具。仲間になる世界においては10年前にセルジュは亡くなっているため、自分はセルジュだと言う主人公が本当はなのかを思い出させるために行動を共にする。

ポシュル(HOME/ANOTHER レナに飼われているのような生き物。人を理解することができる。どちらの世界でも仲間にできる一のキャラクター(ただし片方仲間にするともう片方は仲間にならなくなる)。首に大きな南錠をつけており、はずすと何かが起こるらしい。
頑丈で物理攻撃に特化している。

ラッキーダンANOTHER) はるか東のから運ばれた人形。元はかを呪う為の人形だったが、東方から運ばれていくうちに「や幸運を運ぶラッキー人形」という誤解が生じ、ついには意識を持つようになる。
キャラ中最高の身軽さを誇り、装備次第では全く攻撃が当たらなくなる。

アルフANOTHER) この世に隠された秘をめて各地をするマジシャンマスクで顔を隠し、素性を知るものももいないの人物。アルフ・スラッシュ・ピエールは択一でどれか一人のみ仲間となる。
特殊な形のグリッドをしており、弱いエレメントほど使いにくく、強いエレメントほど使いやすくなる。
↓以下ネタバレ反転
作中にてられる事はないが(匂わせるような記述は見受けられるがあくまで抽的)、トリガーにて登場する魔王ことジャキが、全ての記憶を失った姿(DSトリガー追加ED)であると思われる。なお当初の予定ではそこまで含めた部分もクロスで描く予定だったが、前述のパーティ人数の肥大化によって多くの設定はオミットされている。

スラッシュANOTHER) ビジュアル系吟遊詩人団「マジカル・ドリーマーズ」のリーダー。大船で世界ツアーを行っている。中性的な美貌と魅惑的なで世の中の人々(特に女性)をトリコにする。その外見やには秘密が隠されている。

ピエールANOTHER) 自分を勇者と信じ、周りにもそう言い回っている長身の美男子。ハデでな、独特な衣装に身をつつむ。の腕はからっきしにも関わらず、自分の実を自ら高く評価したりと自己中心的。ただし悪気はない。「勇者三点セット」を身に着ける事により別人のように強くなる。

コルチャANOTHER) ガルドーブに住む少年。生まれた頃から培ったボートの腕で運び屋をしている。口は悪いが根は優しく、困っている人は放っておけない。コルチャママチャは択一でどちらかしか仲間にならない。

ママチャANOTHER) コルチャ母親。おおらかで温厚だが、押しが強く正しいと思った事は有を言わさず貫き通す性格。コルチャの協が得られない場合、彼女コルチャのボートを取り上げて仲間になる。

ラズリーHOME) に住む邪気で可憐な妖精に流されて仲間と離れ離れになり、魔物に捕まって食べられそうになっている。そこで主人公が助ければ行動を共にするようになる。妖精の前に「の」がつくが諸事情により省略

グレンANOTHER) アカシア龍騎士団四天王筆頭のダリオに持つ下っ端団員。初期はへのコンプレックスを抱えている。ストーリーの進め方によっては仲間にする事が可。名前は大昔に勇者バッヂグランドリオンを持ち、魔王と打ち倒した勇者の名前をあやかってが名づけたもの。
劇中で聖剣イルランザーを装備可な上、更に二刀流となると全装備中最強の攻撃となる(ただし主人公最強装備には付属属性が大量に付いている)。 

メルANOTHER) ガルドーブに住むイタズラ好きの少女コルチャに淡い心を抱き、他の女性に熱を上げるコルチャにやきもちをやく。
重な盗み要員。キッドと連携させることでレアアイテムを盗みやすくなる。

ドクANOTHER) 大陸からガルドーブにやってきた医者。駆け出しの時に患者を死なせてしまった過去があり自分の実に自身を持てずにいる悩み多き人物。それでも向上心はつねに持っているようだ。

ジルベルトANOTHER) テルミナで墓守をしている仮面の大男。過去に名を馳せたレスラーで、心の闇に囚われ欲望の赴くままに戦っていた。しかし彼の親友であるゲッツが命と引き換えに心させる。それ以後はゲッツと共に、自身の罪を償いつつ質素な生活を続けている。仮面をつけているのは過去の罪を忘れないためのめ。


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最終更新日: 18/09/27 12:52
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