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コード


ヨミ: コード
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80カキコ!
  1. chord: 音楽和音のこと。
  2. code: 法則や慣例。暗号ダ・ヴィンチ・コードなど)とか変換した符号(文字コードなど)とか、コンピュータプログラムソースコードとか放送コード(放送禁止などの基準)とか。
  3. cord: 電線をえて束ねたもの。電コード、マイクコードなど。
  4. ユーザー生放送配信者→code(生放送主)
  5. ニコニコ大百科編集者code(ユーザ記事)

もしかして : コードギアス

本記事では1.について記述する。


コード(chord、和音)とは


簡単に言えば「高さの違う2つ以上の音を同時に鳴らして綺麗に聞こえる組み合わせ」のこと。

西洋音楽歴史においては、対位法(2つ以上のメロディーを同時に演奏して互いにかせる手法)が発展したものである。それまではただ単に違う高さのメロディーが同時に歌われていただけだったのが、その音の組み合わせに法則性が見られるようになったのが和音の始まり。それ以降、異なるメロディー同士の偶然のき合いではなく、和音の組み合わせを意識しながら音楽が作られていくようになる。


主な和音


西洋音楽では、基本的に「ド」レ「ミ」ファ「ソ」のように3度の積み重ねで成り立っている和音を考える。積み重ねの一番下は「根音」(ルート音)と呼ばれ、その上に第3音、第5音が積み重なっている。

長三和音(ド・ミ・ソ)
短三和音(ド・ミ♭・ソ)
七の和音(ド・ミ・ソ・シ♭)

和音記号


ドレミファソラシドで表されるハ長調を例にとると、ドから順にⅠ、、Ⅴ、ローマ数字で各音に数字を振っていき、根音が1度の三和音(ドミソ)は「Ⅰ」、根音が2度の三和音(レファラ)は「」、根音が5度の七の和音(ソシレファ)なら「Ⅴ7」のような記号で表される。

音の積み重ね方を変えても、構成音が同じなら同じ和音記号になる。例えば下から順に「ドミソ」「ドソミ」「ドソドミ」などは全て同じ「Ⅰ」として扱われる。ただし最低音が変わると和音の性格が変わるため、「ミソド」は「第1展開形 Ⅰ1」、「ソドミ」は「第2展開形 Ⅰ2」というように区別される。七の和音の場合は構成音が4つあるので第3展開形まで存在する。

例えばこのピコカキコ和音進行は「Ⅰ→1→Ⅰ2→Ⅴ7→Ⅰ」のように書き表される。

記号 構成音 解説(この色最低音)
ミソ 長三和音
1 ファ 短三和音、第1展開形(最低音から6度のレが鳴るので「六の和音」とも)
2 ドミ 長三和音、第2展開形(最低音から4度のドと6度のミが鳴るので「四六の和音」とも)
7 シフ 七の和音。第5音のレは省略
長三和音。第5音のソは省略

調が変わると同じ和音でも違う記号となる。例えばハ長調「Ⅰ」と表記される和音は、ト長調では「」、ヘ長調では「Ⅴ」となる。西洋音楽では楽譜に書かれている音符が絶対であり、和音記号は曲の「分析のため」に書き入れるために使用されるため、調に関係なく和音の役割が分かるこの形式が便利なのである。


コードネーム


西洋音楽で発展した和音理論ジャズをはじめとするポピュラー音楽にも大きな影を与えた。しかし、格段に複雑化したため和音記号では表記しきれず、さらにアドリブギターなど「演奏のため」に和音を表記する必要が生じた。ここで考え出されたのが、実際に鳴っている音の組み合わせを表記するコードネームである。

ポピュラー音楽でも「ド」レ「ミ」ファ「ソ」のように3度の積み重ねで成り立っている和音が基準になるが、そのバリエーションが多岐にわたるため、いろいろな記号がくっつくのが特徴。また根音はローマ数字ではなく音名(C、F、B♭など)を用いる。



ほんの一例のみ示す。根音が変わればCの部分がCとかDとかEとかに変わる(例えばC7ならC7、D7、E7などという具合)。

C 何も書かなければメジャー(長三和音
Cm マイナー(短三和音
C7 セブンス(七の和音
CM7 メジャーセブンス(長七の和音
Cadd9 アドナイン
Csus4 サスフォー
Caug オーギュメント(増三和音
Cdim ディミニッシュ(減三和音、減七の和音すこともある)
Cm7(♭5) マイナーセブンフラットファイブ(ハーフディミニッシュ
C7sus4(♭9) 複数のバリエーションの組み合わせ例(セブンスサスフォーフラットナインス)

これ以外のコード、および細かい記述体系についてはコードネームの記事が詳しいのでそちらを参照のこと。


ディグリーネーム


演奏のため」に考案されたコードネームにより、調にかかわらず実際に鳴る音を表記できるようになったが、和音記号べると「分析のため」には使いづらくなってしまった。そこで、豊富なバリエーションを持つコードネームと調に関係なく和音の役割を知ることができる和音記号のいいとこどりをしたのが「ディグリーネーム」である。

やってることは単純で、コードネームの音名をローマ数字に書き換えただけ(マイナーコードを「」「」など小文字で表記する流もある)。和音記号音楽理論をかじった人間がディグリーネームを見ると、ローマ数字にmやM7、さらにはaugや♭11などが併記される姿に「うげぇ、気持ち悪い」という感想を持ったものである(※個人差あり)。

和音記号コードネーム、ディグリーネーム較すると以下の通り。

和音記号 1 2 7 調に関係なく同じ表記
コードネーム C Dm/F C/G G7 C 長調(C major)の場合
ディグリーネーム m/ Ⅰ/Ⅴ 7 調に関係なく同じ表記

コード進行


2つ以上のコードをいい感じに並べたらコード進行完成である。さっきから例示に使っている「Ⅰ→m/→Ⅰ/Ⅴ→Ⅴ7→Ⅰ」もコード進行であるし、もっと単純な「Ⅰ→Ⅴ7→Ⅰ」(気を付け→礼→直れ)もコード進行である。

西洋音楽には厳格な和理論が存在するが、ジャズに端を発するポピュラー音楽ではそれにとらわれない新たな定番が確立している。それでも飽き足りないのか、アニソンボカロを含む近年のJ-POPでは奇抜なコード進行が多々生み出されている(→コードの魔術師ベースラインの魔術師)。

J-POPで多用されているといわれているコード進行は以下の3つ。他にも解決進行とかツーファイブとかセカンダリードミナントとかいろいろあるので各記事とコード進行の記事を参照。

カノンコード(Ⅰ→Ⅴ→Ⅵmm→→Ⅰ→→Ⅴ)
王道進行Ⅳ△7→Ⅴ7→Ⅲm7→Ⅵm
小室進行(Ⅵm→Ⅴ→Ⅰ)

作曲する際には、メロディーを先に作ってからコード進行を当てはめる人や、コード進行をあらかじめ考えてからメロディーを作る人、その両方を同時に完成させる人もいる。コードの知識がないあなたも適当メロディーを作ってみよう。後からかがその曲に合うコードを付けてくれるかもしれない。


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最終更新日: 17/03/04 06:29
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