ニコニコ大百科モバイル

7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します


ゴジラシリーズ


ヨミ: ゴジラシリーズ
掲示板をミル!
366カキコ!

ゴジラシリーズとは、架怪獣ゴジラが登場する作品群の事である。


概要


映画配給会社・東宝より制作、配給された特撮怪獣映画シリーズで、1954年に第1作が開されるや日本のみならず世界中で大ヒットを飛ばし、それ以降も日本では昭和まで15作、平成で14作の合計29作品が制作された。更に2017年から2018年にかけては初のアニメーション映画として開もされている。

現在まで活躍する日本クリエイターだけでなくジョージ・ルーカススティーブン・スピルバーグなど海外映画監督にも多大な影を与え、その向こうでもヤン・デ・ボンティム・バートンギャレス・エドワーズ、そしてマイケル・ドハティなど熱狂的なファンは数多い。

映画だけでなく作品に登場した怪獣ソフビフィギュア、さらにはマンガゲームなど多数の関連グッズも数多く発売されており、例えシリーズが終了、ないし断絶中であっても高い人気と認知度を維持し続けている。

映画作品だけを見ても、過去幾度も世界観をリセットしているため、制作時期等によって複数の平行世界に分かれている。以下それを解説する。


シリーズの変遷



昭和シリーズ


1954年の第1作『ゴジラ』は田中友幸の揮の下、本多四郎監督の演出、そして円谷英二ら特殊撮影班の高い特撮技術と破壊による被害描写で核兵器爆・戦争を具現化し徴する純な人類の脅威となる大怪獣の姿を描いた作品として製作された。この映画日本だけで観客動員数は900万人をえたが、これは当時でも極めて異例の成果であり、その頃はまだ下に見られていた特撮およびゲテモノ呼ばわりだった怪獣映画というジャンルの価値を一気に押し上げる事に成功、これがさらに時を経てウルトラシリーズを始めとする新たな特撮作品の誕生と発展につながっていった。一部例外を除き後続作品はこの第一作を起点としている。一部設定を変した作品や、関連を匂わせながらも直接の繋がりは持たない作品もあるため注意。また今作に登場したゴジラ初代ゴジラと呼ばれる。略称は作品と劇中の造形物共に初ゴジが一般的。

第2作『ゴジラの逆襲』でアンギラスとの怪獣対決を導入して以降、他の怪獣ゴジラとの対決が好評を呼び、「ゴジラ怪獣」のフォーマットが定着する。特に3作キングコング対ゴジラ』ではシリーズ最高の観客動員数を記録した。またこの頃、ゴジラ以外にも『モスラ』や『の大怪獣ラドン』『大怪獣バラン』など、新たな怪獣スター東宝によって生み出され、これらの作品と、それに登場した怪獣達もまたゴジラシリーズに組み込まれていった。このシリーズにおいてゴジラは複数個体いる可性もあるが、一般的には2代目ゴジラと呼ばれている。

その後、内容が子供向けへシフトされていき、ゴジラは恐怖の大怪獣から、コミカルで親しみやすい「正義の味方」へとキャラ付けも変わった。軽快な動きで数々の敵怪獣と戦う姿は毎年子供たちを魅了し、やがてシェーポーズを取ったり、を飛んだりとサービスを発揮するようになった。しかし、日本映画黄金期の終焉と怪獣ブームの衰退、製作規模の縮小といった環境の変化を受けて観客動員数は徐々に低下していった。

1975年の『メカゴジラの逆襲』を持ってシリーズ制作は休止され、一旦、ゴジラは眠りに付いた。ちなみにこのときの観客動員数は、今なおシリーズ最低である。


平成VSシリーズ


1984年上映会等を通じて復活を望むファンを受け、9年ぶりのシリーズ第16作ゴジラ』が製作され、ゴジラは復活を遂げた。なお、この際明確に第2作『ゴジラの逆襲』以降の昭和シリーズとは別世界であることが示され、第1作の直接の続編としてのスタートとなった。

初代のような恐怖の怪獣映画への回帰をした同作に続き、89年の『vsビオランテ』ではバイオテクノロジーへの警鐘を描く太のシナリオを取り入れた(募で選出した)。

これは旧来のゴジラファンから較的高い評価を得たが、成績は期待ほど伸びず、また実際の客層は親子連れが多かった。そのため1991年の『vsキングギドラ』以降は明確にファミリー向けの路線に軌修正した。この試みは成功し、復活したゴジラシリーズは、毎年数万人を動員する、お正月映画の大本命となった。

この作品群は、1995年の『vsデストロイア』まで全7作が制作される大人シリーズとなった。開当時は「平成ゴジラシリーズ」との呼称が一般的だったが、後に別シリーズの新作平成作品群が開されるに至ったため、現在ではゴジラと対決相手の名前を「vs」で繋ぐタイトル表記から、「平成vsシリーズ」と呼ばれる

このシリーズにおけるゴジラは再び人類の脅威とされているが、ゴジラ自身は人類を脅かしつつも「善悪をえた生命体」という位置付けが基本となり、露に人類に味方はしないものの自らや自らの同類と敵対する怪獣を相手に戦うという設定となる。また、当時の書籍等では「ゴジラvsビオランテ」以前の二作では三代目、劇中の歴史編により出自が変化した「ゴジラvsキングギドラ」以降の五作を四代目、双方をまとめて平成ゴジラと呼称していた。現在ではこれらの表記は一般的でなくなり、vsゴジラなどと呼ばれる。

尚、『vsビオランテ』以降は三枝未希が全作に登場するという特徴がある。またゴジラの生みの親の一人でもある田中友幸氏が関わっているのはこの『vsデストロイア』が最後である。

シリーズの中盤あたりから、ゴジラ制作権をハリウッドに貸与し、いわゆる「ハリウッド版」を制作する活動が本格化し始めた。

その中でいろいろごたごたはあったものの、1995年の『vsデストロイア』にて1954年の第1作以来初めてゴジラの死が明確に描かれ、シリーズは終焉を迎えた。

ハリウッドゴジラ開を待ちつつ、ゴジラは再び眠りについたのだった。


ミレニアムシリーズ


1998年ハリウッド製作されたリメイク作『GODZILLA』が物議を醸す内容となるなど(詳細は後述)、さまざまな事情を経て、もう一度日本で新シリーズ製作される事に決まり、1999年に『ゴジラ2000 ミレニアム』が開された。日本ゴジラはこうして2度の復活を遂げた。平成vsシリーズ終了から本作はわずか4年後の開であるが、その間東宝は「平成モスラ三部作」を制作し続けていた。しかし、他方では平成ガメラ三部作の開、前述のハリウッドゴジラ(1998年)の開、ジュラシック・パークの続編の開と前作の地上波放送等、特撮を取り巻く世間の認識は大きく変化していた。

これを受け、『2000』では、デジタル技術によるVFXが意欲的に取り入れられ、設定も全てリセットされ、『vsデストロイア』までのイメージを払拭する努が行われた。

これ以降、再び毎年ゴジラ映画製作されるようになったものの、設定がほぼ毎年リセットされるようになり、続き物の作品群ではなく、独立した世界観の作品が毎年生まれるという状況になった。ファンの間では2004年に休止するまでの作品をひとまとめにして「ミレニアムシリーズ」と呼称されている。

2000年には新たに手塚明を監督に据えて『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』が作られた。ゴジラの造形デザインは前作とほぼ同じだが世界観に繋がりはなく、第1作の出来事を一部踏襲しつつも直接の続編ではないif設定となっている。

2001年の『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』は平成ガメラ三部作を手がけた金子修介監督による作品。博士の功績は抹消されているなど一部設定が変されているものの第1作の直接の続編である。ちなみに、劇中でアメリカゴジラ(1998年)についても触れている。尚、シリーズの中でも特にゴジラが恐ろしい存在として描かれているため、この作品のオープニングで泣き出した子供を連れて出て行った父親が戻って来なかったという話もある。だからハム太郎を同時上映にしてはいけない。

再び手塚明が監督を務めた2002年の『ゴジラ×メカゴジラ』および2003年の『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の2作品は一の連作で、登場するメカゴジラの通称から「機二部作」と呼ばれる。やはり第1作の続編であるが、オキシジェン・デストロイヤーを浴びても初代ゴジラまでは溶けなかったという設定である。尚、この世界では『モスラ』『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 南海の大怪獣』について触れられているため、これらも同一世界での出来事とされている。

といったように、手を変え品を変え様々な作品が作られてきたが、いずれも平成vsシリーズなどにべればおおむね低調な行成績であった。その一方、長引く不況やCG技術がますます発展していく中で、ミニチュア特撮のための設備を維持するのは東宝にとって大きな負担であった。というわけで東宝2004年を持ってゴジラシリーズの制作を終了すると正式に発表した。シリーズの終了が明確に宣言されたのはこれが初であった。

2004年開された『ゴジラ FINAL WARS』は、50周年記念作品およびシリーズ最終作であった。“シリーズを踏襲する最終作”として行していたが、ふたを開けてみれば、監督を務めた北村手な作家性が発揮されまくった、強な異色作に仕上がっていた。これまでに登場した東宝特撮怪達が大量に出演し、ゴジラと彼らの戦いがいくつも描かれ、負けじと人間キャラたちも手なアクションを披露するなど、第1作に縛られない全く新しいゴジラを提示した作品であった。ちなみに『メタルギアソリッド』で有名な新川洋司が参加している。

こうして、ゴジラ50年に渡る戦いに幕を下ろした。『FINAL WARS』の動員数は最終作にも関わらずシリーズワースト3に入る低調なもので、シリーズ累計動員1億人にわずかに届かないという寂しい結果に終わった。このように、当時の邦画市場怪獣映画人気低下がに見える形で表れており、東宝制作終了を決断したのも仕方ない状況であった。


12年ぶり、3度目の復活


東宝2014年12月8日に「2016年開に向けて新たに産の新作ゴジラ映画制作する」と発表した。2014年に再びハリウッド制作開されたレジェンダリー版『GODZILLA』が評価・行成績ともに高く、日本国内でも30億円の大ヒットとなった事と『寄生獣』などのSF映画製作で手ごたえを感じた事からシリーズ復活を決定したという。

12年ぶりの復活作は総監督に『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明監督に『ガメラ』『進撃の巨人』の樋口嗣を据え、メインキャストにも長谷川博己野内豊、石原さとみといった俳優が出演するなど、開前よりその体制が大きな話題性を呼んでおり、そして完成したシリーズ29作シン・ゴジラ』が2016年7月29日に全開された。
同作の最終的な累計動員数は約550万人、行収入は約80億円という歴代シリーズの中でも屈の好成績を叩き出し、そして2017年には前年の2016年開邦画の中から日本アカデミー最優秀作品賞を受賞するというゴジラシリーズ初の快挙を成し遂げている。

また、2016年8月19日には2017年より産ゴジラシリーズ初とも言えるアニメーション映画としての製作が行われる事が発表された。脚本に『魔法少女まどか☆マギカ』の虚淵玄監督に『劇場版名探偵コナンシリーズ』の静野孔文、『亜人』の瀬下寛之が起用され、さらに同作はシリーズとしてはやはり異例の全3部作構成での展開となっており、2017年11月17日に第一章に当たる『GODZILLA 怪獣惑星』が、年を跨いだ2018年5月19日に第二章の『決戦機動増殖都市』が、そして同年11月9日にその完結編となる第三章の『星を喰う者』が開された。

これに加えて同時期には後述のレジェンダリー版シリーズ制作も進められており、“一つのゴジラシリーズが継続中に別のゴジラシリーズが展開される”というシリーズ初の事態となっている。なおこれはフランチャイズ映画シリーズ全体としてみても極めて異例の事態である。

ちなみに2007年開の『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の冒頭にゴジラが登場している。邦画界におけるVFXの第一人者である山崎貴によって描かれたこのゴジラは数分ばかりの登場で全体像に至っては数しか映らないが邦画では突出した出来のCGであり、必見の迫である。


ハリウッド版



海外版


第1作が『GODZILLA KING OF MONSTERS!』として開されて以降、ゴジラ映画海外でも配給され続けてきた。


次へ»
最終更新日: 19/06/11 06:08
タグ検索 パソコン版を見る


[0]TOP
ニコニコ動画モバイル
運営元:ドワンゴ