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サイボーグクロちゃん


ヨミ: サイボーグクロチャン
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サイボーグクロちゃんとは、講談社発行の『コミックボンボン』で連載されていた横内なおきの作品。
及び、コミックを元にした同名のアニメゲーム、CRなどの事。


概要


最強サイボーグクロちゃんと、ゆかいな仲間とかっとんだ敵が繰り広げる、ハチャメチャなギャグマンガ
ネコが二足歩行で歩き、ガトリング砲大剣を持って大暴れする。

が、やけに大人向けのギャグや、シニカルで冷めた線でのツッコミが随所にちりばめられており、単なるドタバタギャグとは違った独特の雰囲気を醸し出す。
加えて原作ではハード暴力描写や鬱展開も多く、同時期に連載されていた『デビルチルドレン』と並んで、読者に児童向け作品らしからぬ強な印を残した。

原作 単行本全11巻
番外編2巻
新装版全6巻
アニメ 全66話(全78話の予定だった)

原作


コミックボンボン』にて19972001年にかけて連載された。

連載当初は、サイボーグ改造されたクロを巡るドクター剛やその他ゲストとのドタバタギャグバトルを中心に描いており、突拍子もい展開⇒のほほんとしたオチ、といった展開が定番となっていた。

しかし、コタローマタタビといった途中加入のレギュラーキャラとそれを巡るエピソードが概ね出尽くした頃(2000年頃)になると、ドクター剛とミーくん過去編などに代表される、横内なおき特有の陰湿極まりないエピソードが徐々に展開していき、一応少年漫画なのにも関わらずアニメ化の際に自主規制されてしまうような過台詞グロシーンが増加した。
(余談だが、同時期のデビルチルドレンも過かつ退廃的グロシーンが増加し、更にメダロットメダル独自研究展開が始まり子供置いてけぼりの内容に突入するなど、ボンボンにいよいよこれホントに児童誌か?といった路線にハマっていく作品が相次いでいた。)
中盤以降も要所でのギャグや、コミカルな絵柄もあってある程度和らげられているものの、玉をくり抜かれる、腕や首がもげる、何故か唐突に女湯突入のシーンが挿入される(作者のお気に入りだ!)など、アニメ化の際に製作現場を悩ませたであろう要素が満載である。

そして後半になるにつれその傾向は増していき、終了したため時期が合わずアニメ化されなかったゴロー編は本作の陰湿さの徴とも言えるエピソードであり、イジメ児童虐待・親殺しなど、益々どすい内容を大に取り扱うようになるなど、どう見ても笑って読める内容ではなくなった。が、それはファンにとっては魅となっている部分でもあり、ニコニコではアニメ版でカットされたり変更された部分をむしろ惜しむ様子も見られる。

後半は陰湿な演出が立ったものの、登場人物の台詞は概ね「理不尽な遇に対する抵抗」や「逆に負けない」といったニュアンスのものが多く、大人になっても根強く好しているファンも多い。「復刊ドットコム」などでも単行本の復刊を願う活動が続いていたが、2012年、『コミックボンボン』連載作品の再刊行の動きに伴い、セレクション復刻版が2巻刊行された。
そして2015年より、とうとう新装版が刊行。1巻ごとに書きおろしの新エピソードも追加され、絶賛発売中である。

トリビア


アニメ


1999年2001年まで、テレビ東京系列土曜8時より放送されていた。全66話。

制作テレビ愛知およびパブリック&ベーシック。同の前番組は「伝」、後番組は「仰人間トシラー」だった。前者はパブリック&ベーシックが同じく制作を担当しており、この会社がクロちゃんの権利を講談社から取得したことから、このクロちゃんが開始した言われている。後番組もクロちゃんと同様ボンボン漫画が先行しているという繋がりがある。
アニメ制作はパブリック&ベーシックの子会社であるスタジオボギーが担当。放送時期の関係もあり、作画は序盤はセルアニメ制作され、中盤以降はデジタル制作されている。このためオープニング映像アイキャッチだけは最後までセルアニメ映像を使用していた。

原作にはない独自展開や、マイルドな表現が特徴。放送が休日だったこともあって、「死ね」「殺す」「ハゲ」「タジマヨーコ」など様々なネタが封印されている。
が、週休二日制でない頃の土曜という難儀な視聴時間帯の割には、予想以上の反があった。当初は2クールくらいで終わる予定だったらしいが、放送が何クールも伸び、最終的に5クール(1年半)というロングシリーズとなった。視聴率も登りであり、最高視聴率は5.9%と当時の戦隊シリーズなどと遜色のない数字を叩き出し、制作会社にテレビ局からFAXが届いたほどだとか。

オープニングソングガチガチレゲエだったり、エンディングは終盤着ぐるみパラパラを踊る内容だったり演出にも定評があり、更に前述のように自主規制シーンもある中で、ミーくんと剛くんの過去エピソード等暗いエピソードの一部はほとんどそのままだったりするなど、妙に冒険している部分も多い。名時代の保志総一郎がとんでもない役を演じていたりすることでも一部で話題である。

またアニメの放送に合わせて、当時ポケモンZOIDSシリーズ玩具販売が好調だったTOMY(現タカラトミー)から、うちまくりクロちゃんシリーズというアクションフィギュアが発売されていた。
手足が保持が強く曲げられる針で出来ており完成度が高く、最終的には16弾まで発売され、ボンボン限定の商品も出るなど人気を博し、アニメ人気を支えた。

監督は、『こち亀』や『べるぜバブ』を後に担当した高本宣。脚本にはタツノコプロ作品を数多く担当した山本優、メカニックデザインに『ドカベン』『ドラえもん』など数々の名作作画監督を務めた飯村一夫と、やけになベタランスタッフが起用されていた。
また、『機動戦士ガンダム』のTV版の音響監督松浦典良がキャスティングを担当しており、鬱病声優業を休んでいた剛くん役の古澤徹を熱心に説得してまで声優業に復帰させたことで有名。
星のカービィ』と今作とで声優の共通点が多いといわれるのは、どちらも松浦キャスティングを担当しているからである。

打ち切り及びその後のメディア展開について

放送の延長が決定した段階では7クール強(78話)の放送を予定していたが、66話まで製作された段階で、制作会社パブリック&ベーシックの資繰りの悪化によって、残り12話の製作が頓挫したため突如終了するという異常事態に発展。
最後の放送が通常のエピソードとなり、何の余韻も脈拍もなく最終回のような展開も見られることなく打ち切られて終了した。制作されなかったエピソードもそうだが、特に終盤は映像化されないどころか長らく再放送すらされない幻の作品となってしまった(後述)。
確保されていた放送の残りは、過去エピソード再放送で埋められ、4月からは恐らく予定を前倒しして「仰人間トシラー」が開始されたものと思われる(バトシラー原作であるボンボンタイアップ漫画が既に先行していた作品で、時期はズレても特に問題がない作品だった為、クロちゃんの騒動に対応できたという見方もある)。

製作会社のスタジオボギーは「へろへろくん」のアニメ製作しており、コミックボンボン作品のアニメ化を担当する会社、といった感じの地位を確立しつつあったのだが、何故か倒産してしまった。当時の『クロちゃん人気はピークこそ過ぎていたものの、打ち切りなるほど極端なものではなかったため、今なお納得していないファンも多い。
……これに関しては諸説あり、計画倒産だったというい噂も存在する。お金のために子供希望を奪ったのだとしたらサイテーの所業を言わざるをえない。

当時はVHSが発売されていたものの、セル用は27話までで、28話以降はレンタル専用であり、そのレンタル分も53話以降に至っては打ち切られ販売されなかった。もちろんDVD化はなされておらず、企画制作元が倒産している以上、将来的なメディア化は難しいものとされている。

しかし2010年テレビ愛知限定で再放送が開始された。これにより、一応、テレビ愛知が権利を持っているらしいことが明らかになった。
そして2014年12月には、CSチャンネルアニメシアターX(AT-X)での再放送が開始された。HDチャンネルでの再放送が開始されたことから、未放送分含めたDVD化への期待が高まっている。

そして現在では、ネット配信に限れば容易に視聴する事が可な状況となっている。ニコニコ動画では未放送分がアップされたりしていたが、その後dアニメストアニコニコ支店で全話の視聴が可となり、他にはAmazondアニメforプライムビデオU-NEXTといった動画配信サービス上においても、制作納品された全66話が公式配信されており、それらの会員であれば容易に視聴することが可となっている。

トリビア


主要登場キャラクター



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最終更新日: 21/02/14 02:11
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