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ジミーサムP(Jimmy thumb P)とは、VOCALOIDを用いた楽曲を投稿するP(プロデューサー)の一人である。男性。
1985年5月25日生まれ。秋田県出身、北海道で活動していたが、現在は埼玉県民。6作目である『Vision』の動画説明文にて学生であることが判明。現在は自身のコミュにて個人事業主かニートと公表している。
自称「ただの猫好きな一般人」。冬嫌い。生まれて3分後に妹が生まれたと明かしているため、双子の兄とみられる。髪が長いせいか、「よく女に間違えられる」と語っている。大好きなのはヨーグルト。好きな色は赤だが、血は苦手。それとドS。
使用するVOCALOIDは今のところ「初音ミク」と「巡音ルカ」の2種類。またVOCALOIDではないがジミーサムP自身の声をボコーダー加工した「寒音ジミ」もいくつかの作品で使われている。→寒音ジミ
クリアなサウンドと曲調、それに合った透明感のある調声が特徴。テクノポップからバンドサウンド、果てはインストのドラムンベースまで、幅広い作曲を行う。また、間奏と後半の爆発力に定評がある。
デビュー2週間で6曲を発表するという非常にハイペースな作曲速度から、「早撃ちジミー」の異名をとる。投稿ペースの早さについて、各動画などに「以前から作り置きしてあったのでは」とのコメントが相次いだが、本人は「基本的に曲の作り置きはしません。作曲に取り掛かってからうpまでは一連の作業です。」とコメントしている。
2011年11月に、発表したばかりの新曲に盗作疑惑(後述)が浮上、事態についての説明と対応の後、少なくとも1年以上の活動停止を発表した。
2012年12月、1年1か月の活動休止を経て、32作目「Reboot」をもって活動再開。
本人も繰り返し「画像が地味」と書いているように、シンプルでありながらセンスを感じさせるサムネイルが特徴であり、P名決定の際は「地味P」や「地味サムネP」など、様々な候補が挙げられたが、「ジミサムネP」「ジミーサムネP」などの過程を経た後、最終的には3作目である『Scene』において「ジミーサムP」へと落ち着いた。
当初、「ジミーサムP」という呼び名はニコニコ動画内においての愛称という位置づけであったため、公式ではニコニコ動画のIDでもある「OneRoom」の名義が多く使用されていた。1stアルバム『Toy Box』は「OneRoom feat.初音ミク」名義で発表。
しかし、2009年9月以降OneRoom名義での活動はなく、2ndアルバム『Unplugged Stray』は「ジミーサムP」名義で正式発表されている。ユリシマ生放送でリスナーの質問に「2つの名前を使い分けるのが面倒臭くなった。どうせなら貰った名前の方を使おうと思う。」と答えている。
Instrumental/ニコニコインディーズを含む1作目から25作目の作品中、発表順が3の倍数目の楽曲がバンドサウンド(VOCAROCK)となっており、ファンの間ではジミーサムPを知る上で欠かせないものとして知られていた。
既に完成していた巡音ルカオリジナル曲の発表を先延ばしして『Fake Lover』を発表し、且つ「いまだ法則破られず」とコメントしていることから、本人も多少は意識していたらしい。
しかし、26作『Pierrot』発表の際「もう3の倍数とか分かんなくなっちゃいましたがバンドものです」とのコメントを残し、この法則に終止符が打たれた。25作目と26作目の間に販促PVが投稿され、マイリスト上は27番目が『Pierrot』となっていることがささやかな名残かもしれない。
ジミーサムPの楽曲の中には宇宙をテーマにした作品がいくつかあり、宇宙好きのユーザーにも人気がある。
9作目の『The 9th』は準惑星となった「冥王星」をテーマとした曲であり、動画上に書き込まれたコメント職人の解釈を後にジミーサムP自身もほぼ正解と語っている。
また17作目『Escape』は「ソーシャル・メディア衛星開発プロジェクトSOMESAT」のテーマソングとなっている。
25作目の『Starduster』はさゆ吉氏のイラスト「ねこと宇宙」をモチーフにした作品であるが、小惑星探査機「はやぶさ」と関連付けされたMMD-PVが人気であり、ニコニコ動画公式のはやぶさ帰還生放送でもED曲に採用された。
さらに、実際には宇宙の曲ではない20作目の『from Y to Y』においてもPSPソフト「初音ミク -Project DIVA- 2nd」では宇宙への別れがテーマとなる壮大なPVとともに収録され、”孤独”と”またね”の意味が新たな視点で解釈されている。
また、StardusterもPSPソフト「初音ミク -Project DIVA-extend」に収録され、上記の『from Y to Y』のPVの続編になる壮大なPVとなっている。
2011年11月9日、ニュー速VIP板に、新曲『Live in Dead』に盗作の疑惑があることを指摘するスレッドが立てられた。
この曲は、前日8日にアップロードされたばかりであった。
類似しているとして挙げられたのは、ART-SCHOOLの楽曲『その指で』。
類似点については多岐に渡るが、検証動画がアップされているのでそちらを参考にされたい。
この件に関してジミーサムP本人は約1日後の2011年11月9日22時、自身のブログにて盗作疑惑に対する説明と、今後の対応について発表した。
盗作については、自身、ART-SCHOOLの楽曲を聴いていると表明した上で、
という説明がなされた。
その上で、今後の対応として、
をすると表明した。
全文については該当記事を参照されたい。 →該当記事[外部]
なお前述のとおり、本人は1年と1か月の休止期間を経て活動再開している。
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