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ジュラシック・パークⅢとは、2001年に公開されたアメリカ映画である。
ジュラシック・パークシリーズの三作目。
監督はジョー・ジョンストン。総制作指揮をスティーブン・スピルバーグが務める。
マイケル・クライトンの原作から離れオリジナルのストーリーが展開される。
コスタリカ沖でスカイダイビング中に行方不明となった息子を助けるためグラント夫妻は奔走するがそこは国連が保護する恐竜がうごめく島の近くだった。正規の手段では捜索出来ないと知り夫妻は恐竜研究の第一人者であるグラント博士を半ば拉致してまで島を案内させる。
アラン・グラント(演:サム・ニール)
主人公に返り咲いた古生物学者。現在はラプトルの研究についている。エリーの子供からの呼び名は恐竜おじちゃん。
ポール・カービー(演:ウィリアム・H・メイシー)
カービー・エンタプライズという会社の社長をしているアウトドア派の大金持ち。月旅行の予約までしているらしい。アランに結婚記念日のサプライズとしてサイトBの案内人を依頼する。実はアウトドア派の金持ちというのは息子捜索のためのウソで実際はしがないタイル塗装屋。K2の標高も知らない。妻とも離婚済み。
エリック・カービー(演:トレヴァー・モーガン)
ポールとアマンダの息子。恐竜うごめく島で二カ月もの間一人で生き延びていたタフな少年。
アマンダ・カービー(演:ティア・レオーニ)
ポールの元妻。本作の絶叫要員にしておバカブロンド。
ビリー・ブレナン(演:アレサンドロ・ニヴォラ)
アランの助手。非常に好奇心旺盛。数年前ニュージーランドの崖から生還するのに役立ったバッグを幸運のお守りにしている。
エリ―・テグラー(演:ローラ・ダーン)
アランの元恋人。現在は外交官と結婚しており二人の子宝に恵まれている。
ユデスキー(演:マイケル・ジェッタ―)
飛行機の操縦を担当するカービー夫妻が雇った男性。本業は広告代理店の営業マンで銃の腕は皆無。
M.B.ナッシュ(演:ブルース・ヤング)
ユデスキーが雇った傭兵その1。衛星電話保持者。元米軍の上級曹長。
クーパー(演:ジョン・ディール)
ユデスキーが雇った傭兵その2。冒頭ではナッシュと共に小型飛行機を爆破させて遊んでいた。
スピノサウルス
登場は公開直前まで本作のメインビジュアル。襲う場所を選ばない神出鬼没の水陸両用大型恐竜。疾走中の小型飛行機が当たろうがビクともせず分厚い鉄格子すらタックルで破壊する。しかし木の扉は諦めた。
ヴェロキラプトル
知能が高く狡猾なシリーズお馴染みの小型恐竜。いつもどおり執念深い。オウムの代わりに「アラン」と応えたりもする。化石から羽毛状の痕跡がみつかったため頭に羽が生えている。またカラーが若干明るくなった。
プテラノドン
代表的な翼竜。巨大な鳥かごに生息している。エンディングでは新たな世界へ旅立っていく。
ティラノサウルス
シリーズの顔にしてキービジュアルだったが本作では噛ませ犬に。
ジュラシックシリーズの、というより恐竜の顔ともいっていいティラノサウルスが序盤でアッサリスピノサウルスに首をへし折られ殺されるという結果はシリーズファンとティラノサウルス信者を激怒させた。そのためか続編となる『ジュラシック・ワールド』ではティラノサウルスのレクシィがスピノサウルスの骨格標本をぶち壊して登場するという意趣返しがある。また『ドラえもん のび太の恐竜2006』でもこの対決を描いている。
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