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スコン(英語: scone)とは、スコットランド地方発祥の伝統的な菓子パンの一種である。「スコーン」と表記されることもあるが、それは主にアメリカ式の発音に則っている。
代表的なイギリスの菓子の一つ。麦粉やオートミールにベーキングパウダーを混ぜて牛乳で練り上げた生地を丸め、熱した鉄板やオーヴンで焼き上げたものである。ドライフルーツやチーズなどを入れて焼く場合も多い。
ティータイムの茶菓子(といっても日本の茶菓子よりもボリュームがある)の定番で、蜂蜜やジャム、クリームなどをつけてお茶と一緒にいただく。メシマズの名をほしいままにするあの国でも、これだけは美味しい……はずである。
作り方は下記関連動画を参照。
またイギリスではスコットランド発祥のベーキングパウダー入りパン類(ソーダ・ファール soda farl)や鉄板焼きのパンケーキの類も「~スコン」と呼ぶことがある。例えばジャガイモ粉で作った揚げパンであるタッティ・スコン(tattie scone)、バターで焼くパンケーキであるドロップ(ト)・スコン(drop(ped) scone)などなど。
アメリカでは、イギリスのスコンに相当するものは「ビスケット」(某KFCのメニューにあるアレ)と呼ぶが、油脂やショートニングを加えているためにスコンよりも歯応えがあり、茶菓子というより朝の主食向けである。しかし近年ではスコーンの名でフルーツやフレーバーを加えて甘く味付けされたイギリス式スコンを提供するコーヒーショップも増えてきているという。またユタ州ではインディアンによる伝統的なバターミルク入り揚げパンをスコーンと呼んでいる。
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