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セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさんとは、週刊少年ジャンプで連載されていたギャグ漫画である。
作者はうすた京介。それまで無名に近い読切作家だったうすた京介が一躍人気を得た作品でもある。
それまでのジャンプにおけるギャグマンガといえば「ジャングルの王者ターちゃん」や「ボンボン坂高校演劇部」、「とっても!ラッキーマン」などといったいわゆるバカ笑い系のものが主流であったが、本作の現代的なシュールギャグはそれらとは大きく異なり、しかし当時の読者の心をつかみ、当時のジャンプ作品の中でもかなりの好評を博した。
中でも「勇気・友情・愛」といったジャンプのモットーや、80年以前の特に格闘技系の人気作品(キン肉マンや北斗の拳など)、ロボピッチャといったセガ製品に対するオマージュが多く、わけてもセガに関するネタは頻繁に出てくる。
またタイトルの「外伝」もいわゆるパロディの一環であり、本伝となる作品は一切ない。
この作品が後作へ与えた影響は計り知れず、それまでジャンプに連載していた漫☆画太郎とは異なる新たなギャグの境地を開いた。本作が人口に膾炙したこともあり、以降に登場したシュール系ギャグ漫画には多かれ少なかれ本作のクセが認められるようになるといっていいほどの影響を残している。
しかし、異例の人気作でありながら全79話、単行本にして約7巻で断筆。理由は様々に言われているが、「週刊という過酷なペースについていけなくなったこと」、「好評になりすぎてかえってプレッシャーとなったこと」等が、後に発売された完全版(ウ元ハ王版)で挙げられている。
また、不世出の傑作である本作を原作としたアニメが存在する。「ワンダフル」の作中アニメとして10分間だけ放映されたが、当時のワンダフルの特異な構成に加えて監督の大地丙太郎が大量に仕込んだアニメ系のパロディ、鈴木史朗が読み上げる"鑑賞上の注意"やビジュアル系ロックバンドPENICILLINのPVが挿入されたOP、漫画中の小ネタを取り込んだ本編等が合わさって非常にカオスな10分になっている。
特にOPは大地丙太郎が手がけてきた歴代のアニメやお茶の間で有名なアニメのパロディをドカドカと突っ込んでおり、色々な意味で深い。
ニコニコ動画でも、特にアニメ版がMAD作品などでネタにされている。
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