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デネブとは以下のことを表す。
ここでは1.について述べる。
▲デネブ想像図。左上のちっちゃい黄色い点がその横に並べてみた場合の太陽。
はくちょう座α星(α Cygni) である。デネブとは元々「尾」という意味があり、星座で動物の尾にあたる部分の恒星にはこれにちなんだ名前がつけられているやぎ座δ星デネブ・アルゲディ(「山羊の尾」の意)、くじら座α星デネブ・アル・シャマリー(「鯨の北側の尾」の意)、くじら座β星デネブ・カイトス(「鯨の尾」の意)などがこれにあたる。が、単にデネブという場合ははくちょう座のデネブをさす場合が多い。
ベガ、アルタイルとともに夏の大三角形を形成するが、他のふたつに比べると暗い。実は1等星の中では一番暗い部類に入る。
しかし距離は、アルタイル16光年、ベガ25光年に対し、デネブは3200光年(一部では1600光年)と圧倒的に遠い位置にあるため、実際はとんでもなく明るい。というか、肉眼で見える恒星の中では最も遠い部類に入る。
名称 | デネブ |
---|---|
距離(光年) | 3200 |
スペクトルタイプ | A2Ia |
視等級 | 1.25 |
絶対等級 | -8.8 |
半径(太陽比) | 220 |
質量(太陽比) | 25 |
光度(太陽比) | 250,000 |
表面温度(K) | 8400 |