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トップガン


ヨミ: トップガン
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トップガン英:Top Gun)とは、

  1. アメリカ海軍戦闘機兵器学校United States Navy Fighter Weapons School)の通称。
    後述する2.によって「トップガン」という名は世界に広く知られるようになる。
  2. 1をモデルとした、アメリカ海軍戦闘機パイロットを描いた映画1986年開。
  3. 2.の続編「トップガン マーヴェリック」(原題:Top Gun: Maverick)。2020年開予定。
  4. 福岡県大野の「共和技研」が開発・製造している空気圧式ピッチングマシンおよびその商標。

1.の概要


朝鮮戦争終了後、アメリカでは戦闘機ドッグファイト(格闘戦)をすることはもはやいだろうと考えていた。しかし1960年代に始まったベトナム戦争では、ドッグファイトはなくならなかった(戦闘機を参照)。

初期の作戦「ローリングサンダー」では中戦におけるアメリカの撃墜被撃墜率は2.29:1で、朝鮮戦争での数字(7:1かそれ以上)と較すれば、この数値はとても受け入れ難いものであった。1968年半ばに出されたオールト報告ではパイロット古典的な機動戦闘の訓練を受けていないことの他に、ミサイルレーダー、乗員、機体にも問題があることを示唆した。これを受けて米海軍は同年9月カリフォルニア州ミラマー海軍基地に海軍戦闘機兵器学校、通称「トップガン」が開設した。トップガンではA-4MiG-17役として、F-8MiG-21役として使用、後には空軍F-106MiG-21役として使用された。最初の卒業生は1969年4月に部隊配置に就き、海軍によると1970-1973年の撃墜率は12.5:1となった。F-15 イーグルジェフリー・エセル 浜田一穂訳 原書房 1985 p.206-209


2.の概要


1986年5月開(日本では同年12月)。

行成績1位日本でも洋画配給収入1位を記録し、大ヒットとなった。本作をきっかけに戦闘機パイロットし、軍事興味を抱いてそのにのめり込んだ若者は少なくない。本作の製作ではアメリカ海軍が全面協しており、海軍基地や空母での撮影が許可された。また俳優達はF-14の後席で実際に体験訓練飛行をしている。

発艦によって静から動へと切り替わる印的なオープニングで流れるのは、ケニー・ロギンスの「Danger Zone」。ベルリンが歌う挿入歌「吐息のように」(Take My Breath Away)もシングルチャート1位を獲得、同年のアカデミー歌曲賞・ゴールデングローブ賞主題歌賞を受賞している。

主人公トム・クルーズ演じる若きパイロットピート・ミッチェル。艦上戦闘機F-14を駆る、野生的な直感に身を任せたパイロット。腕前は確かで、作中冒頭では味方のF-14ロックオンして追い回していたMiG-28に対してMiGの頭上を宙返り飛行して中を突き付けて挑発、ついでに後部席の相棒はポラロイド写真を撮るというとんでもなく謀な事を行っている。その後、その時追い回されていた戦闘機に乗っていた仲間がこの出来事をきっかけに戦闘機を降りる。その代わりとしてマーベリック達はエリート航空戦訓練学校「トップガン」への入校を命じられることになる。

教官シャーロットとの出会い、過酷な訓練、同期生との訓練を通した切磋磨。不慮の事故相棒の死、教官から聞かされるの死の相……それらを通して成長していく主人公の姿を描いた物語である。


登場人物


マーヴェリック  演:トム・クルーズ
本名、ピート・ミッチェル。コールサイン「マーヴェリック(Maverick)」は「はみ出し者」「一匹」を意味するが、同時に「みなしご」という皮な意味を持つ。階級は大尉(lieutenant)。
だが性の才を持ち、破りな操縦で敵を翻弄する。戦闘機乗りだった父親の死が秘匿扱いとなっており、その影を引きずり続けている。インド洋上での籍不明機との中戦を機に「トップガン」に送られ、厳しい訓練を受ける事になるが……
役を射止めたトム・クルーズは当時23歳で、この映画がきっかけでスターへのを歩み始める。
グース 演:アンソニー・エドワーズ
本名、ニックブラッドショウコールサイングースGoose)」は「ガチョウ」を意味すると同時に「馬鹿、間抜け、グズ、トンマ」というアレな意味がある。
温厚な性格。マーヴェリック相棒で、後部座席でレーダー員を務める。マーヴェリックと共に「トップガン」で訓練を受けるが、演習訓練中に機体が操縦不能となり、脱出する際の事故で帰らぬ人となる。この悲劇によってマーヴェリックは飛ぶ事に臆病になり、除隊まで考える所まで追い詰められた。
演じたアンソニー・エドワーズはその後、TVドラマER緊急救命室」で要人物の一人・グリーン先生を好演。
クーガー 演:ジョンストックウェル
本名、ビル・コーテルコールサインクーガー」は北に生息する猛ピューマの事で、アメリカ人にとっては強くて格好いい名前としてなじみがある。
インド洋上での中戦で敵機のロックオンを受けて恐怖にさいなまれ、金縛り状態になる。マーヴェリックのおかげで事帰投できたものの、戦闘機乗りの限界を感じて職務から外れる事を選んだ。
マーリン 演:ティムロビン
クーガーと組んでいるレーダー員。コールサインマーリン」は小猛禽類チョウゲンボウを意味する。
スティンガー 演:ジェームズトールカン
CAG空母航空官)。マーヴェリック達の上官。コールサインスティンガー」は「毒針」を意味し、常々づいている彼の人となりに合っている。スキンヘッドで、いつも葉巻を吹かしている。
1つの空母に1つの空母航空団があり、その頂点がCAGである。戦闘機の運用の総責任者。
アイスマン 演:ヴァル・キルマー
本名、トム・カザンスキーコールサインアイスマン」の名にふさわしく、沈着冷静な性格。養成学校「トップガン」での最高成績を狙う、マーヴェリックライバル。しばしばマーヴェリックに「味方を危険にさらしている」と嫌みを言ってくる。ヘルメット銀色
スライダー 演:リック・ロソヴィッチ
アイスマン相棒レーダー員。アイスマンと同じように嫌みな態度をとってくる。グースとは旧知の間柄。体臭が臭い。ヘルメット銀色
ヴァイパー 演:トム・スケリット
養成学校「トップガン」の教官。ちょびを生やしている。戦闘機に乗り、マーヴェリックアイスマンを模擬演習で仕留めている。
20年前の1965年ベトナム戦争まっただ中であり、そのときヴァイパーは部下を引き連れ交戦、部下の戦死を何度も経験した。マーヴェリック父親と組んでいたこともあり、死の相を知っている。
ジェスター 演:マイケルアイアンサイド
養成学校「トップガン」の教官。実があり、生徒たちから恐れられている。
チャーリー 演:ケリー・マクギリス
本名、シャーロットブラックウッド。航空物理学博士で、防総省からの信頼も厚く、機密に触れることも許されている。アメリカにとっての最大の敵である戦闘機ミグの研究に熱心で、ミグのことになると興味々になる。
い口金髪キリッとした颯爽歩く長身の格好いいお姉さん
キャロル 演:メグライアン
グースさん。幼い息子と共に「トップガン」の近くへ転居してくる。グースに似て陽気であけすけなお姉さんグースから聞いたマーヴェリック女性遍歴を、マーヴェリック現在人の前でベラベラ喋る。
演じたメグライアンは、本作品の3年後の『人たちの予感』が大ヒットしてスターへの仲間入りを果たした。
ハリウッド 演:ウィップ・ヒューブリ
戦闘機パイロットで、マーヴェリックグースと仲が良い。略称は「ウッド」。ヘルメットを被っているが、そこにはキスマークの付いたが描かれている。
ウルフマン 演:バリー・タブ
ハリウッドと組むレーダーで、マーヴェリックグースと仲が良い。ヘルメットを被っている。
サンダウン 演:クラレンス・ギルヤード・Jr
黒人レーダー員。気分が落ち込んでいるときのマーヴェリックと組んだ。サンダウンとは日暮れという意味であり、マーヴェリックの憂な気分を暗示している。
旭日旗ヘルメットを被っている。

登場する航空機・空母


トムキャット F-14
米国戦闘機。本作のもう1つの主人公
五芒印。アメリカ国旗の星は白い五芒星なので[外部]、それに合わせて海軍い五芒を使う。
作中では「3000万ドルの機体」と表現されている。ちなみに1985年は1ドル250円200円1986年は1ドル200円150円。1ドル200円とすると60億円となる。搭載しているミサイルサイドワインダー
養成学校トップガンでは、小さな模擬機と中戦を繰り返している。大きい機体の方がF-14である。
エンタープライズ (CVN-65)
インド洋に展開し、中東地域ににらみをきかせる空母。実際に撮影に使用された艦船は空母レンジャー (CV-61)。
ミグ MiG-28
本作品でアメリカの敵性国家が使用しているソ連製の戦闘機……という設定の、架航空機。詳細は個別記事参照。
い五芒印。機体の横や、パイロットが握る操縦桿の近くにい五芒が見えるほか、パイロットヘルメットの口の部分にい五芒がある。
積んでいるミサイルはエグゾセという設定で、こちらはフランス製。1982年フォークランド紛争においてアルゼンチン海軍がエグゾセを使用し、イギリス海軍艦船を撃沈して世界的に有名になった。

劇中の敵役国家



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最終更新日: 20/01/20 21:58
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