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株式会社トライエース (tri-Ace Inc.) とは、ゲームソフト開発会社である。略称はAAA。
『テイルズ オブ ファンタジア』の開発チーム(ウルフチーム)の一部がナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)との対立により独立して設立した。
開発したソフトのほとんどがRPGで、主にスクウェア・エニックス(旧 エニックス)から発売されている。『End of Eternity』(2010年)以降は、セガやコナミといった他の会社から発売することが多くなったが、スクウェア・エニックスが発売した『ファイナルファンタジーXIII-2』(2011年)の開発に関与しており、スクウェア・エニックスとの関係が無くなったわけではない。
グラフィックに強いこだわりを持つ会社として有名であり、近年は、自社エンジンを使用した技術デモを公開したり、ゲーム会社を中心とした会議で3Dグラフィックス関連の技術を積極的に発表したりしている。また、『スターオーシャン Till the End of Time』(2003年)まではバグが多いことでも有名だった。
作りこまれたゲームシステムなどがゲーマーに評価されているが、シナリオに関しては急展開やどんでん返しになることが多いため、賛否両論になることが多い。なお、『ラジアータストーリーズ』(2005年)以降はシナリオをエッジワークスに外注することが多くなっている。
音楽はほぼ全ての作品で桜庭統が担当している。なお、2003年と2006年にはライブコンサートも開催された。
当時はほぼ無名な俳優であった東地宏樹を、スタッフの中にファンがいたため、処女作であるスターオーシャン1の声優として起用。現在、スターオーシャンシリーズとヴァルキリープロファイルシリーズでは皆勤声優となっている。ただし、この2つのシリーズ以外の作品には彼を起用していないため、それを残念に思うファンもいる。
スクウェア・エニックスから発売された作品では、クリア後に隠しダンジョンが出現し、「ガブリエ・セレスタ」や「イセリア・クィーン」といった隠しボス(『スターオーシャン1』のみ「ガブリエル」)が登場することが恒例となっている。そのため、ファンの中には発売前からこちらが本編という人もいる。
2015年2月20日にモバイルゲーム事業および人材コンサルティング事業を行うグループの持株会社である株式会社ネプロジャパン(現エヌジェイホールディングス)がトライエースを買収する意向を表明し、同年3月9日に成立したことを発表した。経営体制や事業方針は現状を維持する方針であり、トライエースはコンシューマを基幹分野として引き続き注力するとしていたが、この発表直前の3月5日にPS Vita対応配信専用ソフト「ジューダスコード」のサービス終了が告知されており、先行きが不安視されていた。
こうした不穏な空気が漂う中、2015年4月15日に「スターオーシャン5 Integrity and Faithlessness」(発売元:スクウェア・エニックス)が電撃的に発表された。プラットフォームはPS4/PS3であり、開発はこれまでのシリーズ同様トライエースが担当する。同年8月3日には「イグジストアーカイヴ -The Other Side of the Sky-」(PS4/PS Vita。発売元:スパイク・チュンソフト)も発表(2015年12月17日発売)されており、コンシューマ市場への注力はとりあえず今後も続くようである。
▲1. スクウェア・エニックスが発売した3つのリメイク作品『ヴァルキリープロファイル レナス』(PSP)、『スターオーシャン1 First Departure』(PSP)、『スターオーシャン2 Second Evolution』(PSP)については、トライエースは製作に関与していない。
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