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ナ・ノ・キャラットとは、デ・ジ・キャラット星のお姫様である。
でじこことデ・ジ・キャラットが地球に避難してしばらくした後、デ・ジ・キャラット星とその双子星兼敵対星であったアナローグ星は、停戦協定を結ぶこととなった。
しかし、デ・ジ・キャラット星の王宮関係者の中では、「王女だけ逃がしたことが知れては、民が疑心暗鬼に陥るのではないか」と揶揄されていた。
そこで、急遽影武者として身なりがでじこと近い少女を秘密裏に王女に仕立て上げる計画が実行に移されたが、つい民の前で口癖である語尾に「なのだ」が出てしまう。(でじこの口癖は語尾に「にょ」)
幸いその一回だけだったので大事には至らなかったが、事の真相を薄々知った国民は、デ・ジ・キャラットとは違うという意味合いで、「ナ・ノ・キャラット」と影で呼ぶようになった。「ナ・ノ」は、もちろん彼女の放った「なのだ」から来ている。
余談だが、彼女は、正真正銘のデ・ジ・キャラットが星に戻った後、入れ代わりで地球に飛ばされることとなった。
声が違う、目の色が異なるなど些細な点はあると思うが、彼女がデ・ジ・キャラットであることには間違いないのである。
声優である明坂聡美が演じる、新しいデ・ジ・キャラットの俗称。
ギャラクシーエンジェルⅡにて「ナノナノ・プディング」というキャラを演じていたことから付けられたと推測される。