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ネイティヴダンサー


ヨミ: ネイティヴダンサー
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ネイティヴダンサーとは、1950年まれのアメリカ競走馬グレイゴーストと呼ばれた名

現代のサラブレッド血統に多大な影を与えているである。


概要


Polynesian Geisha Discoveryという血統。実は系もあんまり良い血統ではない。

の名前がゲイシャ(芸者)だが、これはゲイシャのの名前がミヤコ宮子?)といい、そこから連想されたものらしい。芸者といえば踊り。それがポリネシアン(ポリネシア人)と混ざって、原住民の踊り。すなわちネイティヴダンサーとなったようだ。この連想、実は後々までサラブレッド名に影を及ぼす事になる。

ネイティヴダンサーは、伝説的名になった割には幼少時のエピソードがまったくい。ゲイシャは1勝であったので、生まれた時は期待されていなかったのかも知れない。しかしデビュー前の調教素晴らしい動きを見せ、デビュー戦では一番人気。これをあっさり勝利する。

二歳時は9戦9勝である。先行して好位からすっと抜け出して「いつの間にか」勝ってしまうというレース振りからグレイゴーストの名で呼ばれるようになるのだが、その異名にはレース振りのほかにもう一つ理由があった。

この頃、アメリカでは白黒テレビが普及し始めており、競馬中継も始まっていたのである。しかし白黒であるからの見分けはつきにくかった。しかし、大柄でしかも毛のネイティブダンサー白黒画面でも一発で識別出来たのである。しかも強い。ネイティヴダンサーが全マンノウォー以来の人気を得たのはこのためだった。ネイティヴダンサーは出走したレースデビュー戦を除いて全て1倍台の一番人気に支持されている。

3歳になったネイティヴダンサー。ファンは彼なら当然三冠馬になるだろうと期待したのである。期待通り二連勝してネイティヴダンサーはケンタッキーダービーに乗り込み、ファンレース中継のTV画面を見つめながら彼の勝利を祈った。

ところが、ネイティヴダンサーは他のにぶつかったり、前が開かなかったりとまずいレースを展開し、最後に猛然と追い込んだもののダークスターに頭差届かない。

競馬界のアイドル敗北喩ではなく全が悲嘆にくれたと言われ、ネイティヴダンサーには何通もの敗北を慰めるファンからの手紙が届いたという。ニューヨークタイムズは「マンノウォーがアプセットに敗れてからというもの、1頭のの敗戦がこれほど世間を揺るがした例はなかった」と報じたというのだから大騒ぎである。

もっとも、ネイティヴダンサーの強さはそれ以降も陰りを見せなかった。三冠戦残り二つを快勝。三歳戦は10戦9勝。単勝倍率は1.05倍にまで下がり、催者は毎回大赤字を出したとか(アメリカにはどんなに人気が集まっても催者は1.05倍以上の払い戻し倍率を付けなければいけないという決まりがある)。それどころか4歳になって3走のオネオンハンディキャップではあまりにネイティブダンサー人気が集中したため催者が馬券の発行を中止してしまった程だった。

62.5kgを背負いながら9身差で勝したこのレースがネイティヴダンサーの引退レースとなった。以前から患っていた故障が悪化したからで、それがなければ凱旋門賞への挑戦も企画されていたという。大変残念な事であった。

もさることながらアイドル的な人気を博したで、全各地にファンクラブがあったほどだった。あのタイム誌が巻頭特集を組んだというのだから凄い。人間でもそうそう取り上げてもらえないのに。レコードタイムを連発するわけでも、手なレースをするわけでもないこのがこれほどの人気を得たのは、やはりTVが大きかったとしか言い様がい。その意味では幸運なであった。

入りしたネイティヴダンサーは、そこそこ活躍を輩出したが、リーディンサイアーになる事も出来ず、やや期待外れと言って良い成績だった。

ところが、ネイティヴダンサーの血はその孫の世代でいきなり炸裂するのである。

レイズアネイティヴが出したミスタープロスペクターが大種となり、一気に世界中にその血を広げるのである。現在ミスタープロスペクター系はサラブレッド血統の中で最も重要なサイアーラインだと言っても過言ではない。

の中でも立たない部類であったダンシングキャップ日本に輸入され、なんとオグリキャップを出す。この時は日本でも「ネイティヴダンサー隔世遺伝の法則」が噂になったものである。

他にもダンキューピッドあのになったシーバードを出す。エタンはシャーペンアップを出す。彼らはミスタープロスペクター系とは別に「ネイティヴダンサー系」を立ち上げているんである。ミスプロ系だけでも凄いのに・・・。

さらにさらに、もっと恐るべきはブルーメアサイアーとしての活躍。何しろあのノーザンダンサーなんである。これだけでもサラブレッド血統に字で記されるほどの功績であろう。

現在サラブレッド血統の中に占めるネイティヴダンサーの血の割合は恐ろしく高い。世界中で活躍している名の血統表の中にネイティブダンサーの名を見ない事はほとんどいのである。例えば、日本ダービーでネイティヴダンサーの血を持っていなかったタヤスツヨシが最後。それ以降はどこかにネイティヴダンサーの血が流れているのである。

ちなみに、ノーザンダンサーの名前はニアークティック(極北圏)とであるネイティヴダンサーを混ぜて連想されたものである。つまり、ノーザンダンサー系の名に多い踊る系の名前の元祖はネイティヴダンサーなのである。さらにその元を辿ればゲイシャだというのが面い。

ネイティヴダンサーは1967年17歳死亡。牧場ではアイドルの死を惜しむ人たちからの電話が鳴り続けて止む事がなかったという。


血統表


Polynesian
1942 鹿
Unbreakable
1935 鹿
Sickle Phalaris
Selene
Blue Glass Prince Palatine
Hour Glass
Black Polly
1936 鹿
Polymelian Polymelus
Pasquita
Black Queen Pompey
Black Maria
Geisha
1943 
FNo.5-f
Discovery
1931 
Display Fair Play
Cicuta
Ariadne Light Brigade
Adrienne
Miyako
1930 
John P. Grier Whisk Broom II
Wonder
La Chica Sweep
La Grisette

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最終更新日: 19/06/03 00:26
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