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ハイダイナミックレンジ合成(HDR合成)とは、画像処理の一つ。1枚の写真では表現不可能なコントラストの幅を、複数枚の写真を合成して補填し合うことで表現する処理である。
暗い被写体を撮影をするとき、カメラの設定を明るくすると、暗かった部分はクッキリ映るようになるが、もともと明るかった部分、例えば背景の空などは真っ白に潰れてしまう。
逆に明るい被写体を撮影するとき、カメラの設定を暗くすると、明るい部分は抑えられてくっきり映るが、元々暗かった部分、例えば黒地の布などは真っ黒に潰れてしまう。
そこで、明るい設定と暗い設定で複数枚の写真を同時に撮り、これらの写真からクッキリ映っている所だけをいいとこ取りで切り抜いて1枚の写真をつくる。するとすべてをクッキリ見せることが出来る。これがHDR合成の基本的な原理である。実際にはコンピュータ処理なのでコントラストの平均化など結構複雑なことをしている。
なお、HDR合成を使った動画もアップされているが、これは、明るい写真・暗い写真・明るい写真・暗い写真・・・(以下ループ)を高速に切り替えて撮影し、それぞれのペアでHDR合成したもの。その発想はなかった・・・
▲明るい写真と暗い写真の連続撮影は、それを自動的に行うことができる「オートブラケット」という機能が安物のデジカメにも付いていることがあるので、それを利用しよう。(もちろん手で明るさ設定を変えてもいいが、ブレに気を付けないといけない)
HDR合成はPhotomatix Pro という商業ソフトの体験版や、Luminance HDRというフリーソフトで行うことが出来る。
▲ハイダイナミックレンジ合成に関するニコニコ市場の商品を紹介してください。
▲ハイダイナミックレンジ合成に関するニコニコミュニティを紹介してください。
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