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ハムレット


ヨミ: ハムレット
掲示板をミル!
70カキコ!
ブラックジョークを含んだ記事 ニコニコ動画だ」
「そんな、滅相もありません、ハムレット様」
「そうか。ならば、おまえたちにはではないのだ。
 ものの善し悪しは考え方ひとつで決まる。には、ここはなのだ」

ハムレットとは、イギリスの劇作家ウィリアム・シェイクスピアによる戯曲・舞台

自己しく誇大妄想の気がある煽り耐性の低いデブが、遅すぎる反抗期とDT厨二病をこじらせ、やがて高二病に至って周囲に迷惑を撒き散らしながら死んでいく物語である。


概要


濡れ落ち葉になりそこねた元リア充のみじめな末路を描いた『リア王』、BBA鬼嫁に振り回される気弱な男の転落人生『マクベス』、ヤンホモ闇堕ちさせられる中年男を描き、当時の腐女子を大歓喜させた『オセロー』と並ぶ、シェイクスピアの四大悲劇のひとつ。

俺ら」の分身とも言えるみっともない主人公ハムレットが、誇大妄想被害者意識、当世流行のに踊らされて死んでいく、非常にしょーもない物語。言うなれば「お前が言うな」のバーゲンセールである。

「これだから今時の若者は」と言いたいだけの上から目線の連中をがっつり満足させ、ひとつでも心当たりのある、もしくは現在進行形でハムレットの気質を理解出来てしまう感性の豊かな方々からは、逆に「こんなgdgd鬱展開、何が面いのかわからない!」と忌避されてしまう有様である。

しかし現在では著名な文学作品にすり寄り、自分の名を上げることに熱心な評論家や、リメイクで二匹ドジョウを狙う劇作家や演出の手によって「悩める若者の復讐悲劇」として美化され、もが安心して見られる作品となっている。


登場人物



あらすじ


父さんが死んだ。大好きなママはその喪も明けないうちからクソ叔父結婚しやがった。
悔しいから戴冠式に喪服で出てやった。死にたいけどカトリックだし死ねない。ママは、いや、女はみんなクソビッチだ。

そしたら友人のホレイショーが父さん幽霊を見たって言うからについていった。幽霊が出た。
どうやらあのクソ叔父父さんを殺したらしい。ひょっとしてって予言の才あるかも?
つか復讐とかマジ面倒。そもそもこの亡霊自体悪魔の仕業じゃね? ああもう、みんなねじ曲がった世の中が悪いんだ。

とりあえずキチガイの振りをする。狂人ほど真実を述べるって言うしな。うん、って格好いい。
宰相は見当外れなことばかり返してくるけれど、碌した老害だし仕方ない。
学校友達クソ叔父の差しで探りを入れてきやがった。どいつもこいつも信じられない。マジ不幸すぎだろ…。

都落ちした劇団がやって来た。ジャニ系劇団に追い出されたらしい。これだからにわかは嫌だってかが言ってた。
かこいつら必死すぎwwwたかが役者が絵事の演技に必死になってるのにときたらwww
よし、こいつらに劇を演じさせてクソ叔父の陰謀を暴いてやるぜ。

碌宰相の差しオフィーリアまで探りを入れてきやがった。こいつもビッチか。尼寺へ逝ってよし
劇の間のクソ叔父の監視はホレイショーに頼む。から見たら貧乏人だけど、気に障ることは言わないし、いいだ。

やっぱりあのクソ叔父父さんを殺したって事でFAのようだ。もうは何にも騙されない。の言うなりにもならない。
そしたらクソ叔父に懺悔してた。心の広いは見逃してやることにする。もっと悪っぽい時に殺せば復讐っぽくね?
クソビッチに呼び出された。掛けの向こうにクソ叔父が隠れていたので刺し殺したら老害だった。
やべぇ、でも知るもんか。亡霊は傷つけるなって言うけどふざけんなクソビッチ。言いたい放題言ってやった。

イギリスへ追い出された。なんか意味の戦争してるけどには関係ないね、くだらない。
船室にイギリスで殺せって手紙があったから、くっついてきたもと学校友達の名前に書き換えてやった。
そしたら戦に巻き込まれて戻ってこれた。どーせ主人公補正とかご都合主義とか言ってくんだろお前ら
もういいよどうでも。人間どんなに偉かろうと死んだら土になるんだし。あーだりぃ。悟ったって格好いい?

なんかオフィーリアが死んだとかでレイアティーズがギャーギャーわめいてる。うるせぇ黙れ大げさに不幸ぶるな。
の方がもっとずっと悲しんでるんだ。なんたって悲劇の主人公様なんだからな。あーだりぃ。

え? レイアティーズとの決闘のお知らせ? あ、そうなんだ。で?それが何か問題?
やるよ、やりますよ。不安っちゃー不安だけど、そんなの気にしてもしょうがない。人間死ぬときには死ぬんだろ。だりぃ。

決闘してたらレイアティーズクソビッチが倒れた。なんだこれ。陰謀だ。が塗ってあったんなら、も死ぬのか。
じゃあクソ叔父も殺しとくか。どうせ死ぬんだ…って、何やってんだホレイショー! なんで死のうとするんだよ!?
…よく考えたらこいつプロテスタントかよ…。

必死になって止めたわ。それでも男かって。だってここでカッコ悪く死ぬんだぜ? そんなん死んでも死に切れないし。
せめてちょっとくらいは格好良く後世にって欲しいじゃん。なんたっては悲劇のしゅじんk

フォーティブラス「うぜぇ」


ハムレットQ&A



英語圏ではハムレットが大根役者の代名詞になっていると聞きましたが…


英語では大根役者の事を“Ham acter”、もしくは単に“Ham”と呼ぶ。起は諸説あるが、『ハムレット』を元とする説も幾つかあり、「が演じてもそれなりに当たる」、「未熟な役者ほどハムレットを演じたがる」というのがその理由。

さらに言えば劇中のハムレットも大概な大根役者である。復讐を成し遂げる為に狂人を演じるハムレットだが、その様子はわかりやすいあてこすりや嫌味を言うばかりで、ポローニアスの誤解を招き、クローディアスには々にバレてしまうお粗末なもの。寒中裸になってまで狂人を演じた『リア王』のエドガー底ぶりと較すると、その中途半端ぶりがえる。

劇中には「イギリス人はみんな気違いばかり」という鉄板ブリティッシュジョークが登場するが、気違いには真実を見通すがある、という設定も、逆に考えればお高くとまったスノビズムを皮ったものとも取れる。


ハムレットの年齢が三十路前後って本当ですか?


留学先のヴィッテンベルク大学からの死を知らされ急遽駆けつけた第一幕から、ハムレットは18~20代の若者ともが思うだろう。しかし、第五幕での墓掘りのセリフ道化師ヨリックに関する会話から逆算すると、彼の年齢は(少なくとも第五幕時点で)30代前後ということになってしまうのだ。

第一幕から第五幕までに時間の経過があったとしてもせいぜい数ヶ単位であり(第一幕では「身を切るような寒さ」のだが、第四幕でオフィーリアが配るのもの)、年単位で時間が経ったとは考えづらい。マザコン優柔不断30代の王子とはなんとも台しな設定だが、実は初期稿であるQ1版では、一般的な『ハムレット』であるQ2版とは違い、第五幕でもハムレットは20歳程度の年齢をキープしている。

つまり、シェイクスピアは第五幕からのハムレットを意図的にアラサーとしているのだ。

16世紀の寿命は長くない。シェイクスピア52歳まで生きたが、それも当時では例外的な長命だ。当時「人生ど」の代名詞でもあった30年が、本当に第五幕時点のハムレットの年齢となってしまったのか?

ハムレットの精的な意味と限定して言うのなら、答えはイエスだ。

HAMLET : For, look you, how cheerfully my mother looks, and my father died within these two hours.

見ろ、上の顔を。とても楽しそうではないか、上が亡くなられてからまだ2時間も経っていないというのに。

OPHELIA : Nay, ’tis twice two months, my lord.

いいえ、ふたの倍も経っておりますわ。

HAMLET : So long? Nay then, let the devil wear black, for I’ll have a suit of sables.
O heavens! Die two months ago and not forgotten yet?

もうそんなに経っているのか? それでは喪服悪魔にくれて、てんの毛皮でも着るとしようか。
しかし驚いた、死んでふたもたって、まだ忘れられずにいるお方がいるというのか?

第三幕、劇中劇が始まる前のオフィーリアとのシーン。ハムレットは4ヶを2時間だの2ヶだのと言い募って突っかかり、現実時間を拒絶し、ひたすら母親を詰りまくる。駄目だこいつ…早くなんとかしないと…

母親の再婚に女性不信になり、親友はよそよそしいし級友も信じられない。亡霊に復讐を命じられて起こした行動は失敗。その結果、ハムレットはクローディアスに切れ一枚でこの世から厄介払いされそうになる。首尾良く逃げ果せたとはいえ、海賊船に助けられたのも当て、自分がデンマーク王子だから。自分が何も出来ないな存在だと知ったハムレットは感に苛まれる。精的な活を失い、どうせ人間を極めたところで皆死んじゃうんだ、もうどうにでもなーれ(Let be.)と自暴自棄になってしまう。達観したとはとても言い難い、言うなれば高二病状態だが。

そんな様子をわかりやすく表したのがQ2で加筆された部分である。矛盾を引き起こしてはいるが、現実の時間を拒否したハムレットが、今度は現実にありえない時間を押し付けられるというのは絶妙な表現である。


ハムレットはオフィーリアを本当に愛していたんですか?


そんな等が無敵くん、悲劇のヒーロー・ハムレット様の逆鱗に触れて事で済む人間はいない。

ヒロインオフィーリアもそのひとりである。ハムレットとのポローニアスとレイアティーズに口うるさく反対され、当時の僧侶の腐敗を例に挙げてささやかに逆らってみせるが、結局は父親の言う通りにしてしまう。ポローニアスは自分のを大切にしていることに偽りはないし、なんだかんだでポローニア一家幸せ家族だったのだ。

そして、オフィーリアも素直に父親を信用していただろう。だからこそ第二幕での「ただならぬ訪問」を即刻ポローニアスに報告し、言いつけ通りに全てつき返していたラブレター(おそらくは「訪問」の際に渡されたものだろう)を渡してしまうのだ。尋常ならぬハムレットの様子を案じ、父親ならばきっとうまくとりなしてくれると思ったのだろうか。

そして第三幕序盤でクローディアスの言う通りにハムレットに接近するのだが、父親の喪も明けない内の母親の再婚、さらには亡霊との邂逅真実を知り、女性不信となっていた彼にはそれが慢ならず、酷い言葉をぶつけられてしまう。
同じような理由で嫌われたのがローゼンクランツギルデンスターンのふたりだ。その接触がクローディアスの差しであることがバレた事以外にも、いつも一緒にいる仲良しっぷりがハムレットの疎外感を逆撫でし、蝎のように嫌われる始末。 とんだとばっちりである。

オフィーリアぐらいは信じてやれよ、と言いたいところだが、その後もハムレットは自己中心的に彼女を扱うばかり。彼女が死を遂げた後もその死を悼むどころか、レイアティーズの悲しみ方が大げさだと上から目線の方が余程悲しいんだZEと「かわいそうなボクアピールに余念がないあたり、そもそもハムレットはオフィーリアを本当に愛していたのかという疑念が湧き上がるところだが、マザコン処女厨厨二病からの高二病おそらくはDTをこじらせてしまうあたり、好きではいてもするところまでには至っていなかったのだろう。

教訓 :世の中どんなに酷く扱っても変わらぬ笑顔を見せてくれるのはだけである。


ハムレットは友達が少ない?


こんな性格じゃハムレットどころかムレットだろうと思いきや、彼にも仲の良い様子を伺わせる友達がいるから驚きだ。
古典美化の陰謀により、ホレイショーもまたテンプレ通りの忠実な友人役として片付けられてしまいがちだが、彼は決して野暮ったいだけの友人ではない。ホレイショーはいわば当時の現代っ子ポジションなのだ。

何かと陰になりがちな劇中において、彼のカラッとしたセリフ回しは一の清剤となる。

HORATIO: A truant disposition, good my lord.

サボり癖というヤツです、殿下


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最終更新日: 14/09/25 14:09
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