7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します
『ハロプロ研修生』とは、ハロー!プロジェクトへの正式所属を目指している研修生のグループ。
旧称ハロプロエッグ。
2002年のハロー!プロジェクト・キッズオーディションに続き、次世代のハロー!プロジェクトメンバー育成を目的として設立された。2004年と2006年にハロプロエッグのオーディションが行われ、2007年からは常時募集を行っている。
メンバーの多くはこれらのオーディションの合格者であるが、他にも中国からの留学生メンバーや、モーニング娘。オーディションなどのアップフロントが主催する別のオーディションを受けたメンバーも在籍している。また2014年11月に活動停止したNICE GIRL プロジェクト!研修生から一部メンバーを編入している。
初期から現在まで、メンバーの立場や取扱われ方は様々な変遷を経ている。特に2010年~2011年には大幅な改革・研修制度の変更が行われ、すでに高校生以上になっている、あるいは2011年度で在籍6年になるエッグメンバー(=3期生以前のメンバー全員)は強制的に卒業させられた。一部ではこれをエッグ粛正と呼んでいる。2011年春に加入した11期生が粛正後最初の新加入メンバーとなる。
2011年11月ごろからは名称を「ハロプロ研修生」に改め、正規メンバーとの格差をはっきりさせるようになった。14期生(2012年2月加入)以降のメンバーが最初から「ハロプロ研修生」名義で研修を受けているメンバーになる。
実質的に以前と変わっていない部分もあるものの、表立った変化としては以下の点が挙げられる。※一部例外あり
応募資格にも変遷があり、当初は小学1年生から18歳までとなっていたが、年齢制限無しになっていた時期もあり、大学卒業後にエッグに加入したメンバーも存在していた。既婚・未婚問わずという条件で募集していた時期もある。
現在の応募資格は小学4年~中学3年の女性、東京(アップフロント本社)でのレッスンに通える人、特定の事務所・レコード会社に所属していない人、となっているが、アップフロントが主催する別のオーディションやコンテストを経て研修生に配属された場合はこの限りではないその他にも川村文乃のように、過去の活動の内容によっては年齢制限をオーバーしていても例外扱いで研修生入りできるケースもあるようだ。。
2012年秋には研修生初のオリジナル曲「彼女になりたいっ!!!」が発表され、翌2013年冬ハロコン(Hello! Project15周年記念ライブ 2013 WINTER ~ビバ!~/~ブラボー!~)では研修生のみで「彼女になりたいっ!!!」を披露。
更に2013年4月からPigooにてハロプロ研修生のレギュラー番組「ハロプロ研修生のただいま研修中!」の放送が開始、YouTubeでハロプロ研修生公式チャンネルが開始、10月からBS日テレでも週一レギュラー番組「おねだりエンタメ!~ はぴ★ぷれ」が一年間放送され、2014年5月にはローティーン向けファッション雑誌「ピチレモン」新専属モデルに佐々木莉佳子を送り込み2015年12月号限りで休刊してしまったが、アンジュルム加入後の2016年からseventeen専属モデルに移籍した。、2015年度の「おはスタ」新おはガールに井上玲音を送り込む・・・等々研修生の露出が活発になってきている。(ちなみに現在ハロー!プロジェクト総合やハロプロメンバー個人のレギュラーテレビ番組はあるものの、ハロプロ正規グループ個別のレギュラーテレビ番組は存在しない)
2020年1月からは回替わりで複数の研修生が出演するレギュラーラジオ番組「ハロプロ研修生の只今ラジオ勉強中!!」がRFラジオ日本でスタート、さらに4月からはテレビ東京のハロプロ番組がリニューアルされ,歴代初の研修生を中心にした番組「ハロドリ。」になった。
主な活動はハロー!プロジェクト正規メンバーのバックダンサー、ライブ・イベントの出演、ドラマやCM、舞台への出演等がある。「ハロプロエッグ」名義だった時代は、一部選抜メンバーが音楽ユニット (ともいき・木を植えたい、音楽ガッタス、MilkyWay等)やフットサルチーム (Gatas Brilhantes H.P.、リトルガッタス) へ参加することもあった。
研修の成果を発表する場として、年に4回(概ね3月、6月、9月、12月ごろ。若干前後する場合あり)、コンサートと同じ形式でパフォーマンスを披露する新人公演が行われている(ただし2011年は1回のみ)。
2007年5月13日に旧渋谷公会堂(当時の名称は渋谷C.C.Lemonホール)にて「第一回 ハロー!プロジェクト新人公演 〜さるの刻〜/〜とりの刻〜」のタイトルで初公演が行われた。
研修制度改革により2010年11月の新人公演をもって一時中断した後、翌2011年9月11日に横浜BLITZで行われた「ハロプロ エッグ 2011 発表会〜9月の生タマゴShow!〜」から現在と同様の形式の「発表会」となった。
発表会では研修生オリジナル曲以外に、各回ごとにハロプロの先輩の曲を披露する限定ユニットが組まれる。ユニットや歌割りは事前のレッスン中に行われるオーディションによって決められるが、メンバーは本番までに頻繁に入れ替えられる。場合によっては公演当日に販売されるパンフレットが完成した後にメンバーが交代したり降ろされたりすることもある。
以前は全ての公演が首都圏(横浜BLITZで行われることが多く、同所はエッグヲタにとって「聖地」とされた。)で行われていたが、2013年に初めて大阪(6月)、名古屋(9月)で公演を行い、12月には東名阪3カ所でミニツアーを行った。それ以降東名阪ミニツアー形式の公演が定着しているこのミニツアーは2015年夏以降、全公演がZepp系列のライブハウスで行われている。Zepp系列のライブハウスでは入場時の1ドリンクに豊富な種類のペットボトル飲料を用意しているが、このペットボトルにはおまけとしてZeppロゴが入ったペットボトルホルダーが付いている。そのため、バッグやリュックにZeppのペットボトルホルダーを大量にぶら下げているハロヲタは、研修生発表会に通い詰めている=研修生ヲタである、と見なしてほぼ間違いない。。
なお2020年3月の発表会(新型コロナウイルス禍により中止)では名古屋公演が行われないことになっていたが、6月の発表会(開催発表前に中止)では再び東名阪3ヶ所での公演が予定されていた模様。
定期的に行われる新人公演とは別に、2013年からは5月のゴールデンウィーク連休中に中野サンプラザで「公開実力診断テスト」を行うようになった(前年までは非公開で行われていた)。このテストでは各研修生が自ら選曲した曲を、自ら選んだ衣装を着て客前で披露し、講師・ハロプロOG(出演するOGはテスト当日発表)ら審査員と観客からの投票で優秀者を選出・表彰し、最多得票者に「ベストパフォーマンス賞」が与えられる。
なお、2016年頃までは「公開実力診断テストでベストパフォーマンス賞を取った研修生はデビューできない」というジンクスがまことしやかに囁かれていたが、2016年に受賞した笠原桃奈がほぼ即座にアンジュルムに加入し、さらに年末に前年の受賞者だった加賀楓がモーニング娘。に加入して以降パッタリと止んだ。現在では歴代ベストパフォーマンス賞受賞者は全員が何らかの形でデビューできており、このジンクスもすっかり過去の物となっている。
2020年も5月5日に中野サンプラザで行われることが決定していたが新型コロナウイルス禍の影響で中止となり、7月26日に丸の内・コットンクラブからの無観客生配信(配信チケット購入者による生投票アリ)で開催された。
2013年
※結果的につんく♂が審査した唯一の公開実力診断になった。この回のみソロのパフォーマンス審査の前に、研修生を3組に分けてダンスを踊らせ、グループでのダンスを審査するダンス審査が設けられていた。
審査員:つんく(シャ乱Q、ハロプロ総合プロデューサー)、まこと(シャ乱Q)、みつばちまき(ダンス指導担当の先生)、小川麻琴(元モーニング娘。)
2014年
※この回からソロパフォーマンスのみで審査する現行の形式になった。
審査員:橋本慎(アップフロントワークス・レーベルマネージャー)、まこと、上野まり子(歌唱指導の先生)、みつばちまき
ゲスト審査員:吉澤ひとみ(元モーニング娘。)
審査員:橋本慎、まこと、上野まり子、みつばちまき
ゲスト審査員:高橋愛(元モーニング娘。)、徳永千奈美(元Berryz工房、ハロー!プロジェクト アドバイザー)
上記各賞に加えて、清水佐紀が井上ひかるに特別賞を与えている。
審査員:橋本慎、まこと、上野まり子、みつばちまき
ゲスト審査員:清水佐紀(元Berryz工房、ハロー!プロジェクト アドバイザー)、熊井友理奈(元Berryz工房)
2017年
※初めて現役ハロプロメンバー(卒業間際ではあったが…)が審査に加わった。