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ピエール・ブルデュー


ヨミ: ピエールブルデュー

ピエール・ブルデュー1930~2002)とは、「ハビトゥス」などが代表的なフランス社会学者である。


概要


フランスのピレネー=アトラティック県ダンガン村に生まれ、リセ・ルイ=ル=グランを経て高等師範学校(ユルム校)で哲学を学ぶ。しかし、やがてアルジェリア独立戦争に従軍し、そのままアルジェリアに居ついて教師をやる傍らフィールドワークを行う日々を過ごした。1964年にはフランス国立社会科学高等研究院 (ÉHÉSS) 教授に、1981年にはコレージュ・ド・フランス教授になる。そしてそのままフランスで生涯を終えることになった。

ブルデューは当初は構造義の影が強かったものの、やがてマルクス義の土台と上部構造の関係を文化や教育の場面で実的に解明できる、というによって一気に有名になった。例えば文化的な趣味の違いは階級的な違いに対応している、といったものである。

彼はそのためにそれまで経済的に飲み使われてきた資本という概念を文化にも用い、以下のように分類した。

  1. 物質的に所有可な文化資本
  2. 個人のうちに蓄積された文化資本
  3. 制度化された文化資本

こうした文化資本によって個人が属する階級や階層に特有の行動の在り方、知覚の様式、つまり「ハビトゥス」を生み出し階級的な区別(ディスタンクシオン)があらわれる、というのが彼の思想である。ドイツニクラス・ルーマン近代を機分化した社会ととらえたのに対し、ブルデューは階級分化した社会ととらえたのである。

そのためこれまでヨーロッパが獲得してきた権利を喪失させ労働者を雇用不安に陥れ、「文化資本」の違いによって社会的な格差を増させるネオリベラリズムグローバリゼーションに彼は反対し、社会運動にも従事していったのだ


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最終更新日: 17/05/18 21:50
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