7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します
『ファイアーエムブレム 覚醒』とは、3DSで発売された任天堂のシミュレーションRPGである。
開発はインテリジェントシステムズ。
ファイアーエムブレム 覚醒 | |
---|---|
ジャンル | シミュレーションRPG |
対応機種 | ニンテンドー3DS |
発売元 | 任天堂 |
開発元 | インテリジェントシステムズ |
発売日 | 2012年4月19日 |
希望小売価格 | ■ソフト単品 4,572円(税別) ■ハッピープライスセレクション 2,700円(税別) ■スペシャルパック [任天堂オンライン限定] 18,857円(税別) |
CERO | B |
セーブデータ数 | 3 |
その他 | ローカルプレイ対応 インターネット通信対応 すれちがい通信対応 いつの間に通信対応 ニンテンドーネットワーク対応 (追加コンテンツ:有料) |
2011年9月13日に行われた『ニンテンドー3DSカンファレンス』で完全新作を発表。同年末の『ニンテンドーダイレクト』にてサブタイトルである『覚醒』が正式に発表された。
シリーズ13作目(パッケージ販売)にあたる本作は、ニンテンドー3DSでの発売となり、開発者曰く“超集大成”とでも言うべきもので、過去作品にあった独特なシステムを様々な形で積極的に取り入れている。さらに、紋章の謎の設定やFEのプレイヤーなら思わずニヤリとしてしまうような過去作品を思わせる設定や文物などFEの歴史と言える様々なモノが随所に登場している。キャラクターデザインは漫画家・イラストレーターのコザキユースケが担当している。
その一方で新たな試みも多数盛り込まれており、バトルでは、奥義発動や必殺の一撃時にカットインが入り、キャラクターボイスも挿入された。これらはシリーズ初の演出となる。
すれちがい通信を利用することで、すれちがった相手と協力や対戦が行える。対戦に勝利するとリーダーを仲間に出来る。いつの間に通信では、レアアイテムやシリーズ過去作に登場したキャラクターを配信する。紹介映像では、『聖戦の系譜』のアイラ、『聖魔の光石』のヒーニアス、『ファイアーエムブレム外伝』のクレアの姿も。
ストーリーはソフト単体で完結するが、遊び尽くしたいユーザーのために豊富な追加コンテンツが用意されており、任天堂が有料の追加コンテンツを初めて取り入れた作品である。
以上のような試みが功を奏し、新規ユーザーを開拓、好セールスを記録した。英語版の名称は『Fire Emblem: Awakening』。北米版は2013年2月4日、欧州版は2013年4月19日に発売された。また、3DS-DLソフトとして2013年1月30日より発売されている。
本作の売り上げが振るわなかった場合にはシリーズを打ち切ると、任天堂から通告されていたことがスタッフインタビューにより明らかになっているが、蓋を開けてみればワールドワイドで179万本のセールスを記録(2014年12月時点)、シリーズの再興を果たした一作となった。
▲括弧内の作品名は、以前のシリーズ作品でも同様のシステムが登場したことを意味している。
ここでは、配信マップを含まないゲーム本編で仲間に出来るキャラクターのみを記述する。