ニコニコ大百科モバイル

7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します


ポケモンショック


ヨミ: ポケモンショック
掲示板をミル!
551カキコ!

ポケモンショック(ポリゴンショック・ポケモンフラッシュetc...)とは、忘れる事の出来ない事件である。


概要


1997年12月16日にこの事件は起きた。アニメポケットモンスター(無印)』の第38話(当時)「でんのうせんしポリゴン」において、コンピュータ世界を表現する為に、「」と呼ばれる技法をはじめとする、ストロボやフラッシングなどと呼ばれるしい点滅エフェクトをおよそ25箇所に渡り1以上連続使用していた。番組後半において(特にピカチュウの攻撃がワクチンソフトに直撃した時)などに多用された。(特に問題になったのは、が交互にしく点滅する背景)これにより視聴者子供)が体調不良を訴えて病院へ搬送され、135人が入院したとされている。原因は前述のもので、これにより過敏性発作が引き起こされたと考えられる。

この事件はマスコミにおいても大々的に報道され、TV番組ではなくポケモンそのものへの批判などもあった(某全ではピカチュウ電撃を発する写真と共に「ピカチュウ 子供たちを襲う」という見出しが付けられたりもした)。特に当時は今ほどインターネットが普及しておらず、テレビや新聞の他は口コミが情報伝達手段であったため、該当シーンを実際に見た子供たちの「ピカチュウったら気分が悪くなった」「ポリゴンが画面から出てきた」等の、事実とは異なる部分のあるイメージの先行した噂話が広まった事も一因となっている。しかし、後日他の番組(後述)においても同様の事例があった事が判明するなどして、次第にポケモンそのものへの批判は収束した。

事故後、テレビ東京は原因究明及び再発防止策がまとまるまでポケモン関連の放送を休止し、同を「学級王ヤマザキ」に差し替え、レンタル貸し出しや系列局における再放送自粛などを要請している。
その後NHK民放連ガイドライン発表の見込みが出来たとして放送再開を発表、検証番組を放送した上で火曜から木曜ゴールデンに時間を移して放送を再開している。今では恒例となっている注意を促すテロップテレビを見るときは部屋を明るくして離れて見てください。」はこの事件がきっかけである(但し、テロップを出さない局や時間帯により出さない場合もある)。
パカパカの演出についても再開後は見られなくなり、またOP映像においても一部修正が行われ、の複合セルによる演出が大幅に差し替えられている。特にタイトルロゴ全新規となり、従来のものは「左右からロゴワイプタイトルロゴ完成する」という表現だったのだが、再開後は3DCGによるものとなっている。

なお、事件の後に発売されたビデオDVDではこの"第38回の分"はカットされているため、TV放送を録画していた人にビデオを見せてもらう等しない限り今から見ることは不可能である。
現在正式な第38話とされているのは、放送が再開された1998年4月16日放送の「ピカチュウのもり」であり、「でんのうせんしポリゴン」は、所謂封印作品の扱いを受けている。(余談ではあるがこの「ピカチュウのもり」という回についても、サトシピカチュウの別れを危惧した内容となっており、当時番組が存続の危機から立ち直る事に関するメタフィクションとも取れる内容となっている。なお同日は39話と併せて二話連続放送であった。)
また、この事件の影があった所為かどうかは定かではいが、ポリゴン進化系を含めてこの後アニメには一切登場していない。ポリゴン自体は悪くないのに可哀想な話である

余談だが、2008年に全東宝系にて放映された「劇場版ポケットモンスターダイヤモンド・パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ」では同様の手法が採られていた事から、この事件において病院へ搬送された事のある人は関係者へ言うようにとの掲示がなされていた。


ルージュラもわるくない ▼


「でんのうせんしポリゴン」の次の週の作品は「ルージュラクリスマス」であり、ちょうど季節ネタを取り込んだストーリーであった。しかしながらこの事件でアニメポケットモンスターの放送が中止となり、後々になって番外編としてに放送された。

ちなみにルージュラデザイン海外人種差別タブーに触れる懸念があり、海外映像ソフトではルージュラの登場回を欠番扱いにすることが多い。


これ以前にあった事例


入院者が出る等の直接の被害が出ていた例は数にすればあまり多くはいが、このポケモンショックの約9ヶ前(1997年3月29日、第25回)に、NHKの『YAT安心!宇宙旅行』において同様の手法が使われており、これによって数名の児童が病院に運ばれていた事が、後になって判明した。

この件が発生した時点では(後のポケモンショックにべて)被害規模が小さく、NHKでは原因究明に至る事が出来なかった。そのため大々的に表に出る事がなかった。「この時にしっかり原因究明できていればポケモンショックは防げていたのではないか」という摘もある。

問題のシーンが含まれるビデオ等は、ポケモンショックの後に自回収が行われている。
しかし全てを回収し切った訳ではないようで、一部のレンタルビデオ店等には問題のシーンがそのままあるビデオが残っている場合がある。
またレーザーディスク版は自回収も行われておらず、全に放送当時のままで問題のシーンも収録されている。


参考



演出の自主規制


事件前には当たり前だったパカパカという演出は、事件後大幅に自粛されるようになった。事件以降に (ポケモンに限らず) 過去アニメ再放送する場合、相当する演出シーンアニメーションせずカット静止画を一枚映すだけなどの対策が講じられた。

また電撃などの、複数色の繰り返しを伴わない単色の強いフラッシング規制の対となり、現在ではにこの効果が使われるシーンの明度そのものを大幅に落とす手法が採られている。アニメを観ていていきなり画面が薄暗くなったら「ああフラッシュするんだな」という心構えができるというメリットはあるものの、演出としてはインパクトが削がれてやや物足りなさを感じるかもしれないが、こればかりはまあ仕方ないね

アニメだけでなくテレビゲーム自主規制も行われるようになった。たとえばファイナルファンタジーVIの初作は「むげんとうぶ」で点滅の演出があったが、PS版では点滅のスピードが遅くなり、GBA版では点滅自体がなくなった。
本家ポケモンでも例外ではなく、近年ではバーチャルコンソール等で配信されている過去作のポケモンシリーズ(第一世代・第二世代等)においても、「10まんボルト」等、しく点滅する効果についても修正処理が行われるようになった。

また演出ではないが、報道番組での会見等の映像で新聞記者の使うフラッシュが同じ効果を起こしうることがわかり、映像フラッシュの明滅を抑える加工をして使用するようになっている。


関連商品


この映画が前述の映画である。普通に見る分には影はないので安心されたし。

■azB001GLUO8U


参考動画



■sm12585241[ニコ動]

■sm19623671[ニコ動]

《 警告 》上記動画において、ポケモンショック(過敏症)の原理を体感できる。 学術調的のため、参考リンクしておくが、過敏症に陥る恐れがあり、非常に危険である。暇つぶし肝試しなどという安易な気持ちからは絶対に見ないでほしい。やむを得ず視聴する場合には、体調が万全であることを確認した上で、①部屋を明るくして、②モニタから十分離れ、③眼の焦点モニタ外におくように注意してください。

ちゅうい : うえの どうがを みるときは おとうさんか おかあさんと いっしょに みましょう。


関連項目



関連リンク



最終更新日: 19/10/12 04:08
タグ検索 パソコン版を見る


[0]TOP
ニコニコ動画モバイル
運営元:ドワンゴ