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ポストモダン(Postmodern)とは、近代(モダン)という大きな潮流となっていた時代が終わった後に生じる次(ポスト)の時代のことである。
一般的に、哲学・思想、文学・芸術、建築において「ポストモダン」という言葉が使用されることが多い。
フランスの哲学者ジャン=フランソワ・リオタールは『ポストモダンの条件』(1979)の中で、これまでの科学はみずからを正当化するために「大きな物語」としての哲学を必要としてきた。このような「大きな物語」に準拠していた時代を「モダン」、そしてそれに対する不信感が蔓延した時代を「ポストモダン」と呼んでいる。したがってリオタールの定義によれば、ポストモダンとはこうした科学の基礎づけとしての「大きな物語」が失われた時代だということになるポストモダニズムPostmodernism 星野太 artscape 2019年3月11日閲覧[外部] 。
ここでは、簡単にポストモダンについて記述するため、ポストモダンに関してきちんと理解を深めたい方はポストモダンに関して書かれた専門書を一読することをおすすめする。
ポストモダンはフランスを中心に発達した概念で、モダニズムに対して批判的態度を取る運動を「ポストモダニズム」(Postmodernism)と言う。
ポストモダンの時代に関しては、様々な解釈が挙げられるが、一般的には、先進国に見られる、高度な資本主義経済と、高度な情報化社会で、そのような社会における、先行き不透明な現状と、その現状の中で社会等に絶望的感情を抱く状況を指す。
建築においては、モダニズム建築に対する批判的態度に基づいて「ポストモダン建築」が提唱された。
モダニズム建築とは、機能性と合理性を強調し、装飾を排除した、俗に言う「禁欲的な箱」のことを一般的に指し、これに対する反動という形でポストモダン建築が起こるようになってきた。
ポストモダン建築においては、過度な合理性からの脱却や装飾性の復活が見られたが、一方で過度な装飾性や、周囲との調和を無視したかのような奇抜なデザインが見られるようになり、それゆえにポストモダン建築に対する批判と見直しが生まれ、一時的な流行にとどまった。
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