ニコニコ大百科モバイル

7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します


ランド(競走馬)


ヨミ: ランド

ランド(Lando)は、1990年まれのドイツの元競走馬・元種ドイツ調教として初、そして現時点では一のジャパンカップ制覇を成し遂げた、ドイツ競馬史上有数の名である。


概要



出自


Acatenango(アカナンゴ)、Laurea(ラウレア)、Sharpman(シャープマン)という血統。ドイツ競馬の「名の最初の1文字と同じものにする」というルール通り、彼にもと同じ「L」から始まる名前が与えられた。

生産者のイットリンゲン牧場が所有し、ドイツハインツ・イエンチ厩舎の管理となったランドデビュー戦こそ落としたものの、2歳戦を3戦2勝の成績で終えて、ドイツの最優秀2歳に選出された。


3歳時


3歳時は4月リステッド競走から始動したが、重馬場に足を取られて、2歳時に対戦して破っていたコルナド(キャリアを通して11回も対戦している)から7身以上も差を付けられた5着に敗退。ドイツ2000ギニーに当たるメールミュルヘンスレネン(GII)でも重馬場に祟られてコルナドの6着に終わり、続けて出走したウニオンレネン(GII)でも良馬場恵まれながらみたびコルナドの後を拝して7着に敗れた。

このためドイチェスダービーでは単勝12番人気にまで評価を落としてしまったのだが、レースでは最後方から勝負どころで徐々に位置を上げていき、先行抜け出しを図った同厩の重賞モンズーンを差し切って勝利。勝ち時計レースレコードを2更新する素晴らしいものだった。

8月のオイロパ選手権(GIII)では5回の対戦となるコルナドの2着に敗れたものの、9月に行われるドイツ競馬の大一番・バーデン大賞(GI)では、前年の2着でGI2勝のプラティニをクビ差競り落として勝利。ドイチェスダービーバーデン大賞とドイツの大レースを制したため年度代表補にもなったのだが、6戦2勝2着1回、他の3戦は6身以上離されての着外という不安定ぶりがとなり、アラルポカル・オイロパ賞のGI2勝を含む8戦6勝2着2回という非常に堅実な成績を残したモンズーンに年度代表の座を譲ることになってしまった。


4歳時


4歳時は6月GIIバーデン経済大賞から始動したが、前年に露呈した重馬場での弱さが善されることはなく、不良馬場の中でコルナドの7着に敗退。しかし良馬場となったハンザ賞(GII)では巻き返しに成功し、前年のダービーで3着に破ったシュテルンケーニッヒを半身退けて勝利した。

ところがメルクフィン銀行賞(GI)では伸びきれずにシュテルンケーニッヒの4着、アラルポカル(GI)でも勝ったリヴァーノースから9身3/4も離された5着に敗戦。これによりバーデン大賞では前2走で対戦して3着・2着と2回ともランドに先着していたモンズーンに1番人気を譲ったが、レースでは鋭く伸びてモンズーンを差し切り、2身差で勝利した。

この後ランドは初めて他レースに出走し、手始めに凱旋門賞に出走。ここでは流石に分が悪く*カーネギーの8着に終わったが、イタリアに転戦して出走したジョッキークラブ大賞(GI)では今までの末脚勝負と異なる先行策を取り、々と抜け出すとそのまま6身差で圧勝した。

バーデン大賞連覇が評価されたのか、ランドはこの年の年度代表き、ドイツイタリアの最優秀古も受賞した。


5歳時


5歳時も前年と同じバーデン経済大賞から始動し、ここではモンズーンとコルナドに先着したまでは良かったが、やっぱり重馬場では持ち味を発揮できず3着。しかしイタリアに遠征したミラノ大賞(GI)をレコード勝ちすると、地元に戻って出走したメルクフィン銀行賞でも、逃げダービーラローヘをかわして勝利した。

だが66年ぶり3頭の3連覇を賭けて1番人気で出走したバーデン大賞では、馬場状態の悪さがいて5身差で圧勝した2番人気ジャーマニーの7着に敗退。コルナドが4着となっており、これが最後の対戦となった同との対戦成績はランドの5勝6敗という負け越しに終わっている。

続けて凱旋門賞に出走し、またしても不良馬場に祟られたものの、12番人気ながら直線でよく伸びて*ラムタラの4着に入った。しかしアメリカで出走したブリーダーズカップ・ターフでは重馬場に見舞われた上にレース中に負傷し、3々に失速してブービー12着に終わった。

この時の怪はさほど重くなかったため、この日本向きだという戦のマイケルロバーツ騎手の進言を受けたランド営はそのまま1ヶ後のジャパンカップに来日した。な対戦相手は三冠馬ナリタブライアン、女傑ヒシアマゾンブラジルアメリカでGI7勝のサンドピット、善戦マンのタイキブリザードなどで、ランドは6番人気となった。

レースタイキブリザード逃げ、そのまま直線でもっていたが、馬場ん中から鋭く伸びたランドがこれを残り200m地点でかわして先頭を奪取。後ろからは前年の凱旋門賞2着エルナンド()と末脚に賭けたヒシアマゾンが迫ってきたが、45番手から上がり3F2位の切れ味でまとめたランドはそれらを1身半退けてゴールし、ドイツ勢として初のジャパンカップ優勝となった。

ランドはこれを最後に引退。2年連続でドイツ年度代表およびドイツイタリアの最優秀古となった。


種牡馬として


引退したランドは故郷のイットリンゲン牧場で種として繋養され、2005~10年にかけてはフランスでも繋養された。初年度産駒からドバイデューティーフリーなどGI3勝の*パオリニが出るなど初動も上々であり、その後もコンスタントにGI級のを送り出した。流石に両親ともドイツらしい重厚な血統を組み合わせられているだけあって産駒にはドイツレースで活躍したが多かったが、*パオリニやエパロ(シンガポール航空カップ)のようにドイツ外で活躍したもいる。

そんなわけでコンスタントに重賞級のを送り出していたランドだったが、2013年8月、疝痛の手術後に立ち上がった際に脚を折。この事故が元で安楽死措置が執られた。サイアーラインは現在でも続いており、孫世代からもイットリンゲン牧場生産の2019年ダービーラッカリオなどが出ている。


血統表


Acatenango
1982
Surumu
1974
Literat Birkhahn
Lis
Surama Reliance
Suncourt
Aggravate
1966 鹿
Aggressor Combat
Phaetonia
Raven Locks Mr. Jinks
Gentlemen's Relish
Laurea
198鹿
FNo.7-b
Sharpman
1976
Sharpen Up *エタン
Atan
Rocchetta
Miss Manon *ボンモー
Bon Mot
Miss Molly
Licata
1973 鹿
Dschingis Khan Tamerlane
Donna Diana
Liberty Birkhahn
Lis

クロス:Literat=Liberty 3×3(25%)


関連動画



■sm10632301[ニコ動]


関連コミュニティ


■community


関連項目



最終更新日: 20/04/10 22:55
タグ検索 パソコン版を見る


[0]TOP
ニコニコ動画モバイル
運営元:ドワンゴ