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リカルド・フェリーニとは、ガンダムビルドファイターズの登場人物である。
ガンプラバトル選手権世界大会第7回のイタリア代表で、
過去2回の出場経験がある世界大会常連のベテラン。
使用ガンプラはウイングガンダムフェニーチェ。
無精ひげと、エレガントな眉毛が特徴の24歳。意外と若い。
世界中を旅しており、日本にやって来てジオンバーに行ったり、学校の体育館へふらっと観戦に来ていたり、かと思ったら次はアメリカに行っていたりと、フットワークはかなり軽い。が、この人には負けるかもしれない…
お供のバイクはイタリアのピアッジオ産「ベスパ150VL1T」…なのだが、 ラテン語で“スズメバチ”を意味する名称など、機動戦士Vガンダムに登場した同名の特殊部隊のパロディである。 こんなところにもネタを仕込むとは誰も想像していなかったろう。
プロフィール曰く、『ガンプラを使ったガールハントは成功率80%を誇る』という、別名「イタリアの伊達男」。
「ガンプラ使ったナンパってどういう事だ…?」と疑問に思ったであろう視聴者に答えるように、5話にてそのナンパ術の一端が披露された。その手法たるや
女性「えっ」
女性(ズキュウウゥン)
というものであった。 ※
ちなみに、この時使用されたガンプラはヴィクトリーガンダム(ナンパ用3日で製作)。
このチョイスに関して、本人曰く「無駄の無い洗練された姿」と評していたが、識者の間では「女殺しって事か」「いやいや素のVだからマーベットさん生き残ったし」と、しばしば議論が交わされるネタである。
10話でもキララ相手に、黒いサザンクロス式ナンパ術「ときめくお名前です」を敢行し見事落とした
……のだが、その結果といえば、酒を飲み過ぎてベロンベロンに酔っ払った挙句、08小隊BD-BOXの特典映像について熱く語りすぎて、ドン引きされる始末であった。イタリアの駄目男!!
登場シーンでは女性と話している場面が多く、ナンパ成功率80%であることは確かなようだが、ナンパ成功後に長続きするわけではない模様。
これだけ書くとただの愉快なイタリア人なのだが、初登場で2ショット5キルしたり、レイジと200戦の特訓に付き合ったり、二日酔いの状態で4人同時バトルロイヤル戦を勝ち抜いたりと、世界選手権の常連だけあってかなりの実力者であることが見て取れる。
アメリカのガンプラビルダー、「暴れ牛」グレコ・ローガンとはライバル関係にあり、前回大会のフェリーニ対グレコの一戦は時間いっぱいまで決着が着かず、「一発当てた方の勝利(所以オワタ式)」ルールを適用した延長戦に入っても、2時間以上に及ぶ戦いを繰り広げたベストバウトとして数えられている。(8話グレコの情報より)しかしグレコは今大会の予選でニルス・ニールセンによって敗退を喫し(またもウイング対トールギスはお流れに)、その他の有力選手も敗退した事から、「ガンプラバトルのベテラン世代」を代表している人物のようになってきた。
その他にも、ドイツ代表のライナー・チョマーからも彼女取られたという理由で恨まれており世界大会出場者だけで被害者の会まで作られ、11話で大変な目に遭うのだった。自業自得の駄目男!
彼のライバルであるグレコがニルス・ニールセンに完敗を喫したこと、上述の被害者の会の襲撃がイオリ・セイ&レイジ組とマオの助けがなければ乗り切れそうになかったこと、そして何より10話で泥酔してキララに呆れられていた様から、イタリアの駄目男という不名誉なあだ名で呼ばれ、その実力にも疑問符が打たれていたが・・・
15話にて、ついにビルドファイターとしての本領を発揮。
普段の飄々とした態度とは裏腹に、メイジンユウキ・タツヤやセイ、レイジ達に勝るとも劣らない熱い情熱を秘めた男である。既に本選進出を決め、友人であるセイやレイジ達のためにわざと負けてもいい状況で本気で戦いに挑んだ理由は、男なら、ファイターであるなら言うまでもないであろう。
地形を巧みに利用し、相手機の特性を掴んだ上で適切に対処するベテランらしい戦法でレイジ達を圧倒。
機体性能で勝るスタービルドストライク相手に互角以上に渡り合って見せた。MSの性能差が、勝敗を分かつ絶対条件ではないさ!
結果、武器も尽きた終盤では互いの意地をかけた素手での殴り合いの末引き分けるという、第7回ガンプラバトル世界大会予選におけるベストバウトと呼ぶにふさわしい名勝負を繰り広げた。
15話直前まで、主人公組が予選を通過できないかもしれない状況ということから、「どうせフェリーニは負けるだろう」と思っていた視聴者も多かっただろうが、そんな思惑の遥か上空を翔んでいったのである。
さすがイタリアの伊達男!
20話ではキュベレイパピヨンのクリアファンネルという初見殺しにもしっかりと対応するものの、エンボディシステムをフルに活用した機体の圧倒的能力に屈服。一度は自爆を試みるがキララの叱責で思い直し、棄権という形で敗北。ベスト8まで勝ち残った。その後のフェニーチェは暴走したキュベレイに容赦なく痛めつけられたものの、試合後に激高し憎しみを抱いてアイラ戦に挑もうとするレイジを拳で諭し、ガンプラバトルを楽しんで欲しいという思いを伝えた。
イタリアの伊達男は、大人の対応も出来る良い男。
ウイングガンダムの改造ガンプラであり、フェニーチェとはイタリア語で「不死鳥」を意味する。
カラーリングはイタリア国旗風トリコロール。
左側に集中した翼、アンテナ、肩アーマー、デュアルカメラのオッドアイ仕様など左右非対称の外見が特徴的で、このため変形機構はオミットされている。
なお、頭部右側のアンテナと翼型の耳当てが欠けているのはダメージ痕であるらしく、意図的に残されている模様。
左右の重量バランスは勿論、翼を広げれば左後ろに大きく重心が移動するキワモノセッティングなのだが、これを逆に利用してトリッキーな挙動に活かしている点からその高い技量が伺える。
武装は砲口が縦2門のバスターライフルカスタムは分離して二挺にできる他、フォアグリップによる両手保持、右背面へマウント可能。
接近戦用の武器はビームレイピアを装備。これも左腕にマウント可能で、ビームガンとしても使える。
左肩アーマーからは形状が変わるビームシールド……ビームマントを防御兵装として使用。特性は盾と布の良いとこ取りで、クラッカーの爆風やビームライフルを防御したり、腕部に巻いて殴打の威力を増したりといった応用が出来る。
サポートメカはメテオホッパー、ガンプラとしては呂布トールギス以来のバイク。
機首部がウイングガンダムのシールドになっており、バスターライフルカスタムを取り付けるとバードモードさながらの外見となる。
単純に並みのスピードタイプのガンプラ以上の速度を出す事が出来るほか、地上を巡航する乗り物に留まらず、最大出力で3発分しか携行できないバスターライフルの追加カートリッジのキャリアーとしても機能し、射撃面のスタミナも補うことができる。
ちなみに本機は最初からこのような改造が施されていたわけではなく、もとは色違いなだけの普通の『HGACウイングガンダム』であった。
フェリーニがガンプラバトルを始めた当初から使用し続けてきた機体(幼少期に組み立てた機体そのものを使用している可能性がある)が、数多くの激戦を経ては修理・改造を繰り返し続けてきた結果、現在の姿になったのである。前述のダメージ痕が残されているのはこれが理由。
彼がガンプラバトルをする理由、そしてフェニーチェを使い続ける理由は
『俺の作ったガンプラが、ウイングガンダムフェニーチェが、一番強いんだと世界に向かって叫ぶためだ!』
という、ガンプラを作った男の子なら誰でも思ったことのある夢を実現させるためである。
即ちフェニーチェは、リカルド・フェリーニという思春期を殺さなかった少年の翼なのである。
彼の機体に対する愛は、登場人物の中でもトップクラスであろう。相棒ができたよ!やったねウイングガンダム!
女性には軟派なフェリーニであるが、ガンプラに対してはとことん一途な男の模様。この気持ち、まさしく愛だ!
何度傷つき壊されようと再び蘇るその姿は、まさにフェニーチェ(不死鳥)の名にふさわしい。
フェリーニにとって大切な「相棒」であり、この機体はまさに彼のガンプラバトルの歴史そのものであると言えよう。
逆に言えば、修復不能なまでに壊れることも厭わず勝利を掴みにいったことは、スタービルドストライク戦に対する彼の覚悟とフェニーチェへの思いがいかに大きいものであったかがわかるシーンでもある。
ベストバウトである15話の後、Amazon等で売り切れが続出。
劇中の活躍でガンプラが急激に売れる事はサザキ・ススム等のギャンの例もあるのだが、中の人つながりで「阿修羅をも超えるフラッグ事件の再来」とも称されている。
(元可変機のパイロット、尋常ならぬガンダム愛などこれまた中の人ネタで共通点を見出す人もいる。邪推と信じたい)
20話においてキュベレイパピヨンに完膚なきまでに破壊されたフェニーチェを、フェリーニが数日かけ大幅に改良を加え蘇ったガンプラ。名前が長いので名前を言うときはもっぱらウイングの部分が省略される。リナーシタは「復活」という意味。破壊される前から左右非対称のフェニーチェを左右対称にする構想をフェリーニが持っており、それを実現した機体。既にパーツのいくつかはあらかじめ制作しておりそのため短期間のうちに完成させることができた。
まだ原型たるウイングガンダムの面影がかなり残っていたフェニーチェが、全体にわたりかなりの形状変更がなされており、非常に鋭角的なシルエットとなった。
またフェニーチェでオミットされていたバード形態が復活。それに関係してか左右対称のシルエットとなっている。こうしたことから見た目は大きく違うものの、基本構造については元のウイングガンダムに近くなったといえる。ただし、ウイングガンダムがバード形態時に下半身を反転させるのに対しリナーシタはそのまま、リナーシタはバード形態時にバスターライフルとビームライフルを左右の腕部にそれぞれ装着するという違いがある。
前情報が一切なく、23話にて突如として登場。サザキのギャンバルカンの弾幕を掻い潜り一刀両断、シャッフルハートとのビームサーベルのつばぜり合いでビームごとぶった切るなどその性能を大人気なく知らしめた。
しかしキララのガーベラテトラと対戦した際には、「お手柔らかにね」と言われたせいもあってかガーベラテトラにがっつり体術で締め上げられ、よりにもよってその締め上げに頬を染めるというあられもない姿を披露した。
リカルド・フェリーニが見ていたと思われるOP。まさに彼の原点。グンダンとか言っちゃダメ。
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