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リック・ショート(Rick Short)とは、プロ野球・千葉ロッテマリーンズ、東北楽天ゴールデンイーグルスに所属していた助っ人外国人選手である。
現在は、アリゾナ・ダイヤモンドバックスのスカウト担当である。
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1972年12月6日生まれのアメリカ合衆国出身。背番号55。右投げ右打ち。
2003年に千葉ロッテマリーンズに1年間所属後、2006年から2009年まで東北楽天ゴールデンイーグルスに所属。
登録名は千葉ロッテ時代は「ショート」、東北楽天時代は「リック」。某所での愛称はフルネームをもじった「陸将」。
バットを短く持って、外国人では珍しくコンパクトなバッティングをしている。俊足とは言い難いにも関わらず、安定して打率3割を超えるアベレージヒッターであった。通算打率も3割を超えている。
その一方で、一般的に外国人野手に求められるHRは多くなく(ロッテ・楽天在籍の5年間で35本)、二塁打の多い典型的な中距離打者。また左投手には滅法強い(2008年の対左投手時の打率は.380)。
また過去にいろいろな打順を任されており(1番、3番、4番、5番、6番など)、どの打順でも高打率を残している。2007年は草野大輔の台頭により山崎武司の後の5番、2008年は草野の不振から3番を打つことが多かった。
ポジションは内野手登録になっているが、チーム事情で外野(レフト)を守ることが多かった。実際はサード・セカンド・ファーストも守れる。ただ鈍足で肩も弱いため守備力はあまり期待されていない。ちなみにショート(遊撃)は日本では一度も守ったことがない(1A時代にはあるらしい)。だが、ロッテ時代に登録名のおかげで、オールスターの遊撃手部門で多数の票を集めたことがある。ちなみにその年はいわゆる「川崎祭」があったため、ムーア(阪神)の一塁手での得票などと同じく祭の余波と思われる。
レフトを守っているときはたまにダイビングキャッチを試みるときもある。ホセ・フェルナンデスとは、千葉ロッテ・東北楽天でともにチームメイトだったため、仲がいい。
高須洋介と顔が似ている。が、高須が似ていると言われる徳仁親王にはあまり似ていない。
2008年、中島裕之(西武)とのタイトル争いを制し、初の首位打者のタイトルを獲得。楽天所属選手としても初の首位打者であり、パ・リーグで外国人野手が首位打者を獲ったのは89年のブーマー・ウェルズ(当時オリックス)以来。
しかし2009年は不振と肩の故障で二軍落ち。一度は復帰したものの故障が再発して帰国。そのまま契約更新されないことが発表され退団となった。
その後、アリゾナ・ダイヤモンドバックスのスカウト担当に転進したことが、2010/6/23のニコニコ生放送(lv19080419)にて明らかになった。調査の為にKスタ宮城で観戦していた模様。
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