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ローエングリン


ヨミ: ローエングリン
掲示板をミル!
18カキコ!

ローエングリンとは、

1:ドイツ詩人であるヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハによって書かれたアーサー王伝説に連なるパルジファル英語読みパーシヴァル)」に登場するパルジファルパーシヴァル)の息子白鳥騎士の異名を持つ聖杯を守る騎士

2:上記の叙事モチーフにした「歌劇王」リヒャルト・ワーグナー歌劇

3:ガンダムSEEDシリーズに登場するアークエンジェル戦艦に装備されている陽電子破。その他にもSEED DESTINYにおいて渓谷に築かれた要塞の迎撃台として、SEED ASTRAYにおいて叢雲劾によりMSの手持ち武器として運用された。 

4:日本競走馬。2頭いるが本稿では二代について詳述する。
ちなみに初代は1965年生まれでタリヤートス、サモアーという血統。中央で当時ダート戦の金鯱賞を勝つなど5勝を挙げた後、東海に移籍。東海菊花賞を含め8勝を挙げた。
ネタバレっぽいが二代48戦10勝で引退しており、初代は中央地方あわせて13勝と初代のほうが勝っている。 
ただ、初代は地方移籍後名している。 


天才少年の蹉跌


SingspielカーリングGarde Royaleという血統の持込Singspiel96年のジャパンカップ勝利したあと、ドバイワールドカップなどを勝ち世界的名飛翔したであり、
カーリング吉田照哉氏所有でフランスで走り、95年にダンスパートナーフランス遠征した際にヴェルメイユ賞で対戦して勝利し、GⅠ初制覇を達成するなど日本とは何かと縁が深い血統である。
ちなみにローエングリンという名前はSingspielドイツの庶民向け歌劇)から連想してワーグナー歌劇から頂いたものである。 

2歳の府中デビュー。新戦は抑える競馬で2着に敗れたが折り返しの新戦は軽快に逃げ圧勝。
東京スポーツ杯2歳ステークスに挑むが爽快に逃げ潰れて敗。しばらく間をけて500万下を勝ちクラシックに向かうべくスプリングステークスに挑むも
タニノギムレット叩き潰され6着に終わる。この後は抽選覚悟で皐月賞に登録するも除外。を確実に増やすべく皐月賞と同じ週のオープンの若ステークスを選択し快勝。
日本ダービーに向かったのだが…不足で除外。オープンを勝って除外はめったにないことであり、2002年クラシックボーダーラインの高さ故に弾かれてしまった格好となった。
運が良ければ高速馬場皐月賞は十分勝ちにいけただけに、運があればなあというのが関係者の気持ちであった。
ちなみに、3戦3勝でダービーを勝った1996年ダービーフサイチコンコルドダービーまでに新オープン連勝のみで賞はローエングリンより低かったが
この年のボーダーはそこまで高くなかったがゆえに除外を食らわなかったという例がある。
そんな中オープン含め3勝した上で除外を食らった関係者の念はいかばかりであったか。フサイチの場合賞より体調が問題なんだが。

気を取り直してダービー同週のオープン賞を快勝し、次走にはなんと古相手の宝塚記念に挑戦。謀なんじゃないかと思われたが
メンバーが薄かったこともあったとはいえ、逃げり3着。類稀なの一端を見せた。
ちなみにこの結果を見て翌2003年に同の二冠ネオユニヴァースが3歳で宝塚記念に挑んだものの、メンツが違いすぎたか4着に敗れている。
しかし神戸新聞杯と菊花賞で見事に逃げ潰れ惨敗。菊花賞ではノーリーズンが落し荒れる展開になる中
ナリタブライアンの忘れ形見ダイタクフラッグと大暴走って沈。その乱ペースのせいかスタミナべの流れになり
スタミナ自慢のヒシミラクル強く抜け出し、それをファストタテヤマが猛追して決着。馬券的には万馬券大盤振る舞いとなり、
そのインパクトからファストタテヤマをタテヤマというスラングが生まれるきっかけになるほどレースとなった。乱ペースを作った彼はその影の功労者である。
ようやく出走したクラシックでそんなネタの片棒担いじゃうあたり、なんか後の姿が見えなくもない気はする。
その後立て直し中距離オープンで古を蹴散らし2連勝。古になった後に期待を持たれる一頭として、翌年を迎えることとなった。 


覚醒と暴走


そして翌年になると本格化。東京新聞杯こそ逃げきれず2着に敗れたが、中山記念とマイラーズカップを連勝。
安田記念に一番人気で向かうが、2番手から抜け出しを図るも決め手に欠け
外から飛んできたアドマイヤマックス…のさらに外から飛んできた変態アグネスデジタルの末脚に屈し3着に敗れてしまう。
は休養に当てるのではなくフランスマイルGⅠに遠征することとなり、テレグノシスを伴いフランスへ。
初戦のジャックマロワ賞は直線マイルに慣れていなかったせいか失速し、テレグノシスが3着に突っ込むのをに10着敗。 
しかしムーランドロンシャン賞ではコーナーでうまく息を入れられたか直線になっても脚が衰えず、押し切るかと思われたが
当年のオークスNebraska Tornadoに差し切られ2着。しかし、高い実の一端は見せた。
後初戦となった天皇賞(秋)ではシンボリクリスエスに次ぐ二番人気に推された。まともに走れば、シンボリクリスエスとてミス一発で負けかねない相手だったであろう。だがシンボリ営にはまことに都合が良いことに
同じ逃げのゴーステディ暴走爆走大暴走。前半1000mを56.9で通過した。バッカじゃなかろかルンバ
ちなみに記録的ハイペースで逃げたと言われる98年のサイレンススズカ前半1000mを57.4で通過している。バッカじゃry
これでスタミナが持つのであればだが、そんなことはなく見事に失速し13着。
しかしアレだけの暴走をしながら1着から1.7しか遅れなかったのは高い素質の明であった。勝って明したかったと思うが。
ちなみに競り合ったゴーステディは大惨敗を喫した挙句、その後も惨敗続きのまま引退した。

ローエングリン自身は折り合いに極端な不安があったわけでもなかったのになぜこうなったのか。当時の戦である後藤浩輝ゴーステディ吉田豊との間に確執があったからとも言われる。
ちなみに吉田豊は「調教師の示ですから」と、後藤は「調教師の示なら仕方ないけど、アイツ悪意持って潰しに来ただろふざけんな」という旨のコメントをしている。
この伏線めいたものとして、同年の安田記念吉田豊騎乗のミデオンビットにハナかれ、結果若干ちぐはぐになって3着に負けただろ吉田この野郎という念もあったかもしれない。
ただ、メンバー明らかな格下のゴーステディは、紛れを起こすならハナを切っていくしかないので何が何でも前々に行くのはわかるが
ローエングリンは2番手抜け出しでも十分対応できただけに、やはり上が冷静さを欠いた結果としか言いようがない惨敗劇であった。
まともに御していればシンボリクリスエスともっと僅差の勝負に持ち込めたであろうことは明で、当然のごとく各方面から批判が相次ぎ、後藤騎手は彼の戦から外されることになった。

その後は香港遠征し香港マイルへ。3着に敗れたが、短距離に強い香港地元勢とも差のない勝負が出来たあたりやはり本物であった。もったいないもったいない。 


見放されてもなお


この後もマイルから中距離の安定勢として走り続けたが、5歳を過ぎると成績が落ち込み始め、6歳マイラーズカップに勝ちから遠ざかった。
走れど走れど掲示板限界。脚質転換をしても突き抜ける事はできぬまま。結構な良血にもかかわらず7歳を過ぎ頭打ちになっても
サドラーズウェルズ系ということからか筋の社台グループからも種入りオファーもなく引退すらままならずと
なんというか、ファンも関係者もアレがなければ…」噛みする展開が続いた。そして迎えた2007年・8歳の中山記念に出走。
上にはいつの間にか後藤が戻ってきていた。
そんな中、レースが始まるとびっくりするようなロケットスタートを決め、スタートだけで3身近くちぎると
そのまま軽やかに逃げ切ってみせた。2年近く勝利から遠ざかった彼にとって、久々勝利の美となった。
このレースで何かを掴んだのか、同年のスプリンターズステークスでも凄まじいロケットスタートを決め
ファンから「おいおいフライングか」「またローエングリンが反則かw」など半ばネタ気味に言われた。しかし勝利につながったのは結局中山記念だけであり、この年限りで引退

現在は社台スタリオンステーションで種生活を送っている。種付け料30万円という格安っぷりであり、それなりに人気はあるようではあるが
結果はまだ初年度がデビューしただけとはいえ、いまいち伴っていない。というかデビューを待たずして社台から放出され、レックススタッドへ移動となった。
おいおい大丈夫か?なんて思っていたら二年の産駒から朝日杯フューチュリティステークスを勝ち、が走ることさえわなかった皐月賞を見事な勝ちっぷりで快勝したロゴタイプ
朝日杯で三着にり、を見せたが賞を積めず、同様今後出走賞に困りそうなゴットフリートが出た。
類稀な身体を持ちながら最後の最後でキレや根性に欠けて取りこぼしたローエンと、類稀なキレと根性を持つサンデーサイレンスの相性は抜群のようだ。
ロゴタイプもゴットフリートサンデーサイレンスに持つ。日本の生産で面い第三極になりそうである。
余談だが産駒でニコニコ大百科登録が一番かったのはジーカップダイスキであった。ロゴタイプは名前の元ネタの記事である。解せぬ

この活躍に、レックススタッドには問い合わせ殺到で2013年ブックフル、来年以降は間違いなく人気の一頭となるであろう。
ローエン同様、社台スタリオンステーションに入れたのにくも暗立ち込めるメイショウサムソン、案の定バックアップ不足でずっこけテイエムオペラオードリームウェルやアントレプレナーといったを並べて討ち死にした輸入勢がごろごろいる中、
割と順調にステップアップしているローエンサドラーズウェルズの血を日本で伝える存在として重な存在と言える。社台の落ちこぼれの逆襲はまだまだこれから、半ばといったところか。 


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最終更新日: 13/04/27 02:24
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