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私とヴァルシオンを倒さぬ限り、DCは滅びぬ!!
ヴァルシオン(VALSION)とは
ここでは双方について解説。
バンプレストオリジナルを代表するロボットで、第2次スーパーロボット大戦のラスボスとしての登場が初出。
第1作の「スーパーロボット大戦」はパイロットと言う概念が無く半ば擬人化されたキャラクターであり、また現在のスパロボシリーズとストーリー上でも何のつながりも無い作品であったため、実質的に「現在あるスーパーロボット大戦シリーズ最初のラスボスキャラ(ロボット)」であり、その後も継続して長く登場している名機体である。
スーパーロボット大戦シリーズを語る上で欠かせない機体の1機と言っても過言ではない。
「究極ロボ」の異名を持ち、初登場からOGシリーズに至るまで一貫してトップクラスの超性能を持つボスクラスユニットとして活躍している。
なおこの究極ロボと言う異名は単に強いからと言うだけではなく、開発に至る経緯にも関連している。
赤を基調としたカラーリングで、全体的にトゲトゲしい威圧感のある外見が特徴。
天才科学者ビアン・ゾルダーク博士が異星人の侵略を予見し、それに対抗するために建造された。
異星人との戦いにおいてフラグシップ的な存在になるべく、知的生命体に対して心理的威圧感を与えるための外見のインパクトを重視して開発した結果、かなりトゲトゲしい外見になった。
(このせいで娘のリューネに大不評を買ってパイロットになるのを拒否され、娘用の機体として全く別の外見でヴァルシオーネを開発する事となっている。)
外見だけではなく、実際の性能の方も1機で戦局を左右できる機体として開発されており、凄まじい性能を誇る。
それでいて拡張性にも優れ、ヴァルシオーネを始めとした後継機や「改」の開発、その他DCが開発していた兵器などの基礎ともなっている。
なお機体開発の経緯から、ディバイン・クルセイダーズ(DC)の結成と密接な関わりを持つ。
第○次シリーズとOGシリーズでは大元の流れは共通しているものの、細部が異なる。
全長 | 57.0m |
重量 (全備重量) |
550.0t ※1 (615.0t) |
登場人員 | 1人 |
移動タイプ | 空・陸 ※2 |
武装 | ディバインアーム |
クロスマッシャー | |
メガ・グラビトンウェーブ | |
その他装備 | Iフィールド ※3 |
シールド ※4 | |
歪曲フィールド ※5 |
機体のバランスとしては重武装・重火力に寄っている節がある。
火力は凄まじいが機動力は余り高くなく、腕の可動域が広くないため、動きに柔軟性があまり無い。
(そのため、2号機であるヴァルシオーネは機動性を重視した設計になっている)
一部のシリーズには「ヴァルシオン改」が登場する。オリジナル機共々、詳細は後述させて頂く。
「第3次」で初登場するのだが、「第4次」ではなんと改と付いていないのに青カラーのヴァルシオンが登場。
この青ヴァルシオンは何故かメガ・グラビトンウェーブもビッグバンウェーブも搭載されておらず、後述のOGシリーズにおける量産機としての「改」のような性能に仕上がっている。
この「改じゃないのに青」ヴァルシオンはF・F完結編でも引き続き登場する。
これらの作品にはちょうどオリジナル機としての赤いヴァルシオンが登場しないため、オリジナル機のヴァルシオンのカラーが青にと設定そのものが変更されたのか、単に改と呼ぶのが面倒くさくなっただけなのかイマイチはっきりしなかった。
しかし、第2次・第3次・EXの3作をPSでリメイクしたコンプリートボックスで事態が斜め上に覆る。第3次とEXの2作はいずれもノーマルのヴァルシオンと「改」とが両方登場するが、その全てにおいてノーマル機が青で「改」が赤カラーと、真逆になっていた。
どうやら、EXの後に設定が変更され、青がノーマルカラーとなったというのが正解だったようだ。つまり、第4次やFに登場したヴァルシオンは「改」ではないと言う事だろうか?
この作品でのヴァルシオンはHPが6000と後のシリーズからすると非常に弱いように見えるが、ここでは「味方や雑魚ユニットのHPは3桁が基本、多くて1000」と言うシステムだったので、こちらの10倍弱のHPがあるという点で見れば後のシリーズと変わらない。
後に発売されたリメイク版、第2次スーパーロボット大戦Gでは第3次や第4次のようなバランスに改められ、こちらのユニットもHP3000とか5000と言う機体が標準になったが、ヴァルシオンのHPは40000。やはり10倍前後である。
さらに後のコンプリートボックス版でも40000である。
パプテマス・シロッコ機としてラスト付近で登場する他、ウェンドロやシュウがお供として引き連れてくる事もある。
今思えばもうこの時点でヴァルシオン量産化のフラグが立っていた気がしなくもない。
ヴァルシオンの改良型たる機体「ヴァルシオン改」が本作で初登場。ルートによって、シロッコがインスペクターの技術を利用してヴァルシオンを更に改造した機体として登場する。
オリジナルのヴァルシオンが赤を基調としたカラーリングであったのに対し、「改」は青を基調としたカラーリングになっている。
また、シロッコが登場するルートには2種類あり、シロッコ自身がラスボスとなるルートでは通常の赤ヴァルシオンではなく、ヴァルシオン改に乗り換えて出てくる。
シロッコなんだからジ・Oに乗れよと言う声が一部で上がるが、この作品のジ・Oはラスボスを張るにはちょっと物足りないので仕方が無い。と言う言い訳をたまに聞く。
武装はメガ・グラビトンウェーブが外されてビッグバンウェーブが追加。
ビッグバンウェーブはMAP兵器であるため単体攻撃としては使用せず、そのため異常な命中率を誇り反撃でガンガンこちらのユニットを落として行く・・・と言う事が無くなったため、真正面から殴りあう分には逆に楽になった感がある。
しかしビッグバンウェーブも似たような高命中率を持っているため、調子に乗って群がるととっても悲しいことになりかねない。特にコンプリートボックス版ではMAP兵器の使用に遠慮が無くなっているため、その確率がさらに上がっている。