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令和


ヨミ: レイワ
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令和元号を改める政令(一四三) 2019年4月2日閲覧[外部](れいわ元号の読み方に関する内閣告示(内閣一) 2019年4月2日閲覧[外部]ローマ字表記:Reiwa新元号「令和」ローマ字表記はR?L? 内閣官房に聞いてみた BuzzFeedNews 2019年4月1日13時00分[外部]とは、日本元号の一つで、平成の次。南北朝時代を双方数に入れれば、248元号新元号「令和」=出典は「万葉集」、国書で初-5月1日改元 時事ドットコムニュース 2019年4月01日13時32分[外部]西暦2019年5月1日から使われる。アクセントは「れ」に置いても「いわ」においてもどちらでも良い。以下は、元号としての「令和」と時代としての「令和」を共に扱う。


元号の出典


政府の説明によれば、令和の出典は、日本の歌集である『万葉集[画像]』巻五の「の歌三十二首 序文」にある以下の文章。「の宴」として知られている場面の一部である。

文:初春氣淑前之粉珮後之香

書き下し文:時、初春にして、氣淑くぎ、前の粉を披き、は珮後の香をす。

現代訳:時あたかも新の好き(よきつき)、空気は美しくはやわらかに、美女の前に装う粉(おしろい)のごとくく咲き、は身を飾った香の如きかおりをただよわせている「令和」の典拠 万葉集 梅花の歌 中西進さんはこう訳した NHKNEWSWEB 2019年4月2日15時27分[外部]

なお、出典が判明している元号の中で、日本古典に由来する元号は史上初めてである新元号は「令和(れいわ)」。出典は万葉集の「梅花の歌三十二首」[外部]だがしかし、純書由来だとする政府発表に異議を唱える専門も居る(→「万葉集以外の「令和」」に後述)


出典を日本の古典に求めたことについて


10世紀以降の、出典が明らかになっているものに限ると、平成までの元号のいずれも籍から典拠がめられている新元号の典拠は? 伝統と権威の漢籍か、和書なら話題に 2019年3月31日20時36分 2019年4月1日閲覧[外部]

保守層には、新元号発表前から、日本古典である書から元号を取ることをめるがあった新元号、午前11時半に発表 数案から選定、首相会見へ 朝日新聞 2019年4月1日6時29分[外部]

平成31年3月27日時点の報道によれば、「政府関係者によると、安倍首相はかねて『元号の出典は日本で書かれた書物がいい』と話しているということだが、日本古典は、中国古典引用しているものが多いことから、日本中国古典の両方を出典とすることも検討しているという」と、首相記者会見とは違う理由を示している(→「解説」、「万葉集以外の「令和」」に後述)新元号、皇室の反対で本命封印か。安倍首相の方針転換と、マスコミによる「安」の刷り込み MONEY VOICE 2019年4月01日11時28分[外部] 

平成」の元号制定担当者であった、的場順三によれば、「平成のときも、文学者にお願いしたが、「源氏物語」「子」「古今和歌集」となり、適当なものがなかった」という“神様のお告げ”新元号「令和」に込められた意味とは? 日本語学者・金田一秀穂氏らが解説 FNNPRIME 2019年4月1日14時00分[外部]

古代史専門の1人は、「中国古典に書かれた文言と、それを引用した日本古典の表現を典拠に元号を選ぶのでは、日本古典から取るという的自体が失われる」という旨の意見を述べている “新元号”考案者を探せ! 政治マガジン NHKオンライン 2019年3月27日 2019年4月1日閲覧[外部] 

中国古代史に詳しい学習院大学間和幸教授は、「『文選』というのは、当時の日本古代の人たちは暗記するほど中国を詠んでいたわけです。今回も純大和言葉から作った元号ではなくて、明らか中国を典拠にして作った元号だということが言えます」と述べた万葉集の「令・和」 中国古典に似た一文、専門家指摘  TBS NEWS 2019年4月2日10時51分[外部]


解説


の歌32首の序文の一部。万葉仮名で書かれた和歌ではなく、漢文調で書かれた文章である。「の宴」の前置きとして大伴旅人がその場にいる人々の心情を詠んだものとされている令和は万葉集巻五、梅花の歌三十二首の序文 日本経済新聞2019年4月1日12時36分[外部]

の歌が詠まれた背景として、菅原道真の大宰府左遷の際の「飛伝説」のように、当時の日本では「といえば」という潮であった。それは、になると他の植物よりもを咲かせることや、その匂いから「香りの」として、古今和歌集などの歌で題材になっていることからも分かる「日本人と梅」 教員による時事コラム 同志社女子大学 2016年1月6日 2019年4月2日閲覧[外部]万葉集が編まれたとされる頃は仙・と呼ばれた李白を生み出した盛唐期であり、中国伝来のは、が中心だった当時の日本では詠まれやすかった。日本で「といえば」となるのは、遣唐使がされ日本固有の文化が育ち始める文化以降であり、西行法師の「願わくはの下にてしなんそのきさらぎ望月のころ」に代表される平安時代に入ってからである。

32首が詠まれた場所については、万葉集研究者の坂本勝によれば、「32首が詠まれたのは、九州万葉集の歌の歴史でも当時では較的新しい局面を切り開いた地域。ここでは大伴旅人山上憶良らが歌の世界リードしていたが、当時、大宰府は外交関係の出先機関で渡来の文化・文明にたっぷり触れながら新しい歌の世界を創っていったので、この32首は万葉集の中でも特徴のある部分」「令和」の典拠 万葉集 梅花の歌 中西進さんはこう訳した NHKNEWSWEB 2019年4月2日15時27分[外部]

元号の典拠となった歌の意味は、「の初めの良いさわやかが柔らかく吹いている その中で美しい女性の前で おしろいをつけているかのように く美しく咲き 宴席は高な人が身につける香り袋の香りのようにっている」新元号「令和」 典拠の万葉集序文は「宴席の情景を説明」 NHKNEWSWEB 2019年4月1日15時49分[外部]2年(730年)正月十三日(太陽2月8日頃)、歌人で大宰師(太宰府長官)であった大伴旅人の邸宅にて開かれた宴で、人と客人によって詠まれた歌32首に付された序文である。この序文には、「に落の篇を紀す。古と今とそれ何そ異ならむ(にも落がある。昔と今、いかほどの違いがあるだろうか。)」と万葉集入門 黒路よしひろ(個人ブログ)[外部]中国日本の時代をえた紐帯が歌われている。

の宴」は、王羲之の影を受けている新元号“令和”の出典となった万葉集の部分を見たい。 レファレンス協同データベース 2019年4月1日[外部]中国貴族や文人の遊びである「曲の宴」曲水の宴 コトバンク 2019年4月1日閲覧[外部]モチーフとなっているの宴とは、参加者各自がの流れのある庭園に臨んで着座し,上流から流される杯が自分の前を通り過ぎる前に詩歌を詠じ,杯を取り上げてを飲み,別堂で宴を開いて詠んだ詩歌を披講する遊び。。なお書史史上最高と謳われる『亭序』は、中国の書である王羲之が催した「曲の宴」について描かれている。対応するとされる『亭序』の一節は以下の通り「 蘭亭序 」 と絵画: その1 気になるアート.com 2019年4月1日閲覧[外部]

文:是日也朗氣和暢仰

書き下し文:是の日や、、朗らかに、気清く、恵和暢せり。

意訳:この日、朗らかに、空気清く、恵みのが和らいで吹いている。


万葉集以外の「令和」


前述の鶴間氏のコメントの中で言及されていたように、万葉集以外では、『文選』巻十五に収録された衡(子、後漢政治家科学者、78-139)の『帰田賦』に以下の一節がある。岩波書店新日本古典文学大系『萬葉集(一)[外部]』には、「の歌」の序文はこれを踏まえたものであることが補注されている「仲春令月、時和し気清らかなり」(後漢・張衡「帰田賦・文選巻十五」)[外部]: Twitter「令和」万葉集から由来をさらにさかのぼると?[外部]: ニコニコニュース後述の高森氏のように『文選』も公式に出典として挙げるべきとする声もある。

文:是仲 時気清 原隰茂 滋栄

書き下し文:是にいて、仲にして、時し気清み、原隰し茂し、滋栄す。


識者の声


報道で「令和」の考案者と見られている、万葉集研究者の中西進によれば、「「の宴」の序文は、亭序の形式と同じ」「中国では唐の初めにに序をつけることが流行する。この傾向は万葉集の中にも入り込み、独特な表現様式を持つことになった」「唐にならい、仏教を受容しつつ国家的整備を進めた時代精神が支えた」と摘している「令和」の典拠 万葉集 梅花の歌 中西進さんはこう訳した NHKNEWSWEB 2019年4月2日15時27分[外部]。新元号発表後は、取材に対して「ノーコメント」「元号中西進という世俗の人間が決めるようなものではなく、天の声で決まるもの。考案者なんているはずがない」新元号「天が決める」=考案者?の中西進氏 時事ドットコムニュース 2019年4月2日18時01分[外部] と話しているが、中西氏の『万葉の秀歌』を出版しているちくま学芸文庫に、新元号発表後「「万葉集」は(うるわ)しく平和に生きる日本人の原点です」というコメントを寄せているちくま学芸文庫@ChikumaGakugei 2019年4月2日19時34分の投稿[外部]4月14日、新元号に関する企画展で解説を務めたが、「(新元号を)つくるのは」とめて自分の関与を否定した上で中西氏、元号をつくるのは神や天 共同通信社 2019年4月14日19時10分[外部] 、複数のインタビューに対して、万葉集の序文は日本土に根ざした独自の表現、新元号について「美しい土に限りない感謝と尊敬を持ちながら、民の一人として、令和という時代になることを喜んで迎えたい」国文学者 中西進さん 「令和」への思い語る NHKNEWSWEB 2019年4月14日20時04分[外部] 、「元号の根幹にあるのは文化標」「(令和の「和」について)『和をもってしとせよ』を思い浮かべる」「「大和の心」は万葉の精にも流れ、平和憲法にもつながる」令和に流れる「十七条の憲法」精神…中西進氏 読売新聞 2019年4月17日13時4分 2019年4月23日閲覧[外部] 、「『ら』行音というのはいままであまり元号に使われてこなかったし、令和という発音がすごくきがいい」「(「」という字は)日本語の『麗しい』という言葉にあたる」「(「和」については)このあいだの戦争では日本人だけで300万人が死にました。そんなことが二度と繰り返されてはいけない」「(4年前に自分が詠んだ)「日の本(ひのもと)という七五調の小謡が令和の精と合致する」「日本の基本的なものにつながるような地下脈としてずっと日本土の下を流れているようなものが「」というであり、「和」というであるという、それが元号となるかっこうならば、日本がわかりやすくて大好きになるになると思います」中西進氏「令和」への思い語る NHKNEWSWEB 4月22日19時26分[外部] と答えた。

元号研究者の所功は、「和歌(やまとうた)を集成した『万葉集』が典拠されたことは想定外ながら感するほかない。」「唐文化の開期である時代に、大宰府という中国大陸朝鮮半島との外交館における宴で、教養の高い官人たちが、でなく和歌を詠んでいることに思いを致すと、一層味わい深い。」「菅原道真が、同じを題材にして、「は寒苦を経て清香を発す」という名句を思えば、災などの苦難もみんなの助け合いで乗り越えてきた平成日本人が、さらに今後も心を寄せ合って本当に美しい平和日本咲かせよう、という理念を表明したことになる」所功手記「新元号『令和』は想定外なれど、感服するほかない」 iRONNA 2019年4月2日[外部] としている。

日本語研究者の金田一秀穂によれば、「「」というのは、古い意味では“神様のお告げ”という意味。そして、“皆が仲良く“ということ」「からにかけての気持ちがいい、新しい1年が始まっていく。新鮮さの表れ」“神様のお告げ”新元号「令和」に込められた意味とは? 日本語学者・金田一秀穂氏らが解説 FNNPRIME 2019年4月1日14時00分[外部]

東京大学中世史研究者、本郷和人は「和辞典の最初は“命”といった説明が出る」、「『巧言色鮮し仁』という冷色という媚びへつらいは仁にもとるという意味の故事からすると、「」というのは望ましくない」「「」はせしむ。上から平和になりなさいと命している」「「旨」という皇太子の命の意味と結びつきがあるので、天皇に関わるものとして相応しくない」モーニングショー テレビ朝日 2019年4月2日放送分「新元号最終“6案”が判明 「令」がダメな3つの理由を解説」けやきヒルズ AbemaTV 2019年4月2日放送[外部]  と解説している。

日本文学研究者の品田悦一は、(「歌」の)「テキスト全体の底に権者への嫌悪と敵愾心が潜められている」「「令和」の文字面は、テキスト全体を背負うことで安倍総理たちを強に皮っている」という論文を寄せている緊急寄稿「令和」から浮かび上がる大伴旅人のメッセージ 品田悦一 2019年4月23日閲覧[外部]


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最終更新日: 19/06/07 06:53
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