ニコニコ大百科モバイル

7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します


住居侵入罪


ヨミ: ジュウキョシンニュウザイ
掲示板をミル!
7カキコ!

住居侵入罪とは、刑法130条前段に規定される犯罪である。

正当な理由なく、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入した場合に成立し、未遂も処罰される。法定刑は3年以下の懲役または10万円以下の罰


概要


「正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、又は要を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者は、三年以下の懲役又は十万円以下の罰に処する。」

が邸宅であれば邸宅侵入罪、建造物であれば建造物侵入罪、艦船であれば艦船侵入罪となる。


客体


住居とは人の住む住宅(人が起寝食(きがしんしょく)のために日常的に使用する場所、と専門的にはいう)をし、それ以外の場合には邸宅・建造物への侵入が罪として扱われる。例えば、学校への侵入は建造物侵入罪となる。

この罪は建物の周りの土地に侵入した場合にも成立する。庭や、住宅や建造物に接していてなどで遮られている土地は「囲繞地(いにょうち)」とよばれ、住宅や建造物の一部として扱われる。そのため、庭に入っただけの場合にも住居侵入罪の既遂となる。 


「侵入」の意義


もっとも、新聞配達のにーさんがマンションの共用部に入っただけでこの罪が成立するのはおかしいため、「侵入」の定義による限定がなされる必要がある。もっとも、この限定にはこの罪の保護法益(その罪が何を守りたいのか)に絡んで学説が分かれている。

最高裁は、新住居権説を取っているとされる。

判例としては、自衛隊の官舎に反戦ビラを投するために官舎の敷地・各住居の玄関前の新聞受けまで立ち入った行為が、最高裁で「侵入」とされている。これは、住人は反戦ビラの投という活動をめていないという点で居住権をしたためである。もっとも、言論の自由との関係からマスコミ・一部学者からは猛批判されている。ちなみに、穏侵説からは穏に反戦活動をした以上は成立しないことになる。


その他


住居侵入罪はその後に殺人罪・窃盗罪・強盗罪・放火罪・強姦罪などをすると、「牽連犯」となって「科刑上一罪」が成立し、法定刑としては視される。住居侵入罪の後にやっちゃうだいたいの罪には牽連犯が成立してしまうので、処断刑で考慮されるのはともかく、この罪が議論になるのは現実としてはあまりない。


関連動画



関連商品


■az4641114897


外部リンク



関連項目



最終更新日: 18/04/10 20:40
タグ検索 パソコン版を見る


[0]TOP
ニコニコ動画モバイル
運営元:ドワンゴ