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南海電気鉄道[なんかいでんきてつどう]とは、大阪・ミナミのターミナル・難波から和歌山・高野山・関西空港などを結ぶ路線を保有する鉄道会社である。通称「南海」「南海電鉄」。
大阪市内の難波駅(以下、対外表記の「なんば」駅)をターミナルとし、和歌山県北部、関西国際空港、高野山、泉北高速鉄道経由で泉北ニュータウン、南海フェリーに連絡して徳島を結んでいる。主に競合路線であるJR阪和線のダイヤ異常時の振り替え輸送を担っている。
大手私鉄16社の1つであり、日本最古の純民間資本私鉄でもある。
路線図に記された駅ナンバリングの符号は、当社線各駅が NK 、乗り入れ先の泉北高速線は SB 。
スルッとKANSAI・全国山岳鉄道‰会加盟社。
南海電鉄では、1990年代頃から「支線」と呼ばれる路線が無くなっている。
なお、高野線は途中の中百舌鳥駅以北、なんば駅まで「泉北高速鉄道」の車両が乗り入れる。
なんば駅~橋本駅には「りんかんサンライン」という愛称があったような気がするが(゚ε゚)キニシナイ!!
また、高野線の特急車両には1本も予備がないため、定期検査のたびに運休が発生する。突発的な車両故障などが発生した際には即、運休につながる。その場合、一般車両による全車自由席の特急が走ることもある。
▲大阪ミナミの繁華街、堂々とそびえるなんば駅から出た電車は、通天閣やスーパー玉出を望み、ドヤ街の真横や直上、下町、商店街、路地裏、山の手、フツーの住宅街、ドブ川、絵に描いたようなニュータウン、海を渡って空港の中、海岸沿い、峠をトンネルでパス、潮の香りがする港、巨大古墳のすぐ横、急曲線と急勾配を軋ませながらいくつものトンネルをくぐり、清流をまたいで山奥を目指し、いよいよ地形的に行き止まりとなった場所でケーブルカーに乗り継いで行った先は、世界遺産の山上宗教都市…と、まぁ何でもござれなフリーダムであり、沿線風景はヒジョーに多様である。ついでに高野山駅前からは、一般車通行禁止のバス専用道(南海りんかんバスの私道)があるオマケつき。もういいよお腹いっぱいだよ!私鉄1社の車窓風景としては満漢全席級コース。
大手私鉄では珍しく、地下駅施設が全く無い(南海線・高野線ともにトンネル区間はある)。これは大手でも南海と、西日本鉄道(地下駅もトンネルもない)だけである。なお、南海の名誉のために申し述べておくが、東武鉄道の押上駅(地下)は、東京メトロ半蔵門線との相互乗り入れによって生じた「副産物」的な駅および区間であり、駅の管理者は東京メトロである。
▲関西大手私鉄他社と異なり、近鉄と同じく田舎…以上の急傾斜山間部も走るため近郊型の運賃設定となっており、やや高めの設定。
中百舌鳥駅を挟んで高野線 - 泉北高速鉄道を乗り通す場合は、初乗り運賃が2社分徴収されるが、乗継割引は100円であるため、運賃設定は南海電鉄のみを乗車した場合と大差ない。
かつては初乗り運賃も2社分徴収され乗継割引も20円と少ないため、中百舌鳥駅を挟んだ近距離運賃はかなり高いものとなってしまっていた(ただし、泉北高速線は駅間距離が長い【中百舌鳥ー深井間は3.7kmある】ので、他社局と比較してもとりわけ高額な設定というわけではない)。そのため、泉北線内から新今宮駅(≒地下鉄動物園前駅)・なんば両駅以北の大阪市営地下鉄各駅が最寄りの場所へ向かう場合は、経由地・時間や運行回数が若干不利ながらも、中百舌鳥駅→なかもず駅へのパターン化された逸走も見られた。というか、大阪市営地下鉄は初乗りが割高である反面、遠距離になればなるほど低廉となる地下鉄形運賃体系を取っていることにもよる。それを居住時に刷り込まれる。覚えてしまう。逆もまた然り。
阪急・阪神・京阪、それから北大阪急行などに慣れてしまった人は、駅の運賃表を見上げて唖然とする…かもしれない。
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