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名古屋弁


ヨミ: ナゴヤベン
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名古屋弁とは、愛知県名古屋市周辺で話される日本語方言である。


主な特徴



終助詞「がや」「がね」


名古屋弁といえばこれを思い浮かべる人も多いであろう。
中には何でもかんでも「がや」「がね」を付ければ名古屋弁になると思っている人もいるが、使われる場面は驚きや抗議を表すときで意外に少ない。

 例:名古屋県じゃにゃーって言うとるがね!!(=名古屋県じゃないって言ってるだろ!!)
 例:ほれみぃ、いかんっつったがや。(=だからだめだって言ったでしょ。)

若い人の場合はこれが変化して「が」「がん」になっていることも多い。

 例:名古屋県じゃにゃーって言うとるがね!! → 名古屋県じゃないって言っとるがん!!
 例:ほれみぃ、いかんっつったがや。 → だからいかんっつった


接続助詞「で」


順接の接続助詞で、共通でいうところの「~から」に相当する。「もんで」というもあり、こちらはに理由に重点を置く場合に使用される。

 例:せっかくだはこのを選ぶわ。(=せっかくだから俺はこの赤の扉を選ぶぜ。)
 例:大事なことだもんで二回言いました。(=大事なことなので二回言いました。

接続助詞だが後続の節が省略される場合があり、これが一見すると関西弁の助詞「で」のようにも見えるため混同されがちだが、関西弁の「で」はなどを表す終助詞であり全く異なる。

 例:元気やっ(関西弁・元気だよっ)
 例:元気だっ(名古屋弁・元気だからっ)

なお上記の例のように後続の節が省略されている場合、省略された内容は文脈より判断する。


形容詞連用形の活用語尾の脱落


形容詞の連用形の活用語尾が「く」の場合、これが脱落することがある。

 例:ガソリンでらなっとるでようやってけんわ。

上の例では、本来「高なっとる」になるところが「く」が脱落して「高なっとる」に変化している。


「えらい」の複数の意味と「でら」「どら」


名古屋弁では「えらい」に大きく分けて3つの意味がある。
ひとつは、身分が高い・立だ、といった意味(共通と同様)。ふたつは、疲れた・しんどい・大変だ、といった意味。そしてみっつは、とても・すごく、といった意味である。どの意味で使われているかは文脈により判断する。

 例:八十ちゃんえらいねぇ、えらいえらかったでしょう?(=八十ちゃん立だねぇ、とても大変だったでしょう?)

みっつの意味の「えらい」は頭に「ど」が付いて強調の度合いが強まった「どえらい」になる。これが訛ると「どえりゃあ」になるが、現地でも今時ここまで露に訛っている人は名古屋市交通局7000形電車並にレアで、逆に短縮形の「でら」や「どら」がよく使われる。

 例:でらうま。(=とてもおいしい。)

なお名古屋っ子はドラえもんネタダジャレとして「ジャイアン死んじゃいやん」「ジャイ子、じゃあ行こう」と共に「ドラえもんポケットの中にどらえぇもんが入っとる」と披露して悦に入るのだが、当然ながら名古屋以外では通じないダジャレである。


軽い命令の表現「やぁ」


事あるごとに名古屋人がみゃみゃー言ってるように思われがちな原因のひとつが恐らくこれである。
動詞の連用形に接続して、軽い命・推奨を表す。

 例:はよ行ってきやぁ。(=く行ってきなよ、く行くといいよ)


「いかん」の様々な用法


関西弁と同様に「あかん」という人もいる。これ単独で好ましくない物事であることを表す他、動詞の連用形+たら(or て)+いかん(or あかん)の形で禁止を、動詞の未然形+な+いかん(or あかん)の形で義務を表す。

 例:あの仁はこっすいでいかん。(=あいつはずるいから駄だ。)
 例:いらんとこなぶったらいかん。(=余計なところを触るな。)
 例:名駅に行かないかん。(=名古屋駅に行かないといけない。)

※稀にではあるが、好ましい事柄に対して「いかん」と言う場合もある。元々否定的な意味の言葉が肯定的な意味でも使われるのは、若者言葉の「ヤバイ」に通じるところがある…かもしれない。

 例:めちゃめちゃうめぇいかんわ。

いずれの場合も、しばしば頭の「い」が脱落して「かん」になる。
義務を表す場合は更に「かん」も脱落する場合があり、その場合は聞き手に催促する意味合いが強まる。話し手と聞き手が同じ、つまり独り言の場合は、しなければならないことを忘れないよう自分に言い聞かせるようなニュアンスになる。

 例:あの仁はこっすいでいかん。 → あの仁はこっすいでかん
 例:めちゃめちゃうめぇいかんわ。 → めちゃめちゃうめぇかんわ。
 例:いらんとこなぶったらいかん。 → いらんとこなぶったらかん
 例:名駅に行かないかん。 → 名駅に行かなかん。 → 名駅に行かな。


勧誘の表現「まい」


動詞の未然形に接続する助動詞「う(or よう)」は推量・意志・勧誘などの意味があるが、この後ろに「まい」が接続すると意味が勧誘に限定される。その際、「まい」の直前の「う」が脱落する。

 例:アサヒドーカメラへ行こう。 → アサヒドーカメラへ行こまい

若い人は滅多に使わないが、かつて名古屋市交通局が発行していたフリー乗車券「いこまいきっぷ」のおかげで、知名度はそれなりにあると思われる。


名古屋弁の発音


連母音の変化形[æ]

うまい[umai]やおまえ[omae]のように、aiaeの連音がある場合、これが変化することがある。
この現自体は共通でもうまい→うめえ[umeː]、おまえ→おめえ[omeː]のような形で表れるのだが、名古屋弁の場合は変化の仕方が特殊で、aiaeがæːに置き換わるのだ。つまり、うまい[umai]は[umæː]に、おまえ[omae]は[omæː]になる。æはアとエの中間のような音で、現代日本語において共通はもとより他の方言にもまず表れてこない、名古屋弁ならではのユニークな特徴であると言える。

æの発音を普段意識することのない(に他地方の)人がこれを仮名文字で書き表すと「うみゃあ」「おみゃあ」等になり、このため名古屋人は何かとみゃみゃー言ってるように思われがちなのだが、拗音化を起こしているわけではないので厳密にいうとこの表記は正確ではない。そもそもæの音に対応する仮名文字が存在しない以上、これを仮名文字で表記しろというのがな注文のような気がしなくもないが、あえて書くとしたらそれぞれ「うめぁー」「おめぁー」が一番実態に近いだろうか。

ただ、近年は名古屋人でも若い人は共通と同様にうめえ[umeː]やおめえ[omeː]になる場合がほとんどで、æの発音が自然に表れるのは一定以上の年代の者にほぼ限定される。

サ行子音[s][ɕ]の弱化

サ行の音は、しばしば子音([s]や[ɕ])が弱化を起こしてハ行音化する。たとえば「七(しち)」→「ひち」、「それ」→「ほれ」といった具合である。これは名古屋弁に限らず、関西弁などにも表れる特徴である。


名古屋弁の語彙


名古屋弁の 意味・解説
あっぱっぱー 開けっ放しな様。
往生こく 疲れる。大変なに遭う。
おうちゃくい 怠けた。いい加減な。乱暴な。横着が形容詞化したもの。
(鍵を)かう 施錠する。生名古屋人の多くはこれが方言だと気付いていない。
ケッタ 自転車ケッタマシーンともいう。若い人を中心に広まった較的新しい方言
こすい ずるい。
(お金を)こわす 両替して細かくする。生名古屋人の多くはこれが方言だと(ry
自動車学校の略。
しゃびしゃび っぽい様。
大概 いい加減。
例:大概にしとかなかんよ。(=いい加減にしろよ)
たわけ バカアホ。訛ってたぁけになる場合も。
ちゃっと すぐに。
例:ちゃっと出発するぞ。(=すぐに出発するぞ)
ちんちん とても熱い様。より熱いことを表すとしてちんちこちんがある。
共通と同様に陰茎を表すとしても使われるが、アクセントが異なる(熱い様を表す場合は、陰茎を表す場合は頭高)。
(机を)つる (机を)さげる。生名古屋人の多くは(ry
ドベ 最下位。ビリ。ブービー賞はドベ2という。
なぶる いじる。
例:テレビチャンネルなぶらんといて(=テレビチャンネルを変えないで)
はよ すぐに。く。≒ちゃっと。
B 模造。生名古屋人の多くは(ry
放課 授業と授業の間の休み時間のこと。
このがあるせいで、名古屋人に放課後という言葉を聞かせると「放課後?放課の後は授業だがん」という反応をされる。
まぁ もう。
まわし 準備。
みえる 共通では「来る」の尊敬語として使われるが、名古屋弁ではそれに加えて「居る」の尊敬語としても使われる。
やっとかめ 久しぶり。
わや し。めちゃくちゃ。首都圏以外の地方に広く分布する方言

名古屋弁を話すことで有名な人



実在の人物



架空の人物



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関連項目



最終更新日: 20/02/13 22:14
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