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大阪市バスとは、大阪市交通局が運営していた公営のバス事業である。
ここでは当時、大阪市交通局が100%子会社外郭団体としていた株式会社である「大阪シティバス株式会社」の当時の内容についても記載する。
大阪市バスは1927年開業。大阪市内全体を網の目のようにカバーしていた。
2009年3月時点での総営業距離数は約600km、保有台数は700台オーバーとそれなりに大手のバス事業者であったが、2002年頃からの営業改革に伴い路線の統廃合や一部営業所の廃止・外部委託をはじめ、保有台数を削る(2013年時点で約550台)などの対策を公営時代末期まで行っていた。
車両面では、メーカーでAT車の設定がある場合は極力AT車を投入していたことが特徴。ただし新車の投入はツーステップ車の置き換えが完了し、全車ノンステ化を達成した2011年度を最後に終了している。
かつてツーステップバスが投入されていた頃は前後ドア車にこだわり、初期のワンステップバスも前後ドアとしていたほどである。
2018年4月1日に大阪市交通局が民営化され、それと同時にバス事業部門のみ既存の株式会社であり、公営時代の外郭団体であった株式会社の「大阪シティバス株式会社」に譲渡された。
▲※2018年3月31日の交通局最終日時点、あいうえお順。※の無いものは直営。
1988年、その前身企業である「大阪運輸振興株式会社」が大阪市交通局と大阪交通労働組合が共同出資で発足。
2006年に労働組合側が保有していた株式を交通局側が全て買い取り、交通局100%出資の企業となった。2014年に現在の社名に変更された。
現在では酉島・鶴町・住之江の市バスの各営業所の運営委託を受けているほか、シティバス独自で路線バスを運営している。