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天皇杯全日本サッカー選手権大会


ヨミ: テンノウハイゼンニホンサッカーセンシュケンタイカイ
掲示板をミル!
18カキコ!

天皇杯JFA全日サッカー選手権大会とは、日本男子サッカーにおける全規模のオープントーナメントである。

天皇杯」という名前の優勝カップサッカー以外の競技にも存在するのだが、単に「天皇杯」と言えば大体この大会の事をすほどである。他の競技と明確に区別する場合は「サッカー天皇杯」または「天皇杯サッカー」などと呼ばれる。


概要


日本のすべての第1種(プロ社会人大学チームに参加権がある大会であり、これらのチームが混ざって戦うのが特徴である。1996年から2014年までは第2種(高校クラブユース)チームも参加可であった。予選から決勝まで全試合が一発勝負で行われる。

本大会出場チームは、第89回(2009年)大会以降は88チームとなっている。J1J2チームはすべて予選免除、これにその他予選免除チームJFL上位チームなど)と各都道府県代表(47チーム)を加えて競われる。

現在は、8月までに都道府県大会が行われ、9月に本大会が開幕。決勝戦は年明けの元日に行われている。

優勝チームには、翌シーズンAFCチャンピオンズリーグACL)への出場権が与えられ、Jリーグ上位チームとともに参戦する。

オープントーナメントでかつ一発勝負であるので、上のリーグカテゴリに所属しているクラブが下のリーグカテゴリに所属しているクラブに負けるという、いわゆるジャイアントキリング(番狂わせ、下克上)が、日本サッカー大会としては最も立って起こる大会である。


最近の優勝チーム


大会創設(1921年)から1950年代までは、大学サッカーチームが優勝することが多かったものの、1960年代に入って企業チームが取って代わった。Jリーグ発足(1993年)後は、Jリーグチームのみが優勝経験がある。

優勝 準優勝 備考
2018-19年(第98回) AFCアジアカップ2019が1月に開催されるため、
代表強化の観点から決勝を恒例の元日ではなく12月に前倒し。
前回と同じく、決勝戦を埼玉スタジアム2002で開催。
1回戦は5月に開催。
2017-18年(第97回) セレッソ大阪 横浜F・マリノス 決勝戦を埼玉スタジアム2002で開催。
1回戦は例年よりも4月に開催。
セレッソ大阪YBCヴァンカップとの二冠。
2016-17年(第96回) 鹿島アントラーズ 川崎フロンターレ 決勝戦を市立吹田サッカースタジアムで開催。
鹿島アントラーズJ1優勝との二冠。
2015-16年(第95回) ガンバ大阪 浦和レッズ 2年ぶりに決勝は元日
決勝戦を味の素スタジアムで開催。
ガンバ大阪は前回から2連覇。
2014-15年(第94回) ガンバ大阪 モンテディオ山形 AFCアジアカップ20151月に開催されるため、
代表強化の観点から決勝を恒例の元日ではなく12月に前倒し。
決勝戦を日産スタジアムで開催。
ガンバ大阪J1ヤマザキナビスコカップとの三冠
2013-14年(第93回) 横浜F・マリノス サンフレッチェ広島 国立競技場建て替えの為、現行の国立競技場で行われる最後の決勝戦。
その年度におけるJ11位2位の対戦はJリーグ発足後初めて。
2012-13年(第92回) 柏レイソル ガンバ大阪
2011-12年(第91回) FC東京 京都サンガF.C. J2創設以来初めての、その年にJ2に所属していたチーム同士の決勝。
また、J2勢が優勝したのもJ2創設以来初めて。
2010-11年(第90回) 鹿島アントラーズ 清水エスパルス
2009-10年(第89回) ガンバ大阪 名古屋グランパス
2008-09年(第88回) ガンバ大阪 柏レイソル
2007-08年(第87回) 鹿島アントラーズ サンフレッチェ広島 鹿島J1優勝との二冠。
2006-07年(第86回) 浦和レッズ ガンバ大阪 浦和J1優勝との二冠。

天皇杯でのジャイアント・キリングの例


ここでは、「Jリーグ以外のチームが、J2以上のチームを破った例」を示す。J2下位のチームJ3チームJ1上位のチームを破った場合もジャイアントキリングと扱われる場合があるが、ここでは省略した。

J1チーム勝利 J2チーム勝利
2018-19年(第98回) 関西学院大学vsガンバ大阪
2017-18年(第97回) いわきFCvs北海道コンサドーレ札幌
筑波大学vsベガルタ仙台
ヴァンラーレ八戸vsヴァンフォーレ甲府
筑波大学vsアビスパ福岡
2016-17年(第96回) Honda FCvsFC岐阜
神奈川大学vsFC町田ゼルビア
Honda FCvs松本山雅FC
2015-16年(第95回) FC大阪vsセレッソ大阪
FC岐阜SECONDvsザスパクサツ群馬
流通経済大学vs栃木SC
2014-15年(第94回) 奈良クラブvsベガルタ仙台
ソニー仙台FCvs鹿島アントラーズ
関西学院大学vsヴィッセル神戸
2013-14年(第93回) AC長野パルセイロvs名古屋グランパス ツエーゲン金沢vs横浜FC
AC長野パルセイロvsギラヴァンツ北九州
2012-13年(第92回) AC長野パルセイロvsコンサドーレ札幌
横河武蔵野FCvsFC東京
福島ユナイテッドFCvsアルビレックス新潟
SAGAWA SHIGA FCvsヴィッセル神戸
FC今治vsサンフレッチェ広島
カマタマーレ讃岐vsサガン鳥栖
福島ユナイテッドFCvsヴァンフォーレ甲府
2011-12年(第91回) 福岡大学vs大宮アルディージャ
松本山雅FCvsアルビレックス新潟
松本山雅FCvs横浜FC
2010-11年(第90回) ソニー仙台FCvsベガルタ仙台 FC町田ゼルビアvs東京ヴェルディ
2009-10年(第89回) 松本山雅FCvs浦和レッズ
明治大学vsモンテディオ山形
福岡大学vs水戸ホーリーホック
ホンダロックSCvs東京ヴェルディ
明治大学vs湘南ベルマーレ
福島ユナイテッドFCvsセレッソ大阪
鹿屋体育大学vs徳島ヴォルティス
2008-09年(第88回) 松本山雅FCvs湘南ベルマーレ
国士舘大学vs徳島ヴォルティス
栃木SCvsロアッソ熊本
2007-08年(第87回) Honda FCvs柏レイソル
Honda FCvs名古屋グランパス
TDKvsコンサドーレ札幌
順天堂大学vsベガルタ仙台
Honda FCvs東京ヴェルディ
明治大学vs京都サンガF.C.
2006-07年(第86回) 静岡FCvs水戸ホーリーホック
栃木SCvs東京ヴェルディ
バンディオンセ神戸vs横浜FC
YKK APvs ヴィッセル神戸

2007年は、アマチュアチームHonda FCが、Jリーグチームを3チーム撃破し(準々決勝で鹿島アントラーズに敗れる)8強入りを果たしている。下記「関連動画」も参照。


「BS劇場」


天皇杯でよく使われるこの言葉は、2ちゃんねる内における大会関連のスレッドが発祥とされる。
天皇杯の中継はNHKが共催で名を連ねている関係で独占しており、併せて全中継されるほとんどのカードNHK衛星第一テレビジョンBS1)で放映されている。

この言葉が浸透しだしたきっかけとなったのは、2004年の第84回大会の5回戦である横浜F・マリノスザスパ草津の一戦と言われている。
当時のマリノスJ1を2連覇、片やJFLを3位で終えていた(しかし特例でJ2昇格が決まっていた)ザスパは、4回戦でセレッソ大阪を逆転で下してきた。
実はこの試合、チャンネルBS1だったが、水曜日ゴールデンタイムでの放送ということもあり、サッカーファンを始め、全から注されていた。

最初は前半29分にザスパの宮川大輔ゴールを決めて先制する。
後半に入るとが醒めたマリノスが積極的にゴールを奪いに来るようになるが、後半27分にマリノス大介を止めようとザスパの山口之が引っ掛けてしまいイエローカード2枚を貰って退場。
後半38分にが決めて同点とし、逆に後半40分にザスパの籾イエローカード2枚を受けて退場。
この時点でザスパは9人となってしまうも奮闘し何とか延長戦に持ち込んだが、J1王者であるマリノス人退場しておらず、ここまで足掻き続けたザスパがマリノスに屈してしまうのも、もはや時間の問題であるともが思っていた。

そして延長前半11分、当時ザスパのキャプテンだった鳥居塚伸人がFKで揉みくちゃになっているマリノスゴール前にボールを蹴り飛ばし、マリノスもがクリアせずにザスパの選手たちとボールを争奪し合う。
ボールファポスト方向に転がり、それにザスパの依田正選手が反応してそのままシュート、それがそのままゴールに吸い込まれてザスパの延長Vゴールサドンデス)勝ち・・・伝説がまた1つ、誕生した間であった。

試合後、NHKニュース9で「ザスパ草津、大金星!」の見出しで試合内容が紹介され、翌日のスポーツ新聞では1面を飾り、さらにはザスパの公式サイトサーバーダウンによるアクセス不可状態となっていた。
なお、ザスパは3日後の準々決勝である東京ヴェルディ戦では0-3とやられてしまう。
理もい、マリノス戦前リーグ戦で膝を悪化させていたGK小島伸幸は強行出場してさらに悪化させてしまっているし、マリノス戦で2人が出場停止となってしまったのだから。

ちなみにマリノスについてだが、前大会である2003年の第83回でも、なんと船橋市立船橋高等学校に2-0から追いつかれてPK戦にまでもつれ込んでしまった試合を観せてしまっている。(決して失態ではない。)
当時のマリノスシーズンの最後辺りどうしてああなった・・・。

最後に「BS劇場」というこの言葉、今ではJ1リーグ戦でも使われているらしいが、正直「BS劇場=天皇杯での番狂わせ」である認識の方々からしたら染めない使用の仕方であろう。


天皇杯@アスキーアート



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最終更新日: 18/06/28 18:17
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