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宇宙世紀


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宇宙世紀とは、機動戦士ガンダムシリーズ作品の多くで採用されているシェアードワールド設定である。


概要


シリーズ第1作の「機動戦士ガンダム」時点でこの設定が登場しており、劇中では地球人類が宇宙への移民を開始して以降の紀年法として用いられている。

作中では西暦されており、この0001年が西暦の何時なのかは諸説あってハッキリしない。宇宙移民の開始年を0001年としているが、これも後付の設定である。一時期の作品では2045年説を採用していたり、さらに別の資料でも1999年説など様々な解釈がされていることもあったが、現在ではそれらの設定はされて具体的な時期についての明言を避けており、0001年になろうとする間が描かれた「機動戦士ガンダムUC」においても具体的な設定がされることはなかった。少なくとも現在よりは相応に遠い未来である事だけは確実と言える。

記し方は1000年以前でも常に四桁を前提として上の桁に0を付ける表記が一般的である。これは西暦から元される際、多くの人が西暦の四桁表示に慣れていたことが影しているのかもしれない。また、上の桁の0はオーと呼ぶ。例えばナレーションなどでは0079年は「ダブルオーセブンティナイン」と言われ、他には0123年が「オー・ワントゥエンティスリー」0001年は「トリプルオー・ワン」となる。

また、英語表記ではユニバーサルセンチュリーとなり、厳密な正式名称は日本語読みではなくこちらである。「機動戦士ガンダムUC」の登場人物であるリカルド・マーセナスによれば、単に宇宙を意味するユニバースではなく、全ての人にとって普遍的であるようにと、あえて誤りとも言えるユニバーサルを用いたと言う。英語表記の場合はU.C.と言う略語が使用されることが多い。


宇宙世紀の正史とは


長い歴史と作品数を持つシリーズの常として、時代毎の整合性や物語・設定の食い違いが表面化することもあり「どれが正しい歴史なのか」という話題が発生することはガンダムシリーズでも日常茶飯事と言えるほど頻発している状況であり、特に物量の多い宇宙世紀世界ともなればその傾向はさらにしい物となる。

ちなみに、サンライズの方針としては「映像化された作品・映像に登場した要素は公式」となっているらしく、少なくともこれが最低限のラインとなるのは確実で間違いのないことだと断言できる。同じ映像作品でもTV劇場版などで設定に違いがある場合もあるが、とにかく全部公式ということになる。

しかし、その他のメディアで多く取り上げられ認知度の高い作品などに関しても、認・公式・監修などを謳っていても映像作品ではないので厳密な意味では公式扱いとはならないが、実質的に同じような扱いをされている事もあり、さらにそれらの作品から設定が映像作品に取り入れられ、部分的に公式化されている物もあるため、判断要素は非常に複雑化している。

また、現在ではそれらの存否を確定できるような厳密な年表設定の様な物は提示されておらず、たまに出る年表もアニメ作品を羅列する程度の場合が多いため、やはり細かいところは判断のしようがない。今後も増産され続けるであろうガンダム作品の制作の際に取捨選択をする余地を残すため、縛りにならないように意図的に曖昧な状態にしているとも言えるのかもしれない。

結論として、映像は少なくとも確実に公式・他の細部についてはご想像にお任せという事になるようである。


時代変遷・西暦~宇宙世紀へ


(以下は映像化された作品が公式とされるサンライズルールに従い基本的には映像作品準拠。足りない部分は設定資料や小説など。また、小説でも原作者による作品、例えば『閃光のハサウェイ』などは例外的に取り上げています。)


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作中での西暦時代の末期爆発的な人口増加や環境問題により、もはや地球の「収容限界」に達していた。小説版などでは後進国と呼ばれる国家も消滅し、全ての地域の人々が厳しい自然環境(つまり破壊)したと言う描写も存在する。人類は人口抑制政策を取り文明を停滞させて節制するか、宇宙に進出して生存圏を拡大するかの選択に迫られたと言う。概ねの国家後者を選択し、1999年権を放棄した上で宇宙移民政策を前提とした地球連邦立する。

一方、宗教・思想・ナショナリズムを理由にこれに反発する国家も存在し、いつからかははっきりしないものの地球連邦しい戦争に突入した。この戦争50年にも及んだが、最終的には地球連邦側が有利に戦況をすすめる。概ね戦火が収まった頃合いにはスペースコロニーと呼ばれる地球外の居住施設も完成し、ついには宇宙移民の本格的実行にこぎつけることに成功。

地球連邦宇宙移民開始と言う記念すべきこの年を祝福し、西暦した上で宇宙世紀元年とした。そして、西暦最後の大みそかを祝おうと宇宙に建造した首相官邸「ラプラス」で大々的なセレモニーが行われる運びとなったのだが…。


0001年~0040年代


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宇宙世紀0001年へのと同時に、ラプラス突然爆発、瓦解した地球連邦首相であったマーセナ首相を含め多くの政府要人が死亡し、宇宙世紀の始まりは血で贖われることとなった。

事件後、新政権はのちにラプラス事件と呼ばれるこの事件を地球連邦に反対する「分離義者」のテロと断定。マーセナスの息子であったジョルジュ・マーセナスらを中心に「リメンバーラプラス」と唱えて地球連邦に反対する組織に底的な弾圧を加える。最終的には宇宙移民と言う名の強制移住1st劇中で強制移住政策であった事を示唆する発言が見られる。但しテム・レイの様に自分の意志で移住した人間も居る。の促進もあり、宇宙世紀0022年は地球上のあらゆる民族宗教国家の紛争終結を宣言するに至る(ただし、潜在的な脅威は存在し、のちのジオン軍やその残党と結んだ不満分子は確認されている)。

地球連邦の基盤はこれで磐石になったかに見えた。しかし、当初順調であった宇宙移民も人口の約半分程度が移住した段階で停滞を始める。これは地球に既得権を保持している人々が財産やコネを使って宇宙移民を拒否したことと、宇宙移民がある程度進んだことで地球の人口が西暦末期以前の「適正人口」に戻り、宇宙移民的が達成されてしまったことにあるとされる。

一方、嫌々宇宙移民に仕立て挙げられた人々からすれば、彼らの言動は自分たちの犠牲の上で地球での安楽な生活を手に入れると言ういわば裏切りであった。もともとの経済格差に加えて、コロニーの建設料や維持費を税として払わされると言う搾取もありコロニー住民の間で不満が噴出する。宇宙世紀0046年、この不満を反映し宇宙移民の代弁者として活動していた地球連邦評議委員のジオン・ズム・ダイクンは「スペースコロニーに国家としての権を与えるべきだ」とする旨の、いわゆるコントリズムを発表。争いの火種は地球から宇宙へと移ることになる。


0050年代~0070年代


ジオン・ズム・ダイクンは急進的に過ぎ、さらに連邦の画一的なコロニー支配へのこだわりと官僚利権もあり当時の議会で受け入れられることはなかった。連邦内での革に失望した彼は自身の理想を実践に移すべく0052年にサイド3に移住、翌0053年には首相に選出される。

一方、地球連邦では0050年代に人口120億のうち90億人が宇宙移民となったことを皮切りに、0051これ以上の宇宙移民用として計画の凍結を宣言スペースノイドとアースノイドと言う身分はほぼ固定化する。これに反発する形でエレズムと言う地球聖域化思想(つまり全人類の宇宙移民化)もコロニー側から唱えられ、前述のダイクンらのコントリズムと合流しジオニズムと呼ばれる一大ムーブメントが起きる。

0058年ついにはサイド3が独立を宣言ジオン共和(当時はサイド3共和)が成立する。これにダイクンが積極的に噛んだかどうかは諸説あるが、防隊の発足も伴って地球連邦との関係は加速度的に悪化。軍拡競争と経済制裁さらに0067年、最期の妥協案とも言えるコロニー自治権整備法案が棄却されるともはや両の衝突は時間の問題に過ぎなくなる。

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0068年にダイクンが急死すると、後をついだデギン・ソド・ザビは翌0069年に権の集中化を名に王政施行を宣言。号をジオン公国とし反対粛清ダイクンらの遺児であったキャスバル・レム・ダイクン地球へと亡命する。

ギンは自身の縁戚者を軍内部に入れることで自身の地盤を固める。成功したかのように思えたが、老齢もあり実権は建直後から長男ギレン・ザビに移ったとされる。軍事的な才に恵まれていたギレンジオン不足を危惧。これを補うべくミノフスキー粒子(ちょうどこの頃に発見された電磁波かく乱粒子)散布下でも戦闘が可機動兵器の開発を下。これがMSであり、0073年に試作機が完成。翌年にはザクⅠ(いわゆる旧ザク)がロールアウトする。

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一年戦争

MSと軍備に自信を得た彼は0079年ついに開戦を決意(一年戦争)。1月3日宣戦布告とほぼ同時にサイド1、2、4を電撃的に奇襲しガスを注入して住民を殺戮。コロニーに核パルスエンジンをつけて地球に落下させると言う暴挙に出る(ブリティッシュ作戦)。この過程で作戦阻止しようと連邦艦隊が出撃するが、ミノフスキー粒子による電波攪乱により電子装備に頼り切りだった宇宙戦艦は手も足も出ずにジオン側のMSに撃破され、連邦は大敗し結果的に人類の25パーセントほどが死に絶えると言う惨劇となった。

ジオン軍はさらなるコロニー落としを決行すべく、サイド5へと出撃。これを迎え撃った連邦との間でしい戦闘が行われる(ルウム戦役)。この戦いでは奇襲が成立せず、連邦の抵抗もしかったためコロニー落としは成功しなかったが、連邦艦隊の被害も甚大でありブリティッシュ作戦によるものと合わせて半数以上の艦艇を喪失した。

連邦はこの時点ですでに弱気になり降伏を含めた議論もなされ始めるが、捕虜となってから帰還したレビル将軍の「ジオンも疲弊している」と言う演説を受け態度を硬化。焦ったジオンは戦線拡大方針を取り地球へと進行し戦闘着状態へと入る。

旧態依然とした軍制を敷いていた連邦であったが、ジオンMSに対抗すべくガンダムを中心にしたMS開発計画を始動(V作戦)。9月、関わった正規兵の大多数と技術者であったテム・レイを失うなどの不手際もあったが、結果としてアムロ・レイ難民たちがこれを引き継ぎジオン軍相手に多大な戦果を挙げる。これを見て首部もMSの有効性を認識。この頃にはジオンの人的資限界に達し、連邦軍は各地で反攻を開始する。その集大成が11月オデッサ作戦であり、ジオン軍地球より撤退。以後のイニシティブは連邦が握り、戦場宇宙へと再び戻る。

12月24日にはジオン軍の要塞があったソロモンを巡ってしい戦闘が行われ、要塞官であったドズル・ザビ中将が戦死。要塞は陥落する。30日、相次ぐ身内の死と民の疲弊を憂慮したデギン王は宇宙要塞ア・バオア・クー回してサイド3本に侵攻しつつあったレビル艦隊と和会談を持とうと接近。これを阻止すべくギレン完成したソーラ・レイコロニーレーザー)を発射。レビルとデギン死亡し、連邦30パーセントの戦を喪失する。

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31日、連邦は戦不足のままア・バオア・クー攻略に着手。ギレンの巧みな揮もあり当初はジオンが優勢であったが、殺しに憤慨したギレンであるキシリア・ザビギレンを射殺。その一の隙をついて連邦軍が要塞に取り付き侵入。陥落は時間の問題となる。混乱の中でキシリアジオン・ズム・ダイクンの遺児であったシャア・アズナブルに殺され、ザビはミネバ・ラオ・ザビを除いて全滅戦争導者層を失ったジオンダルシア・バハロを中心に共和臨時政府立し連邦への停戦を要請。疲弊していた連邦もこれを受託し、00801月1日都市グラナダで正式に停戦合意が結ばれ一年戦争は終結した


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最終更新日: 17/09/30 13:04
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