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宝塚記念(たからづかきねん)とは、阪神競馬場の馬齢3歳以上・芝2200メートル行なわれるGI競走。夏のグランプリと言われている。
春の総決算として、有馬記念のようなレースを夏の関西にも、という声の元1960年に創設された。
有馬記念と同じく、ファン投票によって優先出走権が決まる。
そのため、有馬記念=グランプリ→夏版・有馬記念→宝塚記念=グランプリ、という認識がファン・マスコミの間で浸透して現在に至るが、厳密には「グランプリ」ではない。正式にグランプリの副名称が付いているのは有馬記念のみである。
まぁぶっちゃけ、ファンとしてはどっちでもいいんだけど。
天皇賞(春)と並ぶ上半期におけるビックレースであり、長距離中心であった時代では中距離馬がその本領を発揮できる数少ないレースの1つであった。しかし、中距離であるが故に八大競争には数えられず、GIに格付けされた後も他の古馬王道GIと比べて格下扱いされる時代が長く続く。しかし長距離から中距離へ主流が移った近年では、距離不適を理由として天皇賞(春)を回避し、安田記念やドバイ・香港に向かった馬達が出走してくるため、名実ともに上半期の総決算と呼べるレースになりつつある。2017年からは産経大阪杯がGIになり、大阪杯・天皇賞(春)・宝塚記念の春古馬三冠を形成して、秋古馬三冠と同様にこれらのレースを三連勝した馬には褒賞金が与えられることになった。
ファンファーレは1999年から一般公募によって決まったこの競走専用の曲を用いている。
「今年も・・・」のくだりは、長年競馬実況を務めてきた杉本清・元関西テレビアナウンサーが宝塚記念実況時に用いる台詞であり、宝塚記念を象徴する言葉となっている。なお、この『私の夢』にて杉本から本命指名を受けた馬の好走率は(ry
第7回、10回、15回、17回、32回、36回、47回は阪神競馬場が改修工事や災害で使えなかったので、京都競馬場の芝外回り2,200メートルで行なわれた。
また第21回は京都競馬場の改修工事の振り分け開催の都合上中京競馬場の芝2,400mで行われた。
阪神競馬場内回りコースを使用し、スタンド前直線の最右端から発走する。最初の直線は525mあり、枠順の有利不利はあまりない。小回りコースで行われるレースらしく先行馬が積極的なレース運びをして緩みないペースになることが多い。
競走名 | 格付 | 施行競馬場 | 施行距離 | 間隔 |
---|---|---|---|---|
天皇賞(春) | GI | 京都競馬場 | 芝3200m | 8週 |
ヴィクトリアマイル | GI | 東京競馬場 | 芝1600m | 6週 |
目黒記念 | GII | 東京競馬場 | 芝2500m | 4週 |
安田記念 | GI | 東京競馬場 | 芝1600m | 3週 |
鳴尾記念 | GIII | 阪神競馬場 | 芝2000m | 3週 |