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常闇ノ皇


ヨミ: トコヤミノスメラギ
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102カキコ!

[画像][外部]

常闇ノ皇とは、ゲーム大神』のラスボス妖怪である。


概要


忌まわしき箱舟ヤマト底に潜む闇のの君で、ナカツクニに災厄を振り撒いた元

およそ200年前、ヤマタノオロチの襲撃を受けたタカマガハラは戦火に包まれた。生き残った天神族は望みを託して箱舟ヤマトに乗り込み、脱出を試みた。しかし出港した直後に尽蔵の妖怪が生み出され、逃げ場のい船内で天神族は残にも食い殺されて全滅した。妖怪を生み出した元は、箱舟ヤマトに潜んでいた常闇ノ皇であった。を失った箱舟ヤマトは極北のカムイにあるラヨチ墜落し、永久凍土に包まれた。箱舟ヤマトからは常闇ノ皇によって誕生した妖怪百鬼夜行の如く這い出るようになり、平和だったナカツクニに災厄をもたらした。このため箱舟ヤマトが沈んでいるラヨチは不吉な場所として忌み嫌われている。悲惨な虐殺劇を生き延びた天神一の生き残りが箱舟ヤマトを脱出しており、妖怪が湧き出すのは常闇ノ皇がその男を追っているからだとされる。その生き残りの正体はウシワカで、災厄を振り撒いた責任から自身の手で常闇ノ皇を倒そうとしていた。

カツクニに跋扈する妖怪を全て生み出した闇の絶対的君で、天神族からは「この世の闇」「正気を保てないほどの闇」と呼ばれている。この恐るべき存在を察知したコロポックル族は、人とを結んで信仰心を育む太子の育成に注し始めた。妖怪を統べる君だけあって妖怪からの信仰は絶大であり、妖魔王キュウビラ妖魔ノ絶対的君」、「コノ世ニ 二ツト在リ得ヌ古今独歩ノ闇ノ徴」と崇めている。大妖怪ヤマタノオロチですら常闇ノ皇の流れの一部に過ぎない。アマテラス生き物自然を守るなら、常闇ノ皇は妖怪を守ると言える。後世に書かれた書物では「全てを滅ぼすもの」と記載されている。

巨大ない球体の表面に赤色の直線的な模様が刻まれており、それまでに登場した妖怪たちとは一線を画す機質・機械的な姿で、暗、若しくは暗太陽といったイメージの容姿をしている。普段は球体だが、その正体は純和風世界観をぶっ壊すレベルオーバーテクノロジー機械ミサイルビーム電気チェーンソーなどやりたい放題である。本体の中に、コアと思われる球体が内包されており、その球体にはのような奇怪な生き物(胎児?)が収められている。よく見ると取りや、アマテラスと筆が持つ筆を確認できる事から、常闇ノ皇もの一種である可性がある(ちなみに歌舞伎世界では取りを正義取りを高位で強大な敵としている)。胎児のような姿は、日本神話で最初に生まれたでありながら奇形児だったせいで捨てられた、蛭子を想起させる。コアの球体には培養液のような液体で満たされており、その中でしか生きられない=奇形児の線もありうる。余談だが蛭子天照は同じから生まれた兄弟である。オキクルミく「箱舟ヤマトの内部は々の領域」らしく、常闇ノ皇もまたに準ずる存在である事は間違いない。

西安のゲンナイによると、ナカツクニのカラクリの祖は全て常闇ノ皇に行き着くと言う。


作中では


物語中盤の西安編にて名前のみ先行登場アマテラスによって倒されたヤマタノオロチ100年間蓄え続けた妖をナカツクニ中にばら撒き、各地で燻っていた闇の勢を与えた。これを機に箱舟ヤマト内で潜んでいた常闇ノ皇も動き出し、妖魔王キュウビに両原の領に任命している。またアマテラスに倒された大妖怪から放たれた霊を箱舟ヤマトに吸い寄せ、その様子を見たオイナ族のトゥスクルは「箱舟ヤマトがこの世の全ての闇を集めているように思えてならない」と漏らしている。

物語終盤のカムイ編で、鈍色のきを宿した宝クトネシリカによって氷が砕かれ、眠っていた箱舟ヤマトが稼動する。闇の苗床と化した船内にウシワカアマテラスが乗り込み、一足先にウシワカが常闇ノ皇と対峙。彼の攻撃をことごとく効化にして追い詰めていく。船内の大妖怪を倒したアマテラスが途中で合流し、ウシワカに加勢したその時、玄の蝕を迎える。100年に一度の不吉なる日を待っていたかのように活動を始めると、まずアマテラスからを全て奪い去る。を奪われたアマテラスはその場に倒れ、残ったウシワカビームで場外へと吹き飛ばす。何とか立ち上がったアマテラストドメを刺すべく、常闇ノ皇は動き出す。これがラストバトルの導入部である。玄の蝕でを全て失う描写、その時に流れるBGM「沈む太陽」がプレイヤーに言い知れぬ絶望感を与えてくる。これまでのボス戦前ムービーでは、アマテラスは敵の攻撃を軽々と避けていただけに一方的にやられる姿は衝撃的。


戦闘時は、カラクリのように様々な形態に変形しながらアマテラスに襲いかかって来る。 実に5種類もの形態を有し(詳細は後述)、倒しても倒しても終わりがいように見えるラスボス戦はプレイヤーに更なる絶望感を与える。 ちなみに、彼のテーマ曲も「常闇ノ皇」という。今までのボス戦の曲は「○○(ボス妖怪名前)退治」と言った具合だが、一この曲だけは例外。1ループが非常に長く、パイプオルガン篠笛で奏でられる荘厳な曲調は絶望そのもの。

まさに闇のの君に相応しい、文字通りの神曲である。 

タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES」でも、大神と同様最終ボスとして登場する。BGMには、多くのプレイヤーを感させた「太陽は昇る」がそのまま使われている。

ボス妖怪を倒した時には必ずが咲き誇る演出があったが、常闇ノ皇には一切そんな描写がい。故に全に倒せたとは言えないと摘するがある。月の民関連の伏線が未回収のまま物語が終わってしまったため、彼(?)の存在理由について様々な考察がなされている。アマテラスに対抗して月の民が造った人工の太陽説、から信仰を奪う科学の具現説、科学技術に頼りきり生身が弱体化した人間を揶揄した存在説、蛭子モチーフ説等々……。その様相は異説出である。

箱舟ヤマトには、常闇ノ皇の最終形態を模したであろう記章が見受けられる(ボスラッシュ勝利後にが差す台座の上やラスボス戦のステージ等)。また常闇ノ皇のコアにも同じ記章が刻まれている。仮に章だとすると、徴を模して造られた常闇ノ皇は相応の期待をかけられた存在だったと推測される。っ暗な部屋でひたすら「何か」を造らされていたとカグヤは言しており、何にせよ王族が必死なるほどの物をが造っていたのは間違いない。


空亡


常闇ノ皇はデザインされた当初「空亡」という名前であったことが「大神絵草子 絆 -大神設定画集-[外部]」の中で明らかにされている。 それに続く形で 「妖怪絵巻で最後に登場して、全ての妖怪を踏み潰すという、まさに最強妖怪。さらに空亡干支で0番という番号があり、デザインも○をテーマにした、大神最強にふさわしい敵だと思ったのです」 とも記されている。

しかしながら百鬼夜行絵巻には妖怪の名が添え書きされているわけではなく、絵巻の最後に現れるい半円は、闇を振り払い妖怪を祓う日の出であるとも、あるいは尊勝羅尼の火であるとも言われているが、詳細はわからない。

また、空亡とは中殺と同義でもある。

空亡という名は、妖怪絵巻を元にした荒俣の「陰陽妖怪絵札」を参考にしている可性が高い。この中で空亡は「からころがり落ちてくる火の玉のような太陽は、まさに闇を破る万といえる。太陽は、の闇を切り裂いて明けをもたらすとき、空亡という「一日のの切れ」をついて、の中に割りこんでいく。この空亡の隙間は、どんな妖怪にも塞ぐことができない。」とされ、日の出として書かれているが、他の妖怪と同列に紹介されているため、空亡という名の妖怪であると誤解されることは十分に考えられる。

空亡十干十二支を組み合わせた際に余る二支というのが本来の意味だが、空亡を常闇ノ皇(妖怪)にした事で、空亡妖怪という新たな概念が生まれた。誤解から誕生した、差し詰め現代の妖怪か。


伝説の戦い


戦闘では、戦闘開始前のイベントによって常闇ノ皇はアマテラスの筆しらべのを全て吸収してしまう。
そのため、アマテラスは常闇ノ皇にダメージを与え筆しらべのを1つずつ取り戻しながら戦う事になる。


第1形態


い球体の姿。この形態に腕を生やしてハンマーステージ叩き壊したり、チェーンソーで切り付けながらステージ上を暴れまわったりする。
ちなみにハンマーで破壊された床は落下するとダメージとなるが、筆しらべ「画」を使えば元通りに修復可
また、筆しらべ「桜花」を取り返せば、常闇ノ皇の球体状の身体を開かせ、内部の本体をさらけ出させる事ができる。

後述する形態にも同じ事が言えるが、常闇ノ皇が使う飛び道具ミサイル、魔弾、弾など)は一で反射が可なものも含まれている。


第2形態


最初の形態が倒されると、次は緑色の球体へと変身する。時折、自身を炎で覆いながら浮遊しアマテラスめがけて突進してくる事もある。ちなみにこの形態時は筆しらべ「一」を放っても輪切り状態となって回避してしまう。
ここで取り返せる筆しらべ「郷」を取り返す事で、炎をった状態を効化する事ができる。

ここで同じく取り返せる筆しらべ「月光」は一見戦闘とは縁に思えるが、発動するとスサノオ文字通り助太刀に現れ、巨大なで常闇ノ皇をリンゴを割るようにっ二つに両断、攻撃のチャンス提供してくれる。


第3形態


球体に続いては、なんと青色の巨大なスロットマシーンへと変身する。アマテラスとは一定距離を常にキープしながら、出た絵柄によって火炎弾や吹雪、魔弾など様々な攻撃を仕掛けてくる。
スロットは自動停止を待つ以外にも筆しらべ「一」で止める事ができるものの、筆しらべ「隠」を取り返すまでは状況によっては運ゲーと化す事も。またスロットは2つ、若しくは3つ全てを同時に停止する事もできるが、メリットは特にいかもしれない。筆しらべ「隠」を取り返してからが本格的な反撃となるだろう。

なお第3形態との戦闘時のみ、隠を発動するとヒミコが登場し、回復アイテムを補給してくれる。

後世の書物によると、スロットマシーン形態は考えを読まれないよう素く思考を巡らしているとされた。


第4形態


球体のボディに状の腕と、機械の足が生えたパワードスーツのような姿となる。
状の腕による攻撃は射程距離が長く、また不定期にビームを広範囲へ放射したりミサイルも発射してくるので油断がならない。また、腕は以外にも状へ変形させる事で、広範囲に炎を飛ばしてくる攻撃を使用する。
ここまで来ると攻撃が化してくるので、筆しらべ「足」を取り返したらの上のアイテムを補充しておこう。まあ使わずとも倒す事は充分可であるが。

ちなみに第4形態との戦闘中、敵の気絶時に筆しらべ「吹雪」を発動すると最後の助っ人がやってくる事も・・・?

この第4形態を倒す事で戦闘は一応決着、したように見えたが本気を見せた常闇ノ皇によってアマテラスは致命傷を負ってしまい、さらに後述する最終形態へと変身した事で絶体絶命危機が到来してしまうのだが・・・


最終形態


闇が全てを覆うとも忘れてはならぬ。闇を祓う明の暖かき温もりを。

項の冒頭にて説明した第1形態の姿に、巨大な手を形成した姿となって、瀕死アマテラストドメを刺そうと襲い掛かる。周りも闇に閉ざされ、まさに絶体絶命危機。しかし、覚悟を決めて絵のを進むと決めたイッスンによって、中にアマテラスへの感謝の念が広がる。ナカツクニの住人達の祈りの全盛期を取り返し全復活を果たしたアマテラスは、常闇ノ皇に最後の戦いを挑む。を取り戻した事で周囲には筆が現れ、大神曲で有名な「太陽は昇る」が流れる。負ける気がしないラスボス戦である。

アマテラスを取り戻すまでの過程は、これまでの駄ではなかったと分かるもので多くのプレイヤーを感動させた名シーンで瞳を潤わせながら常闇ノ皇との最終決戦に挑んだ人も。

手がメインの形態だけに、本体も球体部分からの中央に収納されている。マスターハンドとは似ているが違う。だが常闇ノ皇も最終形態だけあって、本気。攻撃パターンも多種多になり、また攻撃もこれまでの形態とべると一上がっている。また戦闘開始時にステージ全体を闇に覆ってしまう。こうなるとアマテラスの如何なる攻撃も通用しなくなり、無敵化する。そこへ先述のミサイルビーム放射に加え、竜巻弾、隕石、拳による殴りつけなど多様な手段を用いてアマテラスを痛めつける。ビーム太陽器まるまる1つを削る威で、闇に覆われているままでは全に勝機はい。

  

 

だがしかし世界を何度闇で覆われようとも都度、太陽は昇るのである。何度でも。

 


タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROESの場合



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最終更新日: 21/11/09 18:21
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