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彦根城 日本100名城 50 |
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別名 | 金亀城 |
城郭構造 | 連郭式平山城 |
天守構造 | 複合式望楼型3重3階地下1階 |
築城主 | 井伊直継 |
築城年 | 1622年(元和8年) |
廃城年 | 1874年(明治7年) |
彦根城とは、滋賀県彦根市にある城である。通称、金亀城。
日本でわずか12基しかない、江戸時代[外部]またはそれ以前に建設され、現代まで保存されている現存天守(現存12天守)のうちのひとつである。
天守は国宝。国の特別史跡[外部]。
多くの大老を輩出した譜代大名の井伊氏の居城である。徳川四天王の一人・井伊直政の長男・井伊直継が1603年に築城を開始、1606~1607年頃に天守が完成した(城郭全体の完成は1622年)。なお、天守は京極高次[外部]が築城した大津城のものが使われている。他には長浜城の天秤櫓が移築されていると言われており、所謂リサイクル城である。
明治に入り、廃城令により全国の城が次々と取り壊されていく中、大隈重信が視察に来た際、その消失を惜しみ、明治天皇に上奏し取り壊しを免れたと言われている。
1944年[外部](昭和19年)、当時の彦根市長が「(彦根市民の)協同団結の精神を養うことが必要」などと記した手紙を送り、城を市に寄付するよう求め[外部]、当時の当主の井伊直忠が彦根城およびその一帯を彦根市に寄贈し、現在に至る。戦時中であったため、仕方がないと思える。
城の中では小振りな城ではあるが、ほぼ創建当時の姿(もちろん修理は行われているが)のままであり、文化的価値は極めて高い。現在、ユネスコの世界遺産の暫定リストに登載されている。
かつては他の城と比べて地味で知名度が低かったが、2007年に行われた「「国宝・彦根城築城400年祭[外部]」でマスコットキャラクターを務めた「ひこにゃん」が全国的に爆発的な人気となり、彦根城の名も知られるようになった。
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