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主に書籍の本文やフォーマルな文書などに多く見られるセリフ体で、日本ではゴシック体と並んでよく見られる書体である。中国では宋体と呼ばれる。
漢字圏において筆の文字を活版印刷用の活字書体として彫刻するにあたり、特徴を残しつつ単純化を図って成立したものである。縦画・横画ともに垂直でありながら横が細くて縦が太く、横画の終わりに三角形の『ウロコ』と呼ばれる装飾が付いているなどの独特のフォルムによって、文章の読みやすさを実現している。一方で仮名は筆の脈略を残したフォルムのものが多い。
活字では彫られるサイズによって太さが決定していたが、サイズを自在に変更できる写真植字機やベントン母型活字彫刻機の登場により様々な太さが用意されるようになった。
新聞ではより多くの文字を詰め込むために横幅の広い「新聞明朝体」が使用される。また、漫画には明朝体の仮名が太いバージョンである「アンチック体」をゴシック体の漢字との併用で用いられる。
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