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東京ディズニーランドとは、京成電鉄系列のオリエンタルランドが運営する東京ディズニーリゾートのパークの1つ。頭文字をとってTDLと略される。
「東京」を名乗っているが、厳密には東京都ではなく“千葉県浦安市舞浜”にあるので注意が必要である。
とはいえ東京駅から電車で10分少々しか離れていないのでこの点が問題になる事はまずない。広義の東京都市圏くらいの意味合いに思っておけば良い。東京ドイツ村なんてのもあることだし…
アメリカ国外では初めてのディズニーパーク。そして唯一のディズニー直営でないテーマパーク。
1983年4月15日に開園し、お隣の東京ディズニーシーと合わせて年間入場者数が約3000万人以上と世界最大級のテーマパークとなっている。
テーマランドは7つに分かれており、ワールドバザール、トゥモローランド、トゥーンタウン、ファンタジーランド、クリッターカントリー、ウエスタンランド、アドベンチャーランドである。
とても「夢」を大事にする場所であり、時計等現実世界に戻る様なものは極力抑えている。が、ファストパス導入以来この方針は崩れつつある。
また修学旅行生も極力学ラン等学生服での来園を控えてもらっている。
園内の構成はフロリダのディズニーワールドに範をとっており、よく似ている。
紹介順は、エントランスから入りワールドバザールを左に曲がって一周するように紹介している。
パークに入った時一番最初に通るテーマランドであり、帰る際に一番最後に通るテーマランド。すなわち、TDLの玄関口に当たる。ちなみに、海外のディズニーランドでいうとことのメインストリートUSAがTDLのワールドバザールに相当する。
海外のメインストリートUSAと同様に、ウォルト・ディズニーが幼少期を過ごしたミズーリ州マーセリンの街並みをイメージしたつくりになっている。
エントランスから近いという立地上、パーク内のお土産がここに集結しており、季節ものの商品やアニバーサリーもの、両パーク共通ものを買うのであればここでほとんど済ませることができる。お土産を買うなら、とりあえず「グランドエンポーリアム」というお店に行っとけば大丈夫。
ワールドバザールの大きな特徴の一つとして、独特の景観を生み出しているガラス張りの屋根がある。これは、雨が多い日本の気候を考慮して付けられたもので、海外のメインストリートUSAにはこの屋根は付いていない。(ただし、フランス・パリにあるメインストリートUSAはアーケード型になっている)
屋根に使用されているガラスの枚数は3000枚である。
冒険をテーマとしており、大きく分けてメインテーマエリア、ニューオーリンズの街並みを再現したエリア、ポリネシアをイメージしたエリアに分かれている。
アトラクションも冒険をテーマとした「ジャングルクルーズ」や「ウエスタンリバー鉄道」が設置されている。ちなみに、この2つのアトラクションを運営しているのは「サファリ・トレーディング・カンパニー」という会社が運営している設定になっている(実際はジャングルクルーズは新日本石油、ウエスタンリバー鉄道はタカラトミーがオフィシャルスポンサーである)。
ウェスタンリバー鉄道の蒸気機関車は、石炭ではなく重油焚きではあるが「本物」の蒸気機関車である。開園に際し現在日本で唯一蒸気機関車製造をしている協三工業によって製造され、のち1991年に同社の手によりもう一台が増備された。
古き良きアメリカ西部の開拓時代の雰囲気たっぷりのテーマランド。アメリカ河という円状の川が流れている。(この川にはミシシッピ川の水が注ぎこまれている)
このエリアではウエスタングッズが購入できるほか、開拓時代の服装を着て写真を取ることもできる。
主なアトラクションは、パーク内3大マウンテンの一つ「ビッグサンダーマウンテン」、陽気な熊たちが織り成すゆかいなショー「カントリーベア・シアター」、アメリカ河を一周する「マークトウェイン号」がある。アドベンチャーランドから周ってくる「ウエスタンリバー鉄道」の汽車も風景のアクセントとなっている(駅がないので停まることはない)。
アメリカ河の向こうは「トムソーヤ島」として『トム・ソーヤーの冒険』の物語をイメージした自分で歩いて周るタイプのアトラクションになっている。渡るには「トムソーヤ島いかだ」を利用するが、島内は暗いため日没とともにいかだの運航は終了する。
このエリアにある、ハウス食品がオフィシャルスポンサーの「カントリーベア・レストラン」のカレーはオススメである。
小動物(クリッター)の国(カントリー)。エリア内は小動物たちの家や足跡が点在している。後から追加されたテーマランドということもありエリアは狭い。
「スプラッシュマウンテン」導入に際してパーク内で6番目に追加されたテーマランドで、パーク内で唯一エリア変更がなされたアトラクションがある。(「ビーバーブラザーズのカヌー体験」がそれである)
主なアトラクションは、3大マウンテンの一つ「スプラッシュマウンテン」。
西洋のおとぎ話をテーマとしたエリア。ディズニーの有名な作品に関連したアトラクションが多く設置されているのが特徴。また、パーク内でアトラクション数が最多のエリア。高さが51mのシンデレラ城はここに属していることになっている。2020年頃を目途に拡張されることが発表されており、現在その工事が行われている。
初期のころの位置からだいぶ移動しているアトラクションがあるほか、他のディズニーパークでも人気が高い「イッツ・ア・スモールワールド」がある。
その他主なアトラクションは1000人目の亡霊を探している洋館「ホーンテッドマンション」、パーク内で唯一「怖いアトラクション」に認定され注意書きが設定されている「白雪姫と七人の小人」、「プーさんのハニーハント」がある。
プーさんファンにはたまらない「プーさんコーナー」、パーク内で一番高額の商品の購入ができる「ガラスの靴」というショップがあるのも特徴である。
いつも多忙なミッキーが、「ミッキーに会いたい」という小さなゲストの要望に応えて1996年4月15日に大公開された。
トゥーン(漫画やアニメのキャラクターを指す言葉)たちが住む町で、そのこともあり他のエリアに比べて様々なディズニーキャラクターに会える確率が高くなっている。市長はもちろんミッキーマウス。
街中のあらゆるところ、特にダウンタウン・トゥーンタウンには様々な仕掛けがありそれを楽しむのも面白い。
「ミッキーの家とミート・ミッキー」ではその名の通り、必ず映画撮影に忙しい合間にミッキーに会える。
また、以前は「ジョリートロリー」が街中をゆらゆらと揺れながら走行していたが、ある時期から走行しなくなり撮影スポットの一つになっている。ベビーカーを持ち込むゲストが増え、線路に足をとられる危険があったためといわれる。現にかつての線路周辺に存在した隙間は既に埋められ、フラットにされている。
エリア内のショップの一つ「ギャグファクトリー/ファイブ・アンド・ダイム」ではここにしかないガチャガチャができるほか、キャラクターグッズが豊富である。
近未来をテーマにしたエリア。エリア内の樹木が特徴的な形(長方形など)になっている。ただしあくまで「開園当時の近未来のイメージ」なので、開園30年を過ぎた今ではレトロフューチャーの趣もある。そのせいか、ファンタジーランドおよびトゥーンタウンの拡張に伴い、開園以来からのアトラクションが2つクローズされるなどの刷新が予定されている。
ハンバーガーが食べられる「トゥモローランド・テラス」、主なアトラクションでは3大マウンテンの一つ「スペースマウンテン」、シューティングゲームで得点を競い合える「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」、2013年にリニューアルした「スターツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」、モンスターといっしょにかくれんぼ「モンスターズインク・ライド&ゴーシーク!」がある。
また、エリア内にある「ショーベース」では人気が高いショーの一つ「ワンマンズ・ドリームⅡ-ザ・マジック・リブズ・オン-」が公演されている。
▲土休日は混んでいることが多いディズニーランドであるが、それ以外の平日にも混んでいる日がままある。たとえば、運動会シーズンの月曜日。これは振り替え休日となることで来客数が増える。そうでなくても月曜日は有休をとることで長期滞在が可能となるため「例外なく混む」といわれる。これは同様の条件にある金曜日にもいうことができる。
一番混む可能性があるのが首都圏の都県民の日である。この日は該当する都県民は料金が割引となるため、来客数が激増することがままある。実体験を出すと、埼玉県民の日のTDLの駐車場に止まってる車のナンバープレートの多くが大宮や所沢、川越といった埼玉のナンバーだった。
1月から春休み前までの期間は夜7時や8時で閉まることもある「大閑散期」として知られていたが、最近はこの情報が広まったため「特別空いている時期」というのはなくなった。ディズニー側も、閑散期の集客を図り積極的にイベントを打つようになっているので尚更である。
連休の中日やイベント終了直前などあまりに混雑が激しくなると「入場制限」が行われる。原則開園後しばらくしてからその告知がなされるため、開園前に到着すればまず入園できないことはないがとんでもない混雑は覚悟しなければならない。混みそうな日は避けるのが一番である。逆に混雑が見込まれる日にどうしても入園したければ「日付指定のパスポート」を予め購入しておくのが確実である。
混雑時はチケットカウンターで並ぶだけでも時間がかかる。コンビニなどの前売り券を買っておけば安心、といいたいところだが、「現地での引き換えが必要」という券種もあるのに注意が必要だ。この場合チケットカウンターで引き換えなければならないので結局意味が無い。「直接入場できる」と謳っている前売り券を購入するようにしよう。最近ではインターネット上で申し込める「Eチケット」もある。
このようなことがあるのでTDLのサイト等を確認して計画を立てることが大切である。
▲開園時のダッシュは安全のため禁止です、念のため。
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主なチケット料金は次の通り。料金は東京ディズニーランドと同一料金である。(料金は2018年6月現在)
細かな料金改定が実施されることもあるので、最新の情報は常に公式サイト[外部]でチェックすること。