7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します
この物語は、浅井家三姉妹のファンタジーな日常を淡々と描く物です。
過度な期待はしないでください。
あと、役者の実年齢は無視して、脳内補正して見やがって下さい。
江〜姫たちの戦国〜とは、2011年に放送された第50作目の大河ドラマである。全46回。
戦国時代に波乱の生涯を送った浅井三姉妹の中でも、江戸幕府二代将軍・徳川秀忠の正室となり、戦国乱世から泰平の江戸時代まで見届けた三女の江の視点から、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康らの活躍や、彼らと関わり支えた女性達の姿を描く。浅井三姉妹にスポットを向けた大河ドラマは、2000年の「葵徳川三代」以来。
2008年の大河ドラマ「篤姫」で大ヒットした田渕久美子が脚本を手掛けており(篤姫と異なり、書き下ろしのオリジナル作品)、音楽・サウンドトラック演奏もそれぞれ吉俣良・弦一徹オーケストラと篤姫と全く同じである。
主演は、NHKの連続テレビ小説「てるてる家族」で脚光を浴び、「のだめカンタービレ」「スウィングガールズ」などドラマや映画で活躍していた上野樹里。上記の「篤姫」の他にも、昨年に大ヒットした連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」などのキャストが多く集まっていた。
当初は篤姫の高視聴率と50作目記念で注目を集めていたが、史実や実年齢無視以前にシナリオ自体が強引かつ無茶苦茶な展開が話が進むたびに酷くなり、ファンタジーと批評されるなど、戦国時代を扱った大河ドラマとしては二年前の天地人と並んで最低最悪との悪評を残した。ニコニコ動画でも、昨年の龍馬伝や翌年の平清盛に比べて関連動画が少ないことが、ネットにおける人気の無さを物語っている。また、本作を大河ドラマと認めたくない視聴者も続出し、これまた天地人の時と同様、この年の大河ドラマはあくまで坂の上の雲であり、本作はその前座に過ぎないという声も多かった。
あまりの出来の悪さに、これ以上酷い大河は二度と作られまいと当時の視聴者は誰もが思っていたのだが、それからわずか数年でこれに匹敵する駄作が二作も生まれることになるのだが、それはまた別の話である。
▲